対戦やろうぜ!
Nintendo64編


ここでは、Nintendo64のおすすめ対戦ソフトを紹介しています。
同時期にPSが流行っていたせいもあり、今一つ知名度が低いこのハードですが、
総ソフト数が少ない代わりに名作の割合がやたらと高く、特に大勢で対戦して盛り上がれるゲームが多数あるために、
64は最強の対戦用ハードだと思っています。
以下では、そうした64の対戦の面白さを伝えるために、おすすめの対戦用ゲームと、その遊び方を記載しました。
それぞれのソフトは、
熱中度(テレビの周りにどれだけ熱い空間が形成されるか)、
友情度(周りの連中とどれだけ激しいケンカになるか)、
難易度(どれだけ初心者に「こんなのやめてマリオカートにしようぜ」と言われやすいか)、
疲弊度(終わった後、どれだけ手が痺れるか、まっすぐ歩きにくくなるか)、
永遠度(飽きずにどれだけ長く続くか、もう一回やろうぜ!になるか)
の5つの項目で評価し、さらに[レース]のように含まれる要素を表示した上で、
主な遊び方などをご紹介していきます。

なお、その他のNintendo64のおすすめソフトについては、
↓のページにまとめてあります。
隠れた名ハードを楽しむ
Nintendo64ソフト傑作選

マリオカート64

[レース]
熱中度 3 ★★★☆☆
友情度 3 ★★★☆☆

難易度 1 ★☆☆☆☆
疲弊度 4 ★★★★☆

永遠度 3 ★★★☆☆

こうして見るとやはり対戦ゲームとして理想的なソフトである。
64としては標準的な熱中度を持つ。ただ走るだけなので難易度も易い。
疲弊度を4としたのは、やりすぎるとスティックと親指がこすれてタコみたいのができやすい為である。
対戦方法としては、レースではコースの特徴をいかに掴んでいるかで差がはっきりとしてしまうので、
VSの殺し合いになることが多いだろう。

スターフォックス64

[シューティング]
熱中度 3 ★★★☆☆
友情度 2 ★★☆☆☆

難易度 2 ★★☆☆☆
疲弊度 2 ★★☆☆☆

永遠度 2 ★★☆☆☆

いまいち燃えない感がある。ステージが少ないのがなんともいえない。
やはり対戦は本編のおまけみたいなものである。
しかし、使える機体が増えると、相性がハッキリしてくるので選択画面から熱かったりする。

ディディーコングレーシング

[レース]
熱中度 3 ★★★☆☆
友情度 3 ★★★☆☆

難易度 2 ★★☆☆☆
疲弊度 2 ★★☆☆☆

永遠度 3 ★★★☆☆

これがマリオカートと違う主な点は、車以外も使えることかな。コースも豊富だし。
ただ、同じような理由でバトルゲームが一番面白い。でもそれにはステージが少ないかもしれない。
長ったらしくて効果がわかりづらいチートを入れるとだいぶ勝負はエキサイティングになる。
ミサイル10発モードは一瞬で決着がつくので一度やってみよう。

大乱闘スマッシュブラザーズ

[格闘?]
熱中度 5 ★★★★★
友情度 3 ★★★☆☆

難易度 3 ★★★☆☆
疲弊度 3 ★★★☆☆

永遠度 5 ★★★★★

さすがは対戦ゲームの王者。各所でこれが持ち寄られ対戦が繰り返され、独特の楽しみ方が確立されている。
これが強い人はいくらでもいるが、結局最も重要なのは「いかに盛り上げるか」であるッ。
そのことについては後でじーっくり聞かせるので、お楽しみに。
ちなみに難易度が高めなのは、
初心者は入ろうとしてもよっぽど優秀なフォローが無い限りボコられてやる気をなくしてしまうからである。

WIN BACK

[ガンアクション][デュエル可]
熱中度 4 ★★★★☆
友情度 3 ★★★☆☆

難易度 1 ★☆☆☆☆
疲弊度 2 ★★☆☆☆

永遠度 3 ★★★☆☆

どこへ持っていっても好印象、造りもしっかり安心設計、なのがこのWINBACK。
ガンガン撃ちまくるだけで簡単だし、操作性も良く、
007とメタルギアのいいところを取ったようなガンアクションに仕上がっている。
ポイント制ゲームも、一見大差ないルールに見えるが、実は蹴りで妙にポイントが入るので格闘戦になるという愉快な設定だ。
2人対戦の場合はルールも増え、キャラも大幅に増えるのでじっくり楽しむにもよし。

爆ボンバーマン(シリーズ)

[ボンバーマン]
熱中度 4 ★★★★☆
友情度 4 ★★★★☆

難易度 2 ★★☆☆☆
疲弊度 1 ★☆☆☆☆

永遠度 3 ★★★☆☆

普通のボンバーマンとはちょっと操作は違うがボンバーマンである。 スーファミにおいて最も出現率の高いソフトだ。
立体感が加わったフィールドは、ずっと複雑で熱い。仕掛けも豊富でたっぷり楽しめるだろう。

ラストレジオンUX

[ロボット][デュエル可][2人専用]
熱中度 4 ★★★★☆
友情度 3 ★★★☆☆

難易度 3 ★★★☆☆
疲弊度 2 ★★☆☆☆

永遠度 3 ★★★☆☆

一言でいえばカスタムロボというか・・・ステージは広め。
武器は少し物足りないが、隠し武器を出せば十分に改造が楽しめる。
機体も隠し機体が出れば倍近くになるのでなかなかいいぞ!ニュー・ビーの科学忍法もイカス。
ステージも隠しステージが豊富なので、まとめて隠しコマンドで出してしまえ!

バイオレンスキラー

[ガンアクション][主観視点]
熱中度 4 ★★★★☆
友情度 4 ★★★★☆

難易度 4 ★★★★☆
疲弊度 4 ★★★★☆

永遠度 4 ★★★★☆

おお!すべてのステータスがいいも悪いものきなみ高いぞ!これは真実である。
概要を説明すると、基本的には恐竜やロボットなどのキャラクターが近代兵器で戦いまくるという実にアメリカっぽいゲームであり、
製作者は名作007を参考にして(多少パクったとも)前作に改良を加えており、実に良いデキだ。
特徴的なのは、立体感のあるフィールド。はしごを上ったり、水に潜ったりとバリエーションに富んでいる。
操作はややこしいが、設定で007の操作に変更できたりするので、あっちの熟練者も安心。
チートを入れれば闇夜の戦いなどもできて十分007に対抗できるぞ!
主観視点なので、一体感が高い代わりにこれダメーっていう人も多い。
永遠度が高いのは、バトルは勝利条件を設定しない限りいつまでも続いてしまうからだが、終わらないプレイもけっこう面白い。
BGM、グラフィックもこの辺ではトップクラス。
以前は、このページに公式のヤバい動画があったものの、リンク切れ。

ガントレット レジェンド

[アクションRPG][協力プレイ]
熱中度 3 ★★★☆☆
友情度 5 ★★★★★

難易度 4 ★★★★☆
疲弊度 3 ★★★☆☆

永遠度 2 ★★☆☆☆

実は友情度という値はこのゲームのために作っていたりする。
協力プレイの手本のようなゲームで、4人でやれば、攻撃力は4倍、経験値は4等分、アイテムも4等分。
操作は簡単で、必殺技も爽快だが、細かいアイテムの効果を知るのがややこしい。
4人でやっていると必ず誰かお金、アイテムをちっともとれずダメージばかり食らって脱落する人が現れてくる。
このゲームをやっていると、誰がサバイバル能力が高いか、誰が一番せこいかが露呈してしまう恐ろしいゲームである。

ヘクセン

[アクションRPG][協力プレイ?][主観視点]
熱中度 5 ★★★★★
友情度 5 ★★★★★

難易度 5 ★★★★★
疲弊度 5 ★★★★★

永遠度 5 ★★★★★

「Beyond Evil.
Beyond Hope.
Beyond Any 3-D Game.
Ever Created.」

これが説明書の冒頭にビシッと書いてある文句である。かっこえー。
さてついにその姿を現した、64対戦ゲームの影の帝王、大御所と呼ぶべきヘクセンである。
すべてのステータスが最大なんてウソみたいだが、一つ一つ検証していこう。
熱中度は、怒涛のように押し寄せるモンスターや、パーツを組み立てて作る最終兵器の破壊力、
そしてミノタウロスを召喚して敵をなぎ払う、通称「先生」というアイテムなど、とにかく多彩な展開
に釘付けだ。
友情度という点では、協力してステージをクリアするモードがあり、散らばって謎を解きあったりするかと思うと、
アイテムの分配で殺しあったりと、もうなんでもありだ。
ただ、4人で協力プレイをすると、ホントに収集がつかなくなるのでよしとこう。
操作は、特にアイテムの効果を覚えるのが非常にややこしい。職業で武器も違うし、字も読みづらいし。
あとこれで数時間やった後の消耗はすさまじい。3D酔いとかそういうレベルではなく。
でもそのまま寝込んだりするわけではないのでたぶん大丈夫ですよ。

さて問題は長く遊べるかであり、この点も言うことなし。例えばマリオカートのバトルのステージは4つ。
もうちょっと欲しいと思ったであろう。基本的に多ければ飽きにくいので。多彩なバイオレンスキラーで13だ。とてもじゃないが地形は把握できない。
さて、ヘクセンにおいて、対戦で選べるステージは、何と30!しかも!ワープゲートでそのまま次のステージに雪崩れこめるときた。
そして究極のステージ「飼育場」。ここで本当の地獄を見ることになるぞ。


まだまだ64にはスポーツゲームを始め綺羅星の如く対戦ゲームがあるが、とりあえずこの10本。
このボリュームは圧倒的だぞ!

もどる
ゴッドバード