ヴォルロゴ。製作に要した時間短し。

ヴォルガードUは、地球の支配する巨大コンピュータ「ズイガム・ボルド」を破壊するために出動した高機動戦闘メカである。
ちなみにヴォルガードのTはパソコンの作品で、ファミコンでは出ていない。キングコング2と同じ(?)である。

ゲームの内容からいくと、当時はそんなになかった横スクロールシューティングになっていて、自機、敵キャラとも小さめで、敵はドバーッと出てくるのが特徴である。
問題のヴォルガードUだが、シューティング史上1、2を争う高性能戦闘機となっている。
高いと評判の体力だが、なんと100もある。画面右上に数字があり、00から始まり一発喰らうごとに1増えていき、99から1喰らったらゲームオーバーになる。敵の体当たり攻撃には多少弱いが、それでも市販(?)の戦闘機とは数十倍の違いがある。スゴいぞヴォルガードU!
さらに、攻撃面でも完璧だ。敵を倒すと増えるパワーゲージを貯めて、輸送船にパワーアップしてもらうことによって、連射、八方向ショット、レーザー、バリアの各種パワーアップができ、それらを組み合わせて貫通八方向弾などを作ることも可能だ。
もう一つ、途中で出てくる二号機と合体することによって、ロボットに変形できるようになり、もう無敵である。

実際に、バリア+貫通連射+二号機を装備すると、なみいる敵をガリガリ倒してくれるようになり、かなり爽快だ。
しかし、敵のほうも只者ではない。なかなかの耐久力を持つグラディウスっぽい飛行機恐怖の連続ヒットによってHP満タンの自機を一撃で葬ってくれる謎の板ロボット同士によるタイマン勝負を挑んでくる敵ロボットなど、進行が単調にならない個性的なキャラがいる。
そして、エリアの最後に出てくるボス、「ズイガム・ボルド」。何か名前だけでも時空の旅人みたいで強そうなのだが、その実力も強大である。
小さいキャラが多いこのゲームの中で、ダントツにでかく、攻撃は弾を嵐のように浴びせてくる。弱点は3つのコアで、コアを守るシールドを破壊しないとダメージは与えられない。
ノーマル状態で戦うととんでもない弾数を打ち込まなければならないので、ここまで来るのにいかにパワーアップするかが勝負となってくる。

ワンポイント攻略

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