ここでは、Nintendo Switchの主にダウンロード専用ソフトの中から、自信をもっておすすめ、とは言えないものの、やってみると結構遊べたり、妙な魅力があったりして、いい感じのゲームをレビューつきで紹介しています。
バッチリおすすめできるものは以下にまとめていますので、まずはそちらをご覧ください。
Nintendo Switchダウンロードソフト
おすすめ作品一覧
ゲームジャンル一覧 |
---|
アクション RPG シミュレーション |
アクション
Momodora: 月下のレクイエム
発売:DANGEN Entertainment 制作:Bombserviceブラジルの制作会社が手がけたアクションRPGで、シリーズ4作目らしい。
まさにメトロイドヴァニアといった感じで、広いマップを探索しながらアイテムを集めて、敵と戦う。
特筆すべきはドット絵のグラフィックで、日本的なデザインのかわいい女の子キャラが多数登場する上に、アニメーションが実に細かい。
一方アクションの方は敵の攻撃力が高めでかなりピーキーなバランス。ボス戦もそんな感じだが、シビアなアクションが好きな人は楽しめるかもしれない。
Metal Unit
発売:NEOWIZ 制作:JellySnow Studioタイトル絵ではロボットものに見えるが、パワードスーツを装備した美少女が戦う2Dアクション。
ステージやアイテムにランダム要素があり、種類豊富な近接・遠距離武器やサポート装備を組み合わせて戦っていく。
アクション部分はなかなかに面白く、ドット絵や女の子のイラストも高水準。
ただし、壮大な話なようで実際はスットコドッコイなストーリー面が評価を落とすかも。
カブボーイの冒険 ~税金払うなんてイヤだ!~
発売:Digital Bards 制作:Snoozy Kazoo見た目はかわいいけど書類を破り捨てるのが趣味というヤバげな主人公カブボーイの、脱税から始まる物語。
2Dゼルダ的なアクションで、人々と会話しながらアイテムを集め、簡単なダンジョンを攻略していく。
キャラはかわいく演出も印象に残るが、アクション部分のつくりは今一つでボリュームも少なめ。
一応クリア後のエンドレスバトルモードなんかもある。
スクラップノート
発売:RockGame 制作:SpiffyBitポーランドの人たちが作ったクラフト&サバイバルゲーム。
未知の島に不時着した主人公は、スクラップからアイテムを作りながら脱出を目指す。
素材を掘ってアイテムをクラフトし、家具や畑も作れるというこれ系のゲームで定番の要素はだいたいあるし、敵が攻めてくるので砲台で拠点を防衛するなんてことも。
堅実な造りでそこそこ楽しめるが、ちょっとクラフト要素や展開が単調かもしれない。
ギャラクシーチャンピオンテレビ
発売:Silesia Games 制作:aQuadiun銀河を統一政府が支配する世界。そこで許されている娯楽は、賞金をかけて挑戦者が戦い抜く番組「Galaxy Champions TV」のみだった・・・という展開は、SFC時代の怪作「SMASH T.V.」をリスペクトしたものだ。
中身もあちらほどイカれた雰囲気はないものの、同作の流れを継承しつつランダム成長要素を足したツインスティックシューターとなっている。
プレイヤーは敵がワラワラ出てくるアリーナでさまざまな銃を使いながら戦ってゆき、1部屋突破ごとにランダムなパワーアップを得られる。
ステージは6×4と短く、敵の種類も多くないものの、強化システムはいい感じのバランスで、能力を上げたまま2周目に挑めるモードもある。
溶鉄のマルフーシャ
発売:PLAYISM 制作:hinyari9人権がヤバい軍事国家で、門の防衛に女の子が駆り出されるシューティング。
押し寄せてくる敵を撃ちまくって撃退して、門を破壊されないように守っていく。Elona Shooterに近いシステムだ。
一日が終わると税金が天引きされた報酬が得られ、ランダムで強化や武器が買える。賃金をどうにかやりくりして生存を図ろう。
ハイスピードでテンポはいいし、ビジュアル面は大変すばらしく、多数登場する女の子はとてもかわいい。
ただし戦略性に欠ける面があり、単調になりがちなのが欠点。
Rogure Explorer
発売:eastasiasoft 制作:Zoo2D横画面のシンプルなアクション。
空中に浮かぶ武器で攻撃し、各マップの踏破を目指す。レベルアップで能力を獲得できるほか、素材を集めて武器を作ったり強化したりもできる。
最初は簡単だが、後半の敵の強化が激しいので結構やりごたえがある。
全体的に丁寧なつくりで、ボリュームもそこそこだが、展開に変化が少ないのが惜しいところ。
ゴッド・オブ・ウォール 魔宮の秘宝
発売・制作:トムクリエイト全編に古代エジプト風な雰囲気が漂うパズルアクション。
壁にある壁画ははがすことができ、別の場所にセットするとリフトが動いたり、アイテムが手に入ったりする。壁画のパーツを集め、最終的に壁画を全部埋めるとゴールの扉が開くというシステム。
若干操作性に難があるが、どの壁画をはがしてどこに貼るかというパズル要素はなかなかで、秘宝の収集要素もあり、全40ステージとボリュームも十分。
音楽やグラフィック、ボスなど全編エジプト風の世界観もいい感じ。
Reventure (レベンチャー)
発売・制作:Pixelatto Gamesスペインの少人数スタジオが開発した2Dドットアドベンチャー。
「100のエンディングの伝説」という謳い文句通り、プリンセスを救いに行くはずの主人公の冒険は、しょっちゅう意外な結末を迎える。
王様に反逆したり、ドラゴンに愛を伝えたり、釣りにハマったりと、何かしら行動を起こすたびにエンディングになり、世界がちょっと変化して最初に戻る。
奇抜な展開の数々は面白いが、謎解き要素というよりは奇行を繰り返してエンディングを探す必要があり、ちょっと面倒になってくるところがあるかも。
それでも100個目の展開は衝撃的だし、BGMもなかなかいい。
Throne Quest Deluxe
発売・制作:Valorwareシンプルなドット絵の爽快アクションRPG。
シームレスで広大なマップやダンジョンを探索して敵を倒し、アイテムを集めていく。王冠ともう一つの入手が目的と思われる。思われる・・・と言ったのは、何とこのゲーム、ゲームタイトル以外の文字が一切存在しない。とはいえ内容は複雑ではないので、あまり戸惑うこともないだろう。
アイテムには品質があり、ドロップや宝箱で手に入るというハクスラ的要素も。雰囲気はウルティマ外伝に近いかもしれない。
攻撃はオート連射できるが、敵はこちらを発見すると逃げ回りながら弾を乱射するので戦闘は熾烈。戦いは次第に激しくなっていき、数十体の敵が部屋にひしめき飛び道具を投げまくるラストダンジョンの様子は悪い冗談かと思うほど。その分バリバリ倒していく爽快感は抜群。
さくっと手軽にアクションを楽しみたい人におすすめだ。
ロック・オブ・エイジス:メイク&ブレイク
発売:3goo 制作:ACE Team南米チリの人達が作った変な岩転がしゲーム。
いくつかゲームモードがあり、メインの攻城戦は自コース上にユニットを配置して敵を妨害しつつ、相手の妨害をかわして敵の本拠地にたどり着くというもの。
コースギミックを作れるレースゲームのような感じで、相手を場外に吹っ飛ばす嫌らしい配置を作って見事罠にはまるのを眺めるのが楽しい。
またストーリーモードはモンティパイソン的なイラストアニメが特徴的で、歴史上の人物が登場するものの、ラスプーチンとか修復に失敗したキリストの絵とか人選がおかしく、果てはスパゲティモンスターまで出てきて、アニメと合わせてものすごくシュール。
序盤のバランスが悪めなものの攻城戦は戦略性が高く、慣れてくるとどのモードもなかなかやりごたえがある。
クラシックをロック調にアレンジしたBGMもいい感じ。
Niffelheim
発売・制作:Ellada Games北欧神話の氷の世界「ニヴルヘイム」にうっかり来てしまった戦士が、神の国アースガルズに行くために頑張るゲーム。
マインクラフト的なクラフト&サバイバルゲームであり(ビルダー要素はない)、そこら辺に生えている草や野菜を採ったり、動物を狩ったりして生活手段を確立していく。
氷の世界だけあってサバイバルは困難で、夜になれば骨が襲ってくるし、装備は壊れるし、素材はカツカツ。おまけに装備を強化しても敵の強さもどんどん上昇するため、いつまでも楽にならない。
めちゃくちゃ厳しい環境での生き残りに挑戦したい人はやってみよう。
RPGolf Legends
発売:ケムコ 制作:ArticNetアクションRPGとゴルフが
広大なフィールドには敵がひしめくとともにゴルフコースが設置され、戦闘とゴルフを交互に行っていく。
打ったボールを自分で追いかけて次を打つゴルフゲームは初めてかもしれない。ボス戦などは戦いながらゴルフすることになるので、なおのこと大忙し。
その他ジョブチェンジやクラフト、クエストなどRPGっぽい要素も多数ある。
若干不親切な部分があるのと、両者の要素がバッチリかみ合っているとは言い難いものの、ゴルフ部分はしっかり作ってあるし、不思議な魅力があるゲームだ。あとボス戦をはじめとしてBGMがとてもいい。
・中盤のオウム捕獲は、打ちっぱなし東の洞窟付近のクモのドロップから網を作り、オウムのいる木に向かって打ち込む。
・ボスの倒し方でちょっと苦労するかもしれないので攻略を。砂漠のボスはレーザー攻撃の後、叩いて吹き飛ばすことで岩が壊せる。
・ツンドラエリアのボスは、弾をぐるぐる回ってかわし、敵が地面に降りたら下に出るゴルフボールをぶつけ、尻尾から登って頭を叩く。
・スカイ島のボスは、全方位ショットの後に動きが止まったら、電力を供給しているパネルを狙ってショット。
・ラスボスはしばらくは回避に専念し、イベントが起きたら同時レーザー後に攻撃。かなりしぶとい。
・スカイ島のダンジョンクエストをすべてこなすと強力なクラブがもらえるので活用しよう。
・マップ北西のはじまりの島は終盤に入れる。隠しボスを倒すと、攻撃重視(カオス)か距離重視(オーダー)のクラブが作れる。
Broforce
発売:Free Lives 制作:Devolver Digitalどこかで見覚えのあるヒーロー達が銃を撃ちまくって戦う2Dアクション。
登場する多数の「アニキ」は、ベトナムで戦う人、エイリアンと戦う人、未来からやって来たロボ、透明になれる戦士など既視感のあるキャラばかり。そいつらが一堂に会してアメリカの敵と戦う豪華な展開だ。
システムはシンプルなジャンプアクションで、マップ上には敵やトラップが設置されており、攻撃で地形を壊して意外な方向から進んだりもできる。
撃ちまくる爽快ゲーかと思いきや、キャラの体力は1しかなく仲間を救出しないと残機が増えないのでいきなりやられることが多々あるし、使えるキャラもランダムなのでなかなか思い通りに進めない。
またロードが長いのも結構リトライが面倒になっている。
マルチプレイでわいわい楽しむパーティーゲームの類と考えるのがいいだろうか。
Whispike Survivors - Sword of the Necromancer
発売・制作:Grimorio of Games早速出たヴァンサバフォロワー。ソード・オブ・ザ・ネクロマンサーのスピンオフである。
植物系モンスター「ウィスパイク」を操作し、周囲から迫ってくる敵の攻撃から生き残る。
システムはまんまインスパイア元と同じであり、違うのは宝箱システムと、ゲームオーバー後に種が手に入り、より強い自機でスタートできる点。
宝箱の方はやたらと出る代わりに、スロットを当てないと強化が手に入らない。レベルアップは途中で頭打ちになるので必然的にスロットが必要になるのが厄介だが、難易度を下げると露骨に簡単になる。
種システムはよい成績で終わると、その分初期能力の優れた自機で始められるというもの。本家に比べてあんまり発展性がないので、あくまでミニゲームといったところ。
ジェット・セット・ナイツ
発売・制作:ラタライカゲームススペインの小規模開発チーム制作のシンプルな1画面防衛アクション。
マリオブラザーズみたいな画面で中央にいるお姫様めがけてモンスターが迫って来るので、到達されないように倒していく。
敵はウェーブでやって来るので、武器を拾ったり特殊効果のアイテムを使ったりして戦おう。まもって騎士みたいなシステムである。
その他装備アイテムやガチャ、デイリーボーナスなどもあるが、ステージが5つしかないのでボリュームは不足気味。
複数人での協力プレイや対戦プレイができるのがウリかも。
リドルドコープスEX
発売:COWCAT 制作:Diabolical Mindゼノンヴァルキリーと同じスペインの人が作ったレトロ風アクションゲーム。
見下ろし画面で、四方八方からゾンビがワラワラやってくるので、銃を撃ちまくって撃退しよう。
まさに昔ながらのアクションという感じで、ストーリーモードではお金を使ってキャラの強化や解放ができるほか、強化が自動のモードやサバイバルモードもあり。
後半の敵の物量がすさまじく、ほぼ最高段階まで強化しないととてもクリアできないが、その分ボリューム感は増えている。
日本語に対応していないが、読めなくてもそこまで問題ないはず。
カルマナイト
発売・制作:UltramarineSoftアジアンな雰囲気漂う未来世界が舞台の2Dアクション。韓国の2人組が作ったようだ。
敵に近づいて攻撃ボタンを押すと自動で接近して攻撃する「マークアタック」というシステムが特徴で、これにより簡単操作でスタイリッシュ攻撃が繰り出せる。
オブジェクトに対してもマークアタックすることで移動でき、回避やトラップ突破にも使える。トゲなどの配置が結構嫌らしいが、まあちょっとしたアクセントということで。
その他ひるんだ相手へのトドメ、コンボ攻撃、魔法など多彩な攻撃手段があり、お金で強化することもできる。
スタンダードな爽快アクションとして楽しめるだろう。
Reflex Unit 2
発売・制作:ROBOSARU Games日本が謎のドローン軍団の襲来を受けた!こちらも戦車で対抗だ!という3Dアクション。
自機は脚部と武装を選択でき、武装ごとにシールドなどのスキルも使える。
見下ろし気味の視点で、敵はうじゃうじゃ出てくるのでステルスアクション的なところがあるかもしれない。
ボリュームは控えめだが、オンライン対戦なども可能。
RPG
モン娘ぐらでぃえーた
発売:わくわくゲームズ 制作:ZephyrStudioモンスター娘の地位向上のために闘技場で勝ち抜いていく育成型シミュレーション。
モンスターファーム的な育成・戦闘システムに、Slay the Spireのランダムを追加しており、構築したデッキから配られるカードを使って毎ターンの育成を行っていく。
全13種類のモン娘はどれもかわいく、戦闘システムもモンスターファームそのまんまだが面白い。
ただ、1プレイがあっさりしている上にボスなどもなく、システム上モン娘は毎回使い捨てとなってしまうし、ボリューム不足は否めないところ。他のインディーゲームとコラボしているなど斬新な部分も多いのだけど。
DUNGEON RUSHERS
発売:H2 INTERACTIVE 制作:Goblinz Studioスタンダードながら案外奥が深い2Dダンジョン探索RPG。マップを探検し、罠やアイテムを発見しながら敵と戦っていく。
一見して普通のRPGだが、スキルツリーによる成長やアイテム作成などのバランスがよく、敵も手強く戦略性が豊富。
翻訳はポンコツだが、ストーリーやキャラの掛け合いも妙な魅力がある。ボリュームも十分あり、簡素な世界樹の迷宮みたいな感じで楽しめる。
全体的に動作が怪しく、バグが目立つのがわりと難点。
Legend of Keepers: Welcome to the Dungeons Company
発売・制作:Goblinz Studio悪のモンスターの支配者になってヒーローを倒すという、わりと見るけど未だにわくわくする設定のRPG。
プレイヤーはダンジョン内にモンスターや罠を配置して、マスターが倒されないように侵入者を撃退しなければならない。
ダンジョンは一本道なので自由な設計はできないが、発動させる罠の選択やモンスターへの指示ができる戦闘パートに加え、資金を稼いでモンスターや罠を強化する育成パートがある。
ウリはターン制の戦闘で、敵味方ともに多彩な能力とスキルを有しており、属性耐性なども細かく設定されているので、的確に相手パーティーへの対策を立て、バフや状態異常をかける必要があるなど戦略性も十分。
ヒーローは能力が高くスキルも厄介なので、絶妙な連携を組み立てないと勝利はできないだろう。
ゲームとしては面白いものの、言語を日本語にするとちょくちょくエラー落ちするなどバグが多いのが残念。
ドラゴンラピス
発売:ケムコ 制作:EXE-CREATE竜退治はまだまだ飽きない・・・ということでドラゴンシンカーの続編的作品。
やはりレトロ風コマンドRPGで、ジョブシステムに「成長盤」が加わり成長が自由に行えるように。
それ以外のストーリー、演出、ダンジョンの仕掛けなどは並以下で、正直微妙。
成長システムは自由度があり、敵もそこそこ手強いのでやりごたえがあるのが唯一の救いという感じ。
あとはルドラの笹井さんサウンドも魅力ではある。
アルバスティア戦記
発売:ケムコ 制作:EXE-CREATE天上界の柱を守る巫女とお兄ちゃんのいつものレトロ風ファンタジーRPG。
今回は100人以上の仲間が登場するのが特徴で、3チーム計12人まで戦闘に参加できる。仲間は職業や種族もさまざまで、特技も多彩なため、組み合わせは無限大。
全体的にインパクトに欠けるものの、クリア後の展開ややり込み要素は非常に濃密。
あと音楽はこれまた笹井さんである。
妖談寺
発売・制作:ケムコサクッと遊べるシンプルで古典的なローグライク。
さまざまな妖怪から自キャラを選び、10階層のダンジョンに潜っていき、巻物を3つ集めてボスを倒せば新たな妖怪が解放される。
全体的に小粒なボリュームだが妖怪は21種類と豊富で、それぞれ4つのスキルを自由に成長させられるのでプレイの幅は広い。
難易度もなかなか手強く、限られたアイテムやスキルを活用していく戦略性がある。
ルーンストーン・キーパー
発売:CIRCLE Ent. 制作:Blackfireパズル的な要素が強めなダンジョン探索ゲーム。
伏せてあるマップタイルをめくりながら、遭遇した敵と戦ったり、アイテムを拾って強化したりして進んでいく。
敵は攻撃するまで動かないが、倒さないと道がふさがれる。遠距離からどんどん攻撃してくるやつもいる。敵の能力は多彩で厄介なので、残りリソースと相談しながらスキルやアイテムを駆使して突破していく戦略性が魅力だ。
難易度はかなり高めで、ステータス強化を十分行った上で、効率的に進んでいかないとクリアは難しいだろう。
中国製ゲームにありがちなハチャメチャ翻訳なのはまあ仕方ない。
シミュレーション
Nercosmith
発売:Merge Games 制作:Alawar怪しい世界に閉じ込められたので、死体を蘇らせて操って敵を倒しつつ、脱出を図るゲーム。
マップ内には身体のパーツが落ちており、5つ組み合わせると蘇らせてユニットにできる。
ユニットは定番の骨やゾンビから、トレントや巨人、悪魔やロボまで多彩で、パーツごとに能力も変わる。
ユニットは自動で周囲を探索し、押し寄せる敵と戦ってくれる。敵から本拠地を守りながら、アイテムを集めるRTSタイプのゲームとなっている。
システムや操作性に不親切な部分はあるものの、いろんなモンスターを自由に組み上げて激しい集団戦が展開される様子はなかなか楽しい。
・普通にプレイしていると、敵のものすごい物量に押し負けてしまうだろう。部屋のアップグレードに加え、敵出現の仕組みを理解するのが大事。
・新たな敵は時間経過で湧くのではなく、敵の拠点にある程度接近すると発生し始める。つまりまんべんなく探索していると四方八方から襲われることに。
・なのであまりランダムに動かさず、城付近に守りを置いたら操作ユニットで中央から螺旋状にマップを巡り、拠点をつぶしていくのがポイント。その間にタワーをアップグレードしてユニットを強化しよう。
・防衛にはノックバックのあるマンティスや炎のエレメンタルが頼りになる。
・マップをじっくり巡ると、6つの帰還用設計図が手に入る。6つ目を作って一定時間絶えるとクリア。
・部屋のアップグレードはパーツ入手系が重要。設計図強化も効果が大きいが、最大まで上げるとオーバーフローするのか低レベルのものが出やすくなるので注意。
World for Two
発売:room6 制作:Seventh rank大災害ですべての生物が死に絶えた星で、博士が作り出したアンドロイドを操作して生命を生み出していくゲーム。
やることは簡単なDNAのミックスで、造った生物に適切なDNAを組み合わせると、新たな種が生まれる。
なるほど進化をシミュレーションしたゲームなのかと思いきや、そこまで系統樹に沿っているわけでもなく、造った後の生態が見られるわけでもないので、そういう点では不満は残る。おまけに「鳥人」とか「玄武」とか予想外の生物までいたり。
一方で非常に丁寧なドット絵や、ピアノと弦楽器によるBGMは素晴らしく、なおかつ過去にどのような災害があり、なぜ博士は生物を造ろうとしているのかというストーリーは非常にしんみりくるものとなっている。
大繁盛!まんぷくマルシェ
発売:フライハイワークス 制作:アソボックス王国の道具屋さんと同じデベロッパー制作の青空レストラン経営シミュレーション。
女の子が主人公で、ストーリーやキャラクターも女性向けな感じ。
システムも王国の道具屋さんに近く、食材を集めてヒントをもとに料理を開発し、お客さんに販売していく。
主人公が考案するこの「ネオ料理」はかなりアレな方向にクリエイティブで、トマトに足が生えたやつとか、ハチミツぶどうおにぎりとか、緑のたい焼きにタコが刺さっているとかインパクト抜群。
スマホ版からの移植ということでスタミナ回復は爆速だが、食材を集めて自動で売るだけなのでやることは少々物足りない。
ギャル系魔女とか魔王を目指す漁師とか個性的なキャラで、会話も豊富なので、そちらを楽しむのがメインだろう。
Mars Base
発売:KZ Games 制作:Freedom Gamesプレイヤーは火星開拓のため、単身不毛の地に降り立つ。そこで待ち受けているのは過酷なサバイバル・・・ではなく、わりとゆるい火星牧場物語であった。
そこら辺の素材を掘って建物を建て、作物を育て、販売してお金を獲得したり装備をアップグレードしたり。
さらに動物も飼えるし、釣りやレースなどミニゲームもあり、洞窟で敵と戦うこともできる。
建物の種類は結構多いし、家具なども自由に置いて火星を好きなようにデザインできるが、住民との交流やイベントはそう多いわけではなく、わりと単調になるのが惜しいところ。
Bad North
発売:Raw Fury 制作:Plausible Concept舞台は孤島の修道院。そこに四方八方からノルマン人、つまりヴァイキングが襲撃をかけてくるので、どうにか守り抜くリアルタイムストラテジーだ。しかも作ったのはヴァイキングの子孫といえるスウェーデン人。
対するこちらのユニットは剣、槍、弓の3種類のクラスがあり、それぞれ得手不得手があるので、次々と襲い来る敵に的確に対処していくのがポイント。
それぞれのマップには高低差があり、ユニットのレベルアップやアイテム装備を行いながら多数のマップを攻略していく。
システムに物足りなさはあるものの、多人数戦闘の楽しさはそれなり。
迷宮経営SLG -ZombieVital DG-
発売:メディアスケープ 制作:StudioGIWちらほら見かける、モンスターのいるダンジョンを設計して発展させるシミュレーション。
ただし本作は冒険者を撃退するのではなく、わくわくする冒険を提供してご満足いただくことが目的であり、そのためにはモンスターを倒させ、宝箱を取らせなければいけない。
逆にどんなにモンスターがやられても負けはないので、何を目指せばいいのか戸惑うが、いろいろやっているうちに実際のRPGのような質の高いダンジョンが作れるようになるだろう。
全体的にUIはいい感じだが、敵味方のグラフィックがなく、ストーリーのようなものもないので、ボリュームはかなり物足りない。