ロマサガ3 攻略ヒント集
このページでは、ロマサガ3の攻略に役立つさまざまな情報を記載しています。
ロマンシングサ・ガ3の研究は昔から盛んで、多くの方の尽力により現在ではほとんどのデータが明かされています。
特に、目玉であるひらめきシステムについてはどういう条件で技を覚えるかということをめぐって散々議論されていましたが、
現在ではほぼ正解だと思われるデータまで出てきています。
しかしデータというのは単体で出されても、すぐに攻略には使いづらいものです。
そこで今回は、他の方が発見されたデータに管理人の長年の経験を組み合わせて、攻略のポイントとしてまとめました。
必要なことだけをなるべく簡潔に書いているので、詳細なデータは以下のサイトをご覧ください。
参考にしたサイト:Pholneusさんの「海底宮」、コロタンさんの「コロタンの部屋(閉鎖?)」、
D.I.さんの「ロマサガ3のモンスターのページ」、きりんGさんの「ロマサガ3のアイテムのページ」
そしてLelyioさん他作の「ロマサガ3まにあっくガイド」
これらのサイトが本家本元であり、ずっと有用ですので、ぜひそちらも参照してくださいな。
ゲームの基本(初心者向け)
- ロマンシングサ・ガ3は、スクウェアがSFCで発売したRPGで、世界を自由に冒険してイベントを進める「フリーシナリオシステム」が特徴。
- 主人公は8人の中から選べるが、オープニングイベント以外はそこまで違いがないので、好きに選んでもらって構わない。ミカエルだけ独特のシステムが利用できるのと、サラはラストで大きな違いがある。
- 街やダンジョンは、そこへ行くための情報を聞くことで出現し、ワールドマップから行けるようになる。ワールドマップでXボタンを押すと別のマップへも移動できる(これ重要)。
- 世界各地で加わる仲間は6人まで増やせるが、戦闘に参加できるのは5人まで。酒場で別れると、もといた場所に戻っている。
- マップ上の敵シンボルと触れると戦闘。固定敵を除いて、敵の強さは戦闘回数に比例して上昇するので、ザコ相手ならどんな場所に行ってもすぐやられはしない。
- 戦闘では武器か技か術かアイテムで戦える。武器は装備すれば使え、技はひらめいて覚える。術は店で買う。
- 戦闘後の経験値獲得はないが、その分HPと使用した武器・術レベルがランダムで上昇していく。武器レベルと術レベルがそのキャラの攻撃力を決めると考えていい。
- 最大のウリの「ひらめきシステム」とは、攻撃の際にランダムで強力な技を覚えるというもの。覚えた技を何度も使用すると「極意」が入手でき、忘れても再度思い出せるようになる。
- 戦闘では「陣形」も重要。これはキャラクターの配置によって能力にボーナスが得られるもので、陣形を持ったキャラクターを仲間にして陣形画面を開くと獲得できる。
- 仲間が6人いる状態で主人公を控えにすると「コマンダーモード」になる。全員に一度に指示が出せるため手間が減るほか、通常技とは別に覚える「陣形技」が使える。所持しているアイテムも自由に使える。
- HPとは別にある「LP」とはキャラが「何回戦闘不能になれるか」で、0になるとそのキャラは消滅してしまう。主人公のLPが0になるとゲームオーバー。宿屋に泊ればLPは全回復する。
- 難易度は高め。というよりも、うまくプレイするためのテクニックが無数に存在するので、慣れれば慣れるほど楽になるタイプのゲーム。
初プレイでクリアできる人は多くないので、詰まったらやり直してみれば、前回よりずっとうまく進めるはず。 - もっとも重要なこと・・・ロマサガ3はおもしろいよ!
効率のいいイベントの進め方
- オープニングが終わったら、イベントを進める前にまず各地をまわって、街などを出しておくといい。会話で出せる場所も多いが、いくつかはピドナからの船でないと行けない。
- 最初は敵も弱いので、ダンジョンは早めに出してアイテムを回収しておく。ハリード主人公なら諸王の都へも。
- 時間が経つと消えるイベントを優先してこなすのが大事。具体的にはランスでの荷物運びを行い、野盗の巣窟でお金をせびるべし。急げば大野盗と宝箱から二回お金をもらえる。
- 各所での選択肢でお金を釣りあげたりすると、隠しパラメータの「がめつさ」が上がる。この数値はハリード主人公の場合だけ極端に高い。
がめつさが高すぎるとウォードのイベントが進行不可能になるので、不安なら氷湖を早期に攻略する。そのまま依頼を受けて酒場でウォードを外せばがめつさはその都度低下する。氷湖に行き損なうとゆきだるまと氷の剣、竜槍スマウグの入手に支障を来たすので気をつけよう。 - 防具を買うならウィルミントン。ピドナから船で行く。
- トーマス以外の主人公の場合、ゴン救出をしばらく放置し、救出の際に魔王殿奥の扉まで行っておくと手間が省ける。これで王家の指輪をゲット可。
- 王家の指輪を使った資金無限増殖のやり方を解説。魔王殿奥の扉を調べ、ランスの聖王の子孫から王家の指輪を受け取る。すかさずそれを売って、ヤーマスの下の店で「きれいな指輪」を買う。きれいな指輪は王家の指輪に化けるので、売ってまた買えばお金をいくらでも増やせる。本作はお金はそこまで重要ではないので、バランスもそんなに崩れないだろう。
- 四魔貴族に一度会った(負けてもよい)後で同じ聖王の子孫に話すと、ランス左にある聖王廟に入れるようになる。中では強めのアイテム入手とロアリング道場が利用できる。四魔貴族まで到達するのは魔王殿が楽。おまけにアイテムもあるし、巨人でひらめきもできる。
- ヨハンネス兄の話を聞く前にバンガードの人に話して小さな村を出しておく。後で竜鱗を手に入れるため。
- その後はすぐにヨハンネス兄に話を聞くとスムーズ。これがバンガード殺人事件発生のフラグとなっている。
- トレードをするならマクシムス追跡を始める前。
- 失敗や見逃すと取り返しがつかないイベントの解説。氷湖と雪の町、氷銀河のゆきだるまと氷の剣:がめつさが一定以上になるとウォードの依頼を受けられない 野党の巣窟のお金:しばらくすると野党ボス消滅 モウゼスの魔王の盾とウンディーネ:ボルカノの依頼のみを実行した場合ウンディーネ消滅、一方の依頼のみを実行した場合魔王の盾入手できず 最果ての島とボストン:水龍を倒さずにフォルネウスを倒すと消滅 グゥエインの竜鱗:イベントを進めなかった場合入手できず
- それぞれの四魔貴族への到達方法。アラケス:ピドナ魔王殿→ランスで王家の指輪入手→魔王殿 アウナス:各地の街の看板を見てグレートフェイクショーへ行く→宿に泊まり夜中に妖精を救出→ジャングルの妖精の村で正しい道を聞く→火術要塞へ ビューネイ:四魔貴族を1体撃破する→パブで噂を聞いてロアーヌからタフターン山へor小さな村からルーブ山地へ→グゥエインと一緒に対決 フォルネウス:ヨハンネス兄にアビスゲートの話を聞く→バンガード宿で襲撃され、キャプテンに話し地下を探索→モウゼスで術士を、グレートアーチ付近でイルカ像入手→バンガード発進
- 四魔貴族を倒し終わったら、リブロフで情報を聞いてナジュ砂漠から東へ。早めに行くこともできるが、イベントをある程度進めないと帰れないので注意。
- 東でやることが終わったら、ヤンファンに話して陽動作戦を起こして黄京に行こう。これより進むと帰ってこれないので、不安ならセーブデータを別で残そう。一応、城のバルコニーでXボタンを押せば脱出できる。
- ラストダンジョンに到達したら、よっぽど自信がない限りは左右のワープゾーンの先にいる四魔貴族の本体を先に倒そう。これでラスボスが弱体化する。
- ミカエルの施政について。社会政策や産業政策はなぜか安いもののほうが効率がいいので、激安のみを選択しよう。優先するのは産業。
施政のもたらすメリットは2つ。装備を開発すれば戦闘を楽にできることと、国威を上げるとエンディングが変わること。逆に言えば、失敗して詰むようなことはないので気軽にやろう。
国威は外交政策とマスコンの勝利で上昇する。税が取れなくなっても外に出て戦闘すれば、徐々に住民の値が回復する。
ひらめきについて
- ひらめきシステムの仕組みについて解説しよう。こちらの強さとは関係なく、強い敵ほど上位の技をひらめきやすい。
序盤はザコは弱いのでひらめきづらいが、あえて強いボスに挑めばひらめきのチャンスが増えるというわけ。 - 各キャラごとにひらめける技のフラグが設定されている。たいていの場合、上級技はその武器が得意な一部のキャラしかひらめかない。
(厳密にはちょっと違うけど、わかりやすくするためにこう考えてもらってかまわない。) - また、技の王冠があるとひらめきの確率がアップする。逆に術を覚えていて技の王冠がないと難しい技のひらめきが不可能になる場合あり。術は全てひらめいた後に覚えるか、ひらめき専用のキャラを一時的にスカウトするのがいい。
- 他のキャラでも可能だが、剣はハリード、大剣はウォード、斧はハーマン、棍棒はノーラ、槍はようせい、小剣はでぶロビン、弓はツィー リン、体術はエレンでほぼマスター可能。
- 最も序盤でひらめくなら西の森のムクチャー。
- 次に財宝の洞窟(イルカ像)のブルードラゴン。電撃に注意。
- 安全で便利なのが魔王殿(深層)の巨人。カウンター技や無刀取りを使うといい。
- 極意習得は聖王廟のロアリングナイトがお勧め。
- 最果ての島の玄竜、レオニード城のポイゾンギアンも道場として有名だが、この2体相手ではひらめかない技があるので注意。
- 最後には洞窟寺院跡のアスラ道場に頼る他ない。ガラテアを倒してしまわないように。
- アスラ相手でも細ロビンはファイナルレターをひらめくことができない。
- 通常攻撃からは絶対にひらめかない技があるので要チェック。
通常攻撃ではひらめかないものとして、飛水断ちから剣閃、払い抜けから逆風の太刀、地走りから地すり残月、トマホークからヨーヨーとスカイドライブとオービットボーラ、ブレードロールからデッドリースピン、エイミングから活殺獣神衝、ハードヒットからかめごうら割り、マインドステアからスクリュードライバー、でたらめ矢からミリオンダラー、瞬速の矢から連射、短勁から活殺破邪法、錬気拳からタイガーブレイクというのを覚えておけばOK。 - 流星衝、ラウンドスライサー、デッドリースピン、オービットボーラ、かめごうら割り、タイガーブレイク、ファイナルレター辺りが最難関。覚えたらお祝いだ。
アイテムについて
- 武器は攻撃力と固有技の有無だけ見ればいいが、防具は細かなデータの考慮が必要。詳しくは下の項目に掲載。
- 最初にとりあえずシルバーチェイルと騎士の盾。
- 宵闇のローブは罠。
- ミカエル主人公なら楽に最強装備が実現可能。特にヒドラレザーと竜鱗の盾・鎧が手に入るのが大きい。
- 魚鱗はフォルネウス対策に貯めるとよい。鎧にしないほうが扱いやすい。
- 前作と違い、開発した武器よりも強いものが落ちていることが多い。防具に人員を割くべき。
- トリプルソードは巨人から無刀取り。資金稼ぎにも使える。
- ドビーの弓や月下美人も無刀取りできる。
- 竜槍スマウグは氷銀河のドラゴンルーラー(白)から。
- 最強はキャンディリング。何としてでもゼラチナスマターから拾おう。水晶の廃墟が穴場。
- フォートスーツにキャンディリング多数でほぼ無敵。
- ラストのアビス地相ダメージは骨十字かデッドハートで防げたりする。
- もう一度言おう。宵闇のローブは罠。
攻撃力と防御力について
- 武器のダメージは、基本的に小剣と弓は器用さ、体術は腕力と素早さ、その他すべては腕力に依存する。このことを考慮して使い手を選ぼう。
- 体術のダメージは、装備の重さによっても変化する模様。もちろん軽いほうがよい。
- 防具の防御力は攻撃属性ごとに個別に設定されているので、装備画面の数字は不正確。○や△を考慮して計算する必要がある。
- たとえば物理防御が10で○+打だったら、打撃属性への防御力が20、斬、突、弓の防御が10ということ。防御が18で×貫弓であれば、槍・小剣系と弓への防御力はゼロ。
- 勘違いしやすいのは、○がついているからといってその属性にはとても強くなるわけではないということ。
たとえば冷○+のクマちゃんは、冷防御が2から4になっているだけである。 - 一方キャンディリングは◎なので全魔法属性の防御力が18ある。アクセサリとしては圧倒的な数値。
- 盾での防御の仕組みは、斬や打など、書いてある属性に対して表示確率で発動する可能性があり、その際に防御力が数値のぶんだけ上昇するということ。
だから対応属性の多い盾はたとえ表示回避率が低くても回避の可能性は高いことになる。
ガーターは同様に、対応属性に反応する際に防御力が無限となると考えればいいので、数値が低くてもバカにできない。 - 防具の耐性は、王家の指輪と黄龍の鎧が即死とLP削り、魚鱗系と湖水のローブと玄武の鎧が水系攻撃、炎のマントが熱属性というのを把握しておけばとりあえず大丈夫。
- 複合属性の攻撃は、一番防御力の低い属性の防御力を参照する模様。ここ重要。つまり属性ごとの防御力に穴があるとダメージが大きくなりやすいので、バランスよくなるよう装備を選んだほうがいいということ。
陣形について
- 陣形による攻撃力の上昇は、スペキュレイションの先頭三人に近接武器、ハンターシフトの最後尾に弓、パワーレイズの最後尾に術、龍陣の先頭にすべての攻撃の上昇がついているのみ。
- 一方で陣形による防御力の上昇は、虎穴陣全員に行動前防御、トライアンカー先頭三人にも行動前防御、デザートランスの先頭に行動後防御、鳳天舞の陣中央に常時防御の効果がある。
- 素早さは、フリーファイト、ワールウィンド、鳳天舞の陣、スペキュレイションが優秀。体術のダメージも上がるっぽい。
- ただしワールウィンドの速さは実はフリーファイトと変わらず、実質上ただきれいに並んでいるだけっぽい。
- 虎穴陣は実質ずっと防御状態なので安全だが、猛烈に遅いので慣れてきたら戦闘が早く終わる攻撃型陣形もいいだろう。
- 能力上昇がない陣形でも、攻撃が特定のキャラに集中する効果があるものは役に立つ。カウンター技を併用しよう。
- 強敵相手にひらめくなら鳳天舞の陣にして攻撃をまとめ、中央の人に回避技とダンシングリーフかウォーターポールを使おう。
- 2~4人陣形は、デザートランス以外は能力変化はなさそう。攻撃集中の効果に期待しよう。
戦闘のコツについて
- 敵はなるべく避ける。これ基本。ザコよりも稼げる固定敵で鍛えたほうが効率がいい。
- 回復が難しいゲームなので、防御重視のほうが楽になる。
- 序盤はデザートランスに先頭パリイで安定。
- ひらめきのために術を覚えないなら生命の杖を貯め込む。
- 術のうち、ダメージを与えるものはよっぽど鍛えない限り弱い。回復や補助の効果に期待したほうがいいだろう。
- 術を鍛えるならコマンダーモード。
- ツヴァイクトーナメントはカウンター技と振り逃げで何とかする。
- 攻撃力の高い相手は虎穴陣でしのぐ。
- でもアスラのダガージョーは無理。
- 見切りはネットが最重要。地震攻撃と死神のカマも役に立つ。全てアスラ道場で習得可能。
- ようせいは無理だが、烈風剣が怖いので浮遊装備はしないほうがよい。
- 最終的にはヨーヨーや分身剣が強くても、武器レベルが極まるまでは黄龍剣やミリオンダラーが役に立ったりする。
- 四魔貴族はアラケスはカウンター技が有効。戦闘中に大回転見切りを得るとなおよし。フォルネウスは魚鱗で対策。アウナスは各キャラが直接触れない技を用意しよう。ビューネイは空中戦が楽。
- ラスボスは実は物理攻撃に怖いものがないので、装備を魔法防御重視にすると意外と楽。
一応ラスボス攻略法を記しておこう。まず左右の四魔貴族本体をしっかり倒しておく。その上で生命の杖をあるだけと、回復術、太陽・月の術、聖王の槍を用意。
戦闘が始まったら勝利の歌、シャドウサーバントなどでサポートしつつ攻撃。闇の翼が発動したら、太陽・月術で打ち消す。メッセージが出たら勝利目前だ。お約束だが、倒した後にバッドエンドだと思ってリセットしないように。 - 結局アスラのダガージョーの方がラスボスより怖い。
トレード・マスコンバットについて
- 以下はほぼ経験則のみに基づくが、二つのミニゲームの攻略をしよう。まずはトレードから。
- 基本的にお金がないと高い物件は買えないが、この関係を覆せるのがグループ技。
- グループ技はそのグループに所属することになる物件に資金を要求した際に、一定の確率でひらめく。グループボーナスにより、単体で資金を出させた場合よりずっと大金が引き出せる。
- 強力グループ技の筆頭は、みんな大好きジャングルフィーバーと定番のナジュの熱き血。それぞれアケとグレートアーチ、神王の塔の物件を買い占めれば覚えられる。
- 物件買収のエージェントはわりと見つけづらいので注意。特にグレートアーチで寝ている人と、ファルスのパブマスター、キドラント町長。
- 物件の成長など細かな要素がいろいろ設定されているので、慣れてきたらじっくり楽しもう。
- マスコンバットは、システムを理解しないとかなり難しいかもしれない。
- 経験則だが、兵隊のユニットごとにHPとモラル、現在の攻撃・防御力が設定されている模様。でもってコマンドによって攻撃力と防御力は変化する。後退時なんかは一番弱くなるはず。
- ユニット同士がぶつかるとモラルと攻撃力・防御力に従ってダメージを受け、0になるとユニット消滅。
- モラルは基本的に前進すると下がり、後退すると上がる。攻撃力・防御力の上昇効果をもたらしている。下に表示されているモラルゲージは前列の部隊のもので、攻撃に参加していない部隊はその間モラルが回復する。
- 防御時はあまり後退せず、かつダメージをかなり減らせることを利用して、徐々に押し出す作戦がおすすめ。全軍突撃が来ても、こちらが下がれば帳消しにできる。スタンレー側のバトルでもこれで勝てる。
- さらにスピーディーに勝つためには、相手を左端に押しやり、攻撃力を高めて押しつぶすやり方がある。どうやってこの状況にまで持っていくかが大事。