2023年に遊んだゲームベスト10
ここでは今までTwitterでやっていたことの補完として、今年遊んだ40本弱のNintendo Switchのゲームで面白かったものをランキング形式で紹介してみます。 一部は今年発売ではないものもありますが、まあ最近のゲームということでどうにか。
では以下に今年のベストゲームを紹介していこう。例によって小規模作品ばっかりプレイしているので、たぶん大方の意見からは外れていることと思われるが、
その分知られていない作品も多いはずなので、気になったらぜひプレイしてみてほしい。
10位:溶鉄のマルフーシャ
発売:PLAYISM 制作:hinyari9
厳しい税金に耐えながら壁を防衛するアクション。
可愛い女の子がものすごく厳しい世界で必死に生き残っていく世界観はなかなか印象に残るものがある。
一方でランダム成長アクションとしてはだいたい正解が決まっており、ただ火力を上げて撃ちまくるだけなので何度もプレイしたくなるかと言われると微妙。
9位:Right and Down
発売・制作:mc2games
右か下に移動するだけのシンプルなボードゲーム風RPG。
移動先に敵がいれば戦闘、アイテムがあれば獲得を繰り返して進んでいくという実に単純な内容だが、
罠を選ぶか戦闘を選ぶかの選択やアイテムの購入、特定の動きで発動できるスキルがあるので意外と頭を使う。
キャラや難易度の種類もいろいろあるのでなかなか楽しめた。
8位:デビラビローグ
発売:ケムコ 制作:EXE-CREATE
ケムコのいつものRPG制作会社がSlay the Spire系に挑戦した一作。
グラフィックはそこそこなものの演出はしょぼいが、これ系のゲームはあんまり派手さが必要とされないので相性は抜群。
デッキとカードの数は非常に多く、徐々にアンロックされるのでいろんな戦略を試しながらじわじわ進める。
地味でも頭を使うゲームが好きな人にはぴったりだろう。
7位:Vampire Survivors
発売・制作:poncle
斬新なシステムで話題をさらい、フォロワーも次々に出てくるようになった革命児。
レベルアップでランダムに成長し、徐々に激しくなってくる敵の猛攻に耐えるというシステムはやはり革新的であり、シンプルながらも何度もやり直したくなる。
その上でキャラクターやマップ、隠し要素がバカスカ追加されるので、ボリュームも十二分。
ある程度最適解が構築されてくるとさすがに単調になってくるが、システムとしては大いに発展可能性を秘めていると思う。
しかし吸血鬼はいつになったら出てくるのか。
6位:Before We Leave
発売:Team17 制作:Balancing Monkey Games
町から国、星へと規模が拡大するリアルタイム町づくりシミュレーション。
資源を生産し、人口を増やし、建物を建てて町を発展させるというのはよくあるシステムだが、物流の管理が結構細かいのと、複数の星にまで町が広がっていくのが特徴。
後半は惑星間貿易が必要になってくるので、資源のやり取りに結構気を使わないといけない。
その上で宇宙規模の災害が襲ってきたりするので一筋縄ではいかないが、その分やりがいもある。
5位:パラノマサイト FILE23 本所七不思議
発売・制作:スクウェア・エニックス
東京都墨田区に伝わる怪談である本所七不思議をテーマにしたホラー、というか超能力バトルサスペンス。
元となる伝承と舞台設定、オカルト要素と能力バトル要素がいい感じに組み合わさっており、独特の雰囲気を醸し出している。
複数のメインキャラクターからなるザッピングシステムを導入しており、それぞれの思惑に従って行動するキャラクターはなかなか魅力的。
その上で意表を突いた仕掛けが施されている箇所もいくつかあり、そうした点も楽しめた。
4位:Terraformers
発売:Goblinz Studio 制作:Asteroid Lab
Goblinz Studio名物の渋いシミュレーションの中でも随一の完成度を誇る一作。
火星に都市を建設して建物を建てたり、資源を採掘したり、海にサメを放ったりして発展させていく。
資源に住民の支持、テラフォーミング用パラメータと要素はかなり多いが、わりと直観的なプレイでもある程度なんとかなる親切設計がうれしい。
行える建築等のプロジェクトはカードで配られるのでランダム要素があり、時間で入れ替わるリーダーもそれぞれ能力が違うので、単調にもなりにくい。
動作が不安定なのが唯一の欠点だが、ロードもそんなに長くないので急に落ちてもまあ我慢できる。
3位:One Step from Eden
発売:Humble Games 制作:Thomas Moon Kang
今年の新作ではないけど非常に面白かったのでここで紹介したい。
ロックマンエグゼ的な固定画面アクションとSlay the Spire系デッキ構築のシステムを組み合わせ、多彩な戦略性と激しいバトルが展開される。
キャラクターによってかなり使い勝手が違うし、特化型デッキのバリエーションもとても豊富。
おまけにザコもボスもかなり手ごわく、ハイスピードで展開される攻撃をさばきながら反撃しなければいけないので非常にやりがいがあった。
2位:ローグ・レガシー2
発売・制作:Cellar Door Games
さらなる発展を遂げたローグライクアクションの新境地。
プレイのたびに探索型アクションのマップが丸ごと生成されるので、常時ランダム性のあるバトルと探索を楽しめる。
その上でクラス・武器・スキルも多彩で、組み合わせ次第でいろいろな戦い方が生まれるし、じわじわと永続強化ができるので何百回もプレイできる。
難易度はかなりのもので1周も結構大変なのに、真のエンディングには(スキップなしでは)9周も必要というのも大変だがボリューム的には大満足。
1位:The Binding of Isaac: Repentance
発売:Pikii 制作:Nicalis, Edmund McMillen
ローグライクアクションの元祖の、ついに来たコンシューマ移植。
その中身は期待通りであり、Rebirthから見るとボリュームは倍どころか、3~4倍くらいはある。
新しいエリア、キャラクター、アイテムやモードがあり次から次へとアンロックされるが、数ヶ月やっても終わることがなかったほど。
本作の魅力であるランダム成長と探索要素、戦略性もますます強化されており、さらなるヤバい難易度のキャラも実装。
非常にたっぷり遊んだのでその成果は攻略ページにまとめている。
という感じが2023年のベストゲームとなった。
今年は前半にアイザックとルドラRTA関係をやっていた分、細かな更新はあまりできなかったが、ゲームはいつも通り遊んでいた。
今年遭遇したゲームはアイザックをはじめ骨太なものが多く、1本あたりのプレイ時間がかなり多かった印象がある。
Nintendo Switch 2023 ~今年の振り返り~というページがあったので見てみると、総プレイ時間820時間のうち、アイザックが4割近い309時間、ローグ・レガシー2が87時間、デビラビローグが47時間で上位だった。案外デビラビローグがたっぷり楽しめた。
月ごとのプレイ時間とか、好きなジャンルの傾向とかも分析してくれるのでSwitchでよく遊ぶ人は見てみるといいだろう。
ともかく、来年も引き続き好きなゲームを遊んで、紹介とか攻略とかしていきたいと思うので、気になったらちょくちょくサイトの方をチェックしてみてほしい。