悪魔城ドラキュラ
歴代ドラキュラ名鑑


このページでは、歴代の悪魔城ドラキュラシリーズに登場するドラキュラを特集しています。
タイトルにもなっている通りドラキュラはほぼ皆勤賞の活躍で、同一人物がラスボスを務めた回数としてはギネス記録なんじゃないかと思うほどです。
そうして毎回蘇る伯爵ですが、そこには少しづつ違いがあるので、その違いをビジュアル面と行動面から明らかにしたいと思います。
最強のドラキュラは誰(あるいはいつ)という疑問にも答えられるでしょう。
当然ながらすべてラスボスを紹介しているのでネタバレにはご注意を。

歴代死神名鑑はこちら

悪魔城ドラキュラ

復活の
経緯
100年に一度、キリストの力が弱まるタイミングで邪教徒が儀式を行い復活させた
強敵度:★★★★☆
第1形態
外見真っ赤なマントを全身にまとい、顔だけを出している。出現時は頭だけで現れ、宙に浮いてマントが出現する
行動1.ワープして出現後、自機狙い3WAYの炎を放つ
第2形態
外見巨大な目、牙と爪をもった怪物の姿。鼻をヒクヒクさせるアニメつき
行動1.ジャンプして移動後、自機狙い3WAYの炎を放つ
記念すべき初代ドラキュラ。ワープして弾を飛ばすというパターンはシンプルだが、定番パターンとしてその後何作にもわたって受け継がれることになった。この3WAY弾がかなり厄介で、ノーダメージで抜けるには絶妙なタイミングでジャンプしなくてはならない。一旦離れて前に跳ぶと避けやすい。
撃破すると首が吹っ飛び、Black Nightの曲とともに「怪物くん」が現れる。こちらは常時攻撃が当たるものの耐久力が高く、ジャンプ時に下をくぐるのは難しい。
武器がクロスの場合は頭の位置に投げまくる必要があるが、聖水3連射の場合は上を押しながらAB連打すると連続ヒットにより動きが止まり、ノーダメージで勝てる。聖水最強伝説の始まりである。ただし聖水を連射つきでここまで持ってくるのは結構難しい。


悪魔城ドラキュラ(MSX)

復活の
経緯
FC版と同じ
強敵度:★★☆☆☆
第1形態
外見赤いマントに身を包んでいるが、中身は骸骨。両手でマントを広げる
行動1.ワープして出現後、角度固定3WAYの炎を放つ
第2形態
外見背後のドラキュラの絵画の顔が動き出す。まばたきをして口を開く
行動1.口からU字軌道のコウモリを無数に発射
FC版と似ているようで見た目も行動もずいぶん違う。伯爵痩せた?
第1形態は、弾の角度が固定な上しゃがんでかわせるのでずいぶん楽。撃破すると肉片が飛び散るが、後ろにある絵画の顔が動き出すというインパクトのある展開に。額の光る部分が弱点。ムチだとジャンプして一撃ずつしか与えられないが、ナイフがあれば有利に戦える。
攻撃力は低いので強さはそこそこ。


ドラキュラII 呪いの封印

復活の
経緯
カミーラ(途中に出てくるボス)が復活させたっぽいが、幽霊のような不完全な状態
強敵度:★☆☆☆☆
外見真っ黒のマントで足がない、デスのような姿。
行動1.分身しつつワープして出現後、円状の炎を複数放つ
第2形態はなし。足がないので白夜の時と同じように幽霊っぽい。4体に分身してワープするという凝った行動をとるが、システム上ヒットストップが長いので体力十分の状態で攻撃し続ければさほど苦労せず倒せる。

悪魔城ドラキュラ(AC)

復活の
経緯
最初からいたようで、突然現れシモンの嫁をさらっていった
強敵度:☆☆☆☆☆
第1形態
外見外は黒、裏地が赤のマントで、その下にはタキシードを着ている。身長はシモンの倍以上
行動1.多数のコウモリに姿を変え移動(当たり判定あり)
2.マントを開きナイフを2本飛ばす
第2形態
外見巨大な灰色の顔面。大きさはシモンの1.5倍ほど
行動1.口を開き破壊可能なコウモリを1匹発射
なぜかいきなりシモンの嫁をさらうという、魔界村かクッパかという威厳に欠ける行動で知られる今回の伯爵。
その実力は最低ランクで、第1形態はコウモリ変化がかわしづらいものの連打すればすぐ倒せ、第2形態はダメージを受けることはほとんどない。なおかつやられた際に顔が崩れるのも情けない。
とはいえグラフィックが格段に向上したこともあり、マントとタキシードという基本スタイルを描写したこと、コウモリ変化を行ったことはドラキュラの歴史上重要である。


ドラキュラ伝説

復活の
経緯
ドラキュラ伯爵がまだ人間だった頃の話で、悪魔の儀式を行い魔王へと変化した(という設定だったが、さらに過去の悪魔城伝説が登場して覆された)
強敵度:★★☆☆☆
第1形態
外見真っ黒なマントに身を包んでいる。細身
行動1.ワープして移動し、上下左右と斜め4方向に順番に弾を飛ばす
第2形態
外見巨大なコウモリに姿を変える
行動1.下方向に破壊可能なコウモリを3匹発射
最初のドラキュラのつもりだったのに後付でなしになった今回の伯爵。
第1形態はスタンダードなワープ型で、弾の方向が単調なので対処しやすい。第2形態はなんとおおこうもりに変化。いつものノリからすると弱体化である。
こちらも左右に移動して弾を放つだけなのでさほど苦労はしない。


悪魔城伝説

復活の
経緯
15世紀の実在の人物ヴラド・ツェペシュ公が、悪魔の儀式を行い魔界の力を得た(という設定だったが、さらに過去のPS2キャッスルヴァニアが登場して覆された)
強敵度:★★★☆☆
第1形態
外見画面左の椅子に座っており立ち上がる。紫がかった黒マントで杖を持っている
行動1.ワープして移動し、自機の左右に炎→真下に炎を出す
第2形態
外見5つの顔と脳がくっついた物体でダメージを受けると顔が徐々に白骨化
行動1.顔から真下に赤い液体を垂らす
第3形態
外見鳥の翼をもった魔神像のような姿。メソポタミア神話のパズズに似ている
行動1.両手から下方に向けて光線を発射
2.足元のブロックが外れて空中を移動する
今回も最初にドラキュラ化した伯爵・・・って前作と同じじゃねーか!というツッコミは置いといて、今作では椅子から立ち上がるという動作が初披露。3段変身も初だ。でも変身した姿はどっちも妙。
攻撃としては第1形態が最も厄介でノーダメージは難しいが、速攻すればすぐ倒せる。ちなみにこのパターンは蒼月のダリオがオマージュしているんじゃないかと思う。第2形態は端に逃げながら飛び道具で。
第3形態は攻撃よりも足場からの落下が恐ろしく、むしろ足場がラスボスである。サイファのホーミングも足場を追いかけてしまう。落ちないように慎重に攻撃しよう。斧がかなり有効。


ドラキュラ伝説II

復活の
経緯
前回では完全に退治されておらず、ソレイユを操って新しい肉体にしようとする
強敵度:★★★★☆
外見マントにタキシード姿で、肩パッドのようなものをつけている
行動1.ワープしながら、8つの螺旋状に飛ぶ弾を放つ
15年という微妙な期間を空けて早々に蘇った伯爵。どうも前回で倒しきれていなかったっぽい。
急ごしらえにもかかわらず実力は前回よりアップしており、ワープが素早い上に曲がりながら飛ぶ弾がとにかくかわしづらい。
見てかわせるものではないので、出現場所ごとの安置を覚えて挑むしかないだろう。


悪魔城ドラキュラ(SFC)

復活の
経緯
ある日墓に雷が落ち、蘇る
強敵度:★★★★☆
第1形態
外見表が青、裏地が赤のマントに身を包んでいる。金髪
行動1.ワープで移動し、しばらく飛ぶかダメージで自機狙いの4WAYになる弾を放つ
2.追尾して、攻撃をすると全方向にショットを撃った後肉になる光球を放つ
3.火の柱を2本発生させ、上空に追尾する火の玉を放つ
4.4本の電撃を落とす
ストーリーとしては初代と同じだが、雷を受けて蘇るというフランケンシュタインじみた復活をとげる。そのおかげか電撃を操れるようになった。
実力は相当なもので、変身はしないもののダメージを受けるにつれて攻撃パターンが変化する。最初の分裂4WAY弾が相当厄介で、接近するとシモンをめがけて分裂するので当たりやすい。離れてクロスで攻撃してムチを垂らして弾を消すという戦法が有効。
次の光球も避けづらいが、なぜか回復アイテムが出る。おそらく唯一の肉をくれる伯爵である。
さらに弱ると音楽がシモンのテーマになり、攻撃はシンプルな電撃に。正直、肉さえ落とさなければ最強に近い実力だったのに。
倒すと日光が差し込み無数のコウモリになって消えるが、これはドラキュラが人間の力では倒せない自然災害的なものだという印象を与える演出である。


悪魔城ドラキュラ(X68000)

復活の
経緯
おそらく初代と同じ
強敵度:★★☆☆☆
第1形態
外見赤黒のマントにタキシード姿。奥に座っており、ワインを飲んでグラスを投げ捨てた後にこちら側へワープする
行動1.ワープして移動し、自機狙い3(あるいは5)WAYの炎を放つ
第2形態
外見初代の怪物を細密にしたような姿で、腕の下にはコウモリのような皮膜がある
行動1.口から炎を連続発射
2.ジャンプして地面に当たると左右に分裂する弾を真下に発射
3.手を振り下ろす
基本的には初代と同じだが演出が大幅にアップ。登場時には画面奥の玉座に座っていて、ワインを飲んだ後に戦闘開始という定番パターンは本作から登場。
第1形態は初代と同じだが、炎が地面を這う、ダメージを受けると3WAYが5WAYになるという微妙な違いも。ワープのテンポがやたら早いのでスピーディーに決着する。
第2形態は若干かわいい。接近すると危険なので、やはり飛び道具勝負がいいだろう。

悪魔城ドラキュラX 血の輪廻

復活の
経緯
悪魔崇拝者による女性を生け贄にする儀式により復活
強敵度:★★☆☆☆
第1形態
外見表が紫(ムービーでは黒)、裏地が赤のマントを身に着ける。銀髪で耳がとがっている
CV:石丸博也
行動1.ワープして移動し、3WAYの炎を放つ
2.ワープ後に上下に破壊不可能な弾を2つ放つ
第2形態
外見ヤギの角の生えた青っぽい悪魔。コウモリの皮膜もある
行動1.ジャンプして接近し、口から炎を発射
2.口から真横に飛ぶ衝撃波
今回はアニメムービーでやたらとしゃべる伯爵。以降の作品と違って、だいぶ若々しいのも特徴である。月下の回想とは会話のタイミングが違う。
例によって奥からワープするが、初回のみ右手を高く挙げるイケイケポーズなのにも要注目。さらにダークネスインフェルノにあたる強そうな弾も今回から使い始める。
だが演出は豪華なものの実力はお粗末で、いつも通りジャンプして叩いていれば倒せる微妙さだ。マリアならなおのこと避けやすい。


バンパイアキラー

復活の
経緯
ドラキュラの姪エリザベート・バートリーが第一次世界大戦を引き起こし、その際の死者を生け贄に復活を果たした
強敵度:★★★☆☆
第1形態
外見表裏ともに青みがかった黒のマントで、下は紺のスーツ。金髪で顔色が悪い
行動1.ワープして移動し、3WAYの炎を放つ
2.ワープ後に下方に炎を放つ
3.ワープ後に連なって空中を回転する炎を放つ
第2形態(ドロテア)
外見紺のローブを着た足のない魔術師
行動1.空中を移動し、画面端に沿って進む弾を左右に放つ
2.上空で分身し、本体以外が真下に光線を放つ
第3形態
外見腰の位置に大きな口がある羽のある悪魔
行動1.攻撃を受けるか時間経過で地面に当たると炎を上げる弾を発射
2.攻撃を受けるか時間経過で腰の口から炎を吐く
3.ジャンプして移動し、骨をばらまく
棺が破れて大量のコウモリが飛び出して出現。ボスラッシュ含む連戦の後なのでこっちがヘトヘトだ。
第1形態はおなじみのワープ攻撃だが、こちらの射程が長い分タイミングよくジャンプ攻撃すれば簡単に炎を消せる。第2形態はドラキュラが変身したようにも見えるが、別人のドロテア・ツェンテスさんらしい。どなた?ともかく攻撃は避けやすく、むしろ体当たりが怖いくらい。
第3形態は魔界村かなと思いたくなるような悪魔王っぽいあれに。でも細い。そこそこ厄介だが、反撃の方向を見切って攻撃しよう。体力が減ると白骨化し、骨をばらまきながらぴょんぴょんする。情けなさではAC版に次ぐレベルだ。


悪魔城ドラキュラXX

復活の
経緯
血の輪廻と同じ
強敵度:★★★★★
第1形態
外見表が紫、裏が赤のマントを身にまとい、黒髪
行動1.ワープして移動し、3WAYの炎を放つ
2.ワープ後に上下に破壊不可能な弾を2つ放つ
第2形態
外見全身が青く、パンツ一丁の角と羽のある巨大な悪魔
行動1.飛行して移動し、手から炎を放つ
2.真横に飛ぶ衝撃波を放つ
巧妙な頭脳プレイに定評のある今回の伯爵。血の輪廻とほぼ同じように見えるが、なんとバトルフィールドのそこかしこに穴が空いており、足場は半分ほどしかない。おまけにその足場を占拠するようにワープしてきて、ぶつかって落とそうとしてくるのだから卑怯千万である。
戦場がいつもより横に広く、見えない位置にワープした場合はただ笑い声だけが聞こえる。ここで挑発に乗って追いかけると炎に当たって落ちる。なんという策士か。
変身後の海パン野郎と化した伯爵も落とすことに特化したような性能で、とにかくでかくて邪魔なうえにふらふら飛び回る。攻撃は貧弱にもかかわらずかなり苦労するだろう。


悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲

復活の
経緯
暗黒神官シャフトがリヒターの迷いにつけこんで操り、その隙に儀式を行い復活にこぎつけた
強敵度:★★☆☆☆
変身前
外見赤黒のマントをつけ、銀髪。顔は灰色でひげがあり、目は赤い
CV:若本規夫
変身後
外見奥で座る本人の周囲に3つの顔、左右に大きな腕、背中に大きな翼
行動1.両手による押しつぶし
2.中央にボスを発生させて潰し、血を吸う
3.画面奥からのビーム
4.3つの首が伸びる
5.3つの首から光線
前回の撃破から5年しか経っていないほぼ最短の復活である(一番短いのは悪魔城伝説→闇の呪印の3年)。シャフトは最後の生け贄がアルカードと言っていたが、なくてもなんか復活できた
変身前は普通なものの、変身後は奥に座る本体に怪物を寄せ集めた追加パーツを取り付けたような珍妙な姿をしており、マルファスさん等を召喚して潰す攻撃もよくわからない。
攻撃は多彩だが、どちらかと言うと手の当たり判定がわかりづらいのが厄介。とはいえ探索型なので、アルカードが育っていればどうってことはない。


悪魔城ドラキュラ 漆黒たる前奏曲

復活の
経緯
この段階ではもっとも初期の時代で、ドラキュラもすでに存在していた
強敵度:★★☆☆☆
第1形態
外見黒のマントでその下にはコウモリの皮膜がある。顔グラフィックありで月下のものに近い
行動1.ワープして移動し、片側に5WAYの弾を放つ
第2形態
外見全身に無数の顔のついた胴体と翼をもつ角のある悪魔
行動1.首のみワープして移動し、8方向に弾を放つ
またもや最初期に挿入したがなかったことにされた系伯爵。親子そろってソニアに求婚するのはやめてほしい。
どちらもワープして弾を放つだけだが、問題があるのは第2形態。背景が胴体になっているにもかかわらず、首だけがあちらこちらにワープしてしまう。足の部分に首が出たりするので、明らかにこれワープしちゃだめなやつである。
戦闘はというと、バーニングモードの無敵があるのでどうとでもなる相手。


悪魔城ドラキュラ サークルオブザムーン

復活の
経緯
カーミラが儀式を行い復活させた
強敵度:★★★★★
第1形態
外見金のふちどりのある赤黒のマントをまとう。銀髪で髪は長く、ひげがある
行動1.ワープして移動し、平行に飛ぶ3匹の赤コウモリを放つ
2.ワープ後に上下段に青コウモリを放つ
3.ワープ後に四方八方に黄色コウモリを乱射する「コウモリクラッシュ」
第2形態
外見何枚もの羽をもち、上下に4匹の生物をつけた紫色の巨大な悪魔。腹の目玉が開く
行動1.上の生物の口から地面に向けてレーザーを放つ
2.下の生物の口から赤い追跡する毒ガスを放つ
3.画面外から隕石を無数に落とす
4.横方向にタックル
5.弱点の目玉の周囲に多数のコウモリを従えて移動
特にベルモンドとは関係ないグレーブズ家のネイサン君に倒される伯爵。冒頭でうっかりオッサンをさらってしまう失態を見せるもその実力はかなりのもの。
第1形態はオシャレな3色コウモリで攻撃。赤と青はいつも通りだが、黄色は四方にばらまかれるので避けづらい。
その後休憩を挟んで、問題の第2形態。これが探索型では最強といえるほど強い。メテオはかわしづらく、弱点の目玉は攻撃中にしか開かない。
体力をある程度削ると本気を出し、ラグビー部仕込みと噂される必殺のボンバータックルを放ってくるが、これのダメージがとにかく強烈な上、上下に逃げても結構追尾してくる。
幸いネイサン君は戦術が多彩なので、召喚が使えるとかなり有利になる。召喚中のDSS交換の小技も使って。


キャッスルヴァニア 白夜の協奏曲

復活の
経緯
滅ぼされたドラキュラの魂がマクシームに乗り移り、その後ドラキュラの遺骸に移って半ば復活した
強敵度:★★☆☆☆
第1形態
外見表が茶、裏が赤のマントで、足がなく宙に浮いている。顔グラフィックはぼやけている
行動1.ワープして移動し、火炎弾を3発放つ
2.ワープ後に上下段に弾を6発放つ
第2形態
外見遺骸が合体した姿で、頭蓋骨に目玉、心臓、触手と牙がついている
行動1.目玉から真横にビーム
2.触手を伸ばして攻撃
シモンのちょっと後の時代に復活した伯爵。50年前(ドラキュラII)と同じ蘇り方だが、本人の言によると不完全らしい。名前もドラキュラファントムとなっている。
第1形態は足がない幽霊状態なのを除けばいつも通り。しょっちゅうマクシームに秒殺されている第2形態は、臓器がめちゃめちゃに合体したグロい姿。沙羅曼蛇のゴーレムみたいだ。
とにかくでかいのでぶつかりやすいが、攻撃は大したことはない。


キャッスルヴァニア 暁月の円舞曲


本作ではドラキュラとの戦闘はなし。ある意味ドラキュラは登場しているが、なぜそうなるのかはプレイしていただきたい。


キャッスルヴァニア


本作でもドラキュラの登板はなし。なんとデスがラスボスを務めている。
一応ヴァルターというヴァンパイアはいるが別人である。


悪魔城ドラキュラ 蒼月の十字架

復活の
経緯
蒼真君がいろいろあってドラキュラになった
強敵度:★★★★★
第1形態
外見赤いオーラをまとった蒼真の姿。左側の玉座から立ち上がる
行動1.ワープして移動し、巨大な斧を出現させ回転させる(Gアックスアーマーのソウル)
2.お供のギャイボンが突撃する
第2形態
外見血の輪廻のドラキュラ第2形態と同じ
行動1.低空ジャンプし、大量のラルヴァを召喚して放ち、お供のハーピーが羽を飛ばし、口からはアグニの炎を吐く
2.無数のイナゴを召喚(アバドンのソウル)
あれ、本作もラスボスは違うんじゃないの?と思われたかもしれないが、バッドエンドの続きであるユリウスモードでは戦うことができるのだ。
正直言って激烈な強さで、第1形態から強力なソウルであるGアックスアーマーを使ってくる上に、第2形態のジャンプがとにかく恐ろしい。
前方にラルヴァを飛ばしつつ、ハーピーが羽をまき、口からは炎という、もはや世界一強いジャンプだとすら言いたくなる攻撃をしてくる。
対処法としては、前半戦はヨーコで距離をとってブルースプラッシュがおすすめ。後半戦では、ジャンプしたら下がってラルヴァのすき間をくぐり、羽と炎をジャンプで避ける。画面端ではジャンプしたらすぐにくぐる。その合間に攻撃という方法で地道にやるしかないだろう。やはりヨーコがやりやすい。


悪魔城ドラキュラ 闇の呪印

復活の
経緯
死神がゼアドとして悪魔精錬士をそそのかし、ドラキュラ復活の器にしようとした。結果的にアイザックを器として復活を果たす
強敵度:★★★★☆
第1形態
外見赤黒のマントに銀髪といういつもの姿
CV:大場真人
行動1.コウモリに変化して移動し、しばらく飛んで炸裂する弾を3つ発射
2.地面から追尾するトゲを発生させる
3.相手の目の前にワープしてつかみ、吸血
4.自分の周囲に爆発を起こす
5.手から地面にビームを放ち、火柱を上げる
第2形態
外見4枚の羽をもった巨大な悪魔で、頭には角がある
行動1.右腕による軌跡の残るパンチ(前後か左右)
2.左腕でつかむ
3.両腕で叩きつける
4.画面奥に行き、突進しつつパンチ
5.画面奥から青い電撃を放つ
6.画面奥から緑色の追尾する光弾を無数に発射
7.画面奥から紫色のビームを発射し、フィールドの周りを周る
悪魔伝説の3年後に蘇った伯爵。蘇るペース早くなってない?ともかく3年前に続きまたもや飼い犬に手を噛まれる形になったし、復活も完全ではなかったようだ。
しかしその実力は舐められたものではない。もともと本作の難易度が高めなのもあり、やたらとパンチで何とかしたがる肉体派の第2形態は手ごわい。
なおかつ、スティールを狙おうとすると例によってタイミングは一瞬(画面奥からの突進時)なので、さらに難易度は上がる。
効果的なスキルを持つI.D.(仲魔)を連れていければ勝利しやすくなるだろう。


悪魔城ドラキュラ ギャラリーオブラビリンス

復活の
経緯
ブローネルがドラキュラの力を利用するために城だけ蘇らせ、ジョナサンたちが彼の絵の封印を解き、ブローネルを死神が始末したことにより復活
強敵度:★★★☆☆
第1形態
外見いつもより装飾の多い赤黒のマントに灰色の肌、オールバックの黒髪
CV:若本規夫
行動1.ワープ移動し、火炎弾を3つ、5つ、3つの順に発射
2.破壊不可能弾を下上下上と放つ
3.多数のコウモリに変身し突進
4.死神が発生させた大量の鎌を吸い込み、吸い込んだ分の弾を発射
5.死神が鎌に変身し、それで地面を叩いて広範囲に爆発をを発生させる
第2形態
外見茶色の身体に赤い角、身長の何倍もの大きさの翼をもった悪魔
行動1.真横にひざ蹴り
2.翼から火炎弾を落としながら横移動
3.ジャンプして手で押しつぶす
4.赤い鎌を3回投げる
5.画面奥に行き、左右から爪を迫らせる 迫り切ると即死攻撃
またもやバンパイアキラーで退治された直後(27年後)に蘇った伯爵。何気にワイングラスの投擲距離はシリーズ最長(どうでもいい)。
別のヴァンパイアであるブローネルに何度復活しても人間を支配できないとなめた口をきかれてしまう。彼は別口でドラキュラの力を利用しようとしていたが阻止され、ドラキュラはなし崩し的に蘇る。
初戦は死神とタッグで、こっちの方がパターンが豊富だったりする。変身後はまたもや肉弾戦タイプで、やたらとジャンプパンチを繰り出してくるので対処しやすい。
即死攻撃が怖いが、パートナー呼びを使えばなんとかなるだろう。


悪魔城ドラキュラ Xクロニクル

復活の
経緯
血の輪廻と同じ
強敵度:★★★★☆
第1形態
外見豪華な装飾の赤黒のマントに灰色の肌、オールバックとGoLに似ている
CV:若本規夫
行動1.ワープして移動し、3WAYの炎を放つ
2.ワープ後に上下に破壊不可能な弾を2つ放つ
第2形態
外見血の輪廻の第2形態が緑っぽくなり、角が長くなった
行動1.ジャンプして接近し、口から炎を発射
2.口から真横に飛ぶ衝撃波
第3形態
外見第1形態のマントが翼のように開き浮遊している
行動1.自分の真下以外の全域に血の雨を降らす
2.手から多数のコウモリを発射
3.画面奥に移動し火の玉を連発
4.血のトゲを4回わたって発生させる
5.地面から爆発を起こす
6.狼に変身し体当たり
7.多数のコウモリに変身し移動
8.手から追尾する赤い塊を出す
血の輪廻のリメイクということもあって基本的には同じだが、第3形態が追加。さんざん使ってきた第2形態を「こけおどし」とか言っちゃってる伯爵。
あと、今までは言い伝えでしかなかった狼に変身するというのを実際にやってくるようになった。
第1、第2形態はほぼ同じだが、追加された第3形態のパターンはとにかく多彩。ワープが多いので攻撃チャンスが少ないが、一つ一つの攻撃の難易度はそれほどでもないので、慎重にかわしながらじっくり攻撃していこう。長期戦なので体力勝負といえる。
ボスラッシュでここまでクリアするのは相当やりごたえがある。


悪魔城ドラキュラ 奪われた刻印

復活の
経緯
バーロウが、ドラキュラの力を借りて自らを生け贄に魂の器を破壊して復活させた
強敵度:★★★★☆
第1形態
外見質素な装飾の赤黒のマントに灰色の肌、長い銀髪
CV:若本規夫
行動1.ワープして移動し、炎を大量に放つ
2.ワープ後に上下に破壊不可能な弾を4つ放つ「ダークインフェルノ」
3.緑の光弾を上空に放って落下させる「フェイタルレイ」
4.マントを振り上げ空中を攻撃
5.ウォラーレで飛ぶ行動に対して紫の炎の柱で撃墜する
第2形態
外見見た目は変わらないが歩くようになった
行動1.円形に衝撃波を発生させるキック
2.上空から紫の光弾が頭上に降ってくる「デストラクションレイ」
3.背後にワープしてつかみ、体力を吸い取る「ソウルスティール」
4.マントを広げ左右に大量のコウモリを放つ
5.狼を召喚して地面を走り回らせる
ドラキュラの封印されている魂の器を破壊するためと偽りドラキュラの力を秘めた「ドミナス」を集めさせたバーロウだが、結局うまくいかなかったので自力で破壊しようとしたらなんとかなっちゃった。それでいいのか・・・
まあ、元の計画からしてドラキュラの力で封印を解くという自力脱出的なものだったのであまり変わらないだろう。
当の伯爵はというと完全に寝起きモードで、悲壮な覚悟でやってきたシャノアに対してダンスの申し込みかなどとボケたことを言っている。
どうも伯爵は寝起きのほうが強くなる傾向があり、今回もかなり強敵。ヘルファイアは連発だし、こちらが空を飛ぶと対抗手段もやってくる。そして驚くべきことに、歩く。意外なようだが歩くのはシリーズ初であろう。
連続ヒットするコウモリや不意をついてくるソウルスティールなどがやっかいで、攻撃力も高い。慎重にいこう。
とはいえ究極の攻撃手段であるデスリング+ドミナス・アンゴルでヴェヌス(光の剣)を連発するとあっという間に終わったりする。バランスが・・・


ドラキュラ伝説ReBirth

復活の
経緯
ドラキュラ伝説と同じ
強敵度:★★★★☆
第1形態
外見マントではなく赤黒のコートで、開かない。黒髪で灰色の顔
行動1.ワープして移動し、炎を3つ真横に放つ
第2形態
外見羽のある手が垂れ下がり、シンプルなシルエットの黒い悪魔
行動1.口から炎を連続して放つ
2.ジャンプして皮膜を広げ、真下に緑の弾を4つ落とす
第3形態
外見空中に浮かぶ角のある巨大な顔。彫像っぽい
行動1.地面に複数の爆発を起こす
2.角の紋様から地面で炸裂する火の玉を複数発射
3.角の紋様からU字に飛ぶ水の玉を発射
4.角の紋様から追尾する電撃を放つ
5.角の紋様から目玉のような球を落として転がす
6.サインカーブ状の軌道上に爆発を起こす
7.上空から多数の雷撃(縦広範囲あるいは放射状)
8.口から何かを吐き出し足場を出現させる
マントがないため全体的にスリムな印象を受ける伯爵。なんか英語をしゃべる。
第1、第2形態はいつも通りな感じだが、問題は第3形態。音楽の引用元である悪魔城伝説の最終形態に似た巨大彫像に変身し、実に多彩な攻撃をしかけてくる。
多くはムチで破壊可能なので着実に処理したいが、攻撃もしなくてはならない。耐久力は非常に高いが、何度か攻撃すると足場が出て、弱点の目に攻撃できるようになる。
長丁場なので落ち着いてプレイすることが求められる手ごわいラスボスだ。




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ここから先には行かせぬぅ〜