ファイナルファンタジー3
モンスター由来調査

このページでは、FF3のモンスターがどの神話や伝承を元に名づけられているのかを調べています。
元はといえば、ツイッター上でFF3モンスターがちょっと話題になって、気になるからこの際調査してみようと思った次第です。

調査はなるべくネットに頼らず、手元の資料だけで行いました。
九割方は資料から見つかりましたが、他にも英語版名称なども参考にしています。
結果として、いくつかの新事実が見つかったといえます。
特に大きな発見といえるのは、調べていくうちに本作の主要なネタ元として、新紀元社の『幻想世界の住人たち』が参考にされているのではないかということです。
多くのモンスターがこの本に記載されているほか、誤記まで共通している点が決定的です(ケンコスの項を参照)。

FF3のモンスターは妖精伝承やギリシャ神話から多く取られている傾向にあります。
ただし、その由来から大きく外れたキャラクター設定になっているものも多く、そのことが逆に以後のFFオリジナルの世界観構築の基盤となっているといえます。
では、以下にその調査の成果をご覧いただきましょう。


名称別表記出典解説
ゴブリンスコットランド伝承敵意、悪意を持つ妖精の一般的な名称。体は小さく、奇妙な容貌をしているとされる。
カーバンクル一般名詞英語で、特定の形にカットされた赤いガーネットのこと。
アイファング
ブルーウィスプ
キラービー
ウェアウルフワーウルフヨーロッパ伝承狼人間のことで、森に住み、夜になると狼に変身するとされている。魔女と同じく、実際はコミュニティの周縁にいる者が狼人間だと告発されて迫害されたらしい。
バーサーカーベルセルク北欧神話「熊の皮をかぶった者」を意味する、ノルド人戦士の集団。非常に勇猛に戦ったと伝えられていることから、転じて「狂戦士」を指す言葉にもなった。
レッドウィスプ
ダークアイ
ゾンビ西洋伝承元はヴードゥー教の呪術師が死体や生きている人を意のままに操るものをゾンビといったが、後に映画や小説、ゲームで化け物として取り上げられ、大人気となる。
マミー
スケルトンヨーロッパ伝承人間の骸骨の姿をした幽霊の一種で、古戦場など死者が出た場所や、沈没した船の乗組員として出現するとされる。
のろいのどうか
ラルウァイラルヴァローマ伝承悪霊の一種で、悪人や正しく埋葬されなかった者がさまよい歩いているものだとされる。人間を襲って病を起こさせるなどの悪事を働く。
シャドウ
レブナントヨーロッパ伝承「帰ってきた者」を意味する言葉。死者が蘇り、うろついている存在を指す。
ファイアフライ一般名詞英語でホタルのこと。
ダイブイーグル
ラストバード
ルフロックアラビア伝承『千一夜物語』に登場する怪鳥。あまりに巨大で、象をその足でつかみ空から落として食うという。
バシリスクローマ伝承プリニウスが『博物誌』で紹介している怪物。小さな蛇の姿だが、視線は見られた者を殺し、吐く息にも毒がある。雄鶏の鳴き声に弱いとされる。
バグベアーバッグウェールズ伝承妖精の一種で、言うことを聞かない子供のところに現れて食べてしまう。子供のしつけのために考え出されたとされる。
マンドレイクヨーロッパ伝承根が二股に分かれ、人間の姿をしているように見える植物。薬として利用されるが、引き抜かれる際に絶叫をあげ、聞いた者は死んでしまうという。
レプラホーンアイルランド伝承靴を作るのが得意な妖精。靴の片方を作っているところをよく目撃される。金貨を隠し持っているが、捕えようとしてもすぐ逃げていってしまうという。
ダークフェイス
プティ
ポイズンバット
リリパット創作由来スウィフトの『ガリバー旅行記』に登場する小人の国の名前。転じて、小さいものを指す言葉にもなった。
ウェアラット
ブラッドウォーム
キラーフィッシュ
ハーミット一般名詞英語で「隠れ住むもの」を表す言葉。hermit crabでヤドカリを指す。
シーエレメンタル
タンギースコットランド伝承「海藻」の意味で、妖精馬ノッグルが海藻に覆われた姿をとる際にこう呼ばれる。ケルピーよりも悪意は少ない。
サハギン創作由来元はD&Dに登場する半魚人の怪物。
パラライマ
グリフォンギリシャ神話北方に住むとされた怪鳥。体の前半分がワシ、後半分がライオンの姿をしているとされる。金鉱を守っているという伝承もある。
リンクスヨーロッパ伝承実在の動物であるオオヤマネコのことであるが、暗闇でも目が見えることから、隠されたものでも見透かしてしまう能力を持つとされた。
ホーネット
ノッカーイングランド伝承鉱山にいる親切な妖精。コツコツと音をたて鉱夫によい鉱脈の場所を教えてくれることからこう呼ばれる。
フライヤー
リザードマン
ゴルゴーンゴルゴンギリシャ神話ステンノー、エウリュアレー、メデューサの三姉妹のことで、女性の体だが頭には蛇が生えている。その姿を見た者を石にしてしまう。
レッドキャップスコットランド伝承邪悪なゴブリンの一種で、城や砦の廃墟に住み、かぶっている赤い帽子を人間の血で染めることを喜ぶ。
バロメッツヨーロッパ伝承中央アジアに生育するとされた奇妙な植物。見た目は普通だが、実として羊がなるという。
スライム西洋伝承粘液状の生命体の総称だが、怪物の一種となったのは比較的新しく、アメリカのホラー小説が由来らしい。
タランチュラヨーロッパ伝承噛まれると死に至るため、必死に踊らなければ治らないとされた毒グモ。このクモに噛まれたとして集団で踊り狂う現象がイタリアなどでしばしば見られたため有名となった。実在するタランチュラとはあまり関係がない模様。
カフジェル
ピュグマンギリシャ神話ピュグマイオイであれば、ギリシャ神話に登場する小人族のこと。
ファージャルグファー・ダリッグ
フィル・イァルガ
アイルランド伝承赤い帽子をかぶり、赤い上着を着た妖精。気味の悪いいたずらが好き。
ブラッドバット
プティメイジ
フリアイギリシャ神話復讐の女神エリニュスのラテン語表記。アレクト、ティシポネ、メガイラの三人いるとされる。
オヒシュキアハ・イシュカスコットランド伝承川に出没する水棲馬、川の精。旅人をだまして自分の背に乗せ、そのまま川に飛び込んでおぼれさせてしまうという。
ボム
マンティコラマンティコアローマ伝承プリニウスが『博物誌』で紹介している怪物。インド辺りに住むとされる、ライオンの胴体に人間の顔を持った怪物。尾の先端には毒針を持ち、これで人間を殺して食うという。
しょうにゅうせき
シーデビル
マーマンイングランド伝承上半身は人間で、下半身は魚の姿をした、いわゆる人魚の男性。気性が荒いとされ、マーメイドに比べて人間との関わりが少ない。
ルイナスウェーブ
バルーン
ミルメコレオヨーロッパ伝承前半身がライオン、後半身が蟻の姿をしている奇妙な怪物。両方の動物の性質を受け継いだ結果肉も穀物も食べられず、すぐに飢え死にするとされる。
クロコッタリュークロコッタローマ伝承プリニウスが『博物誌』で紹介している怪物。ライオンの体に、熊の頭を持ち、口は耳まで裂けているとされる。
アダマンタイマイ
レッドマシュマロ
ファラオ歴史上の存在古代エジプトの王のこと。
レムレースローマ伝承幽霊の一種で、ラルウァイとは異なり生前に良いことをした者の霊とされるが、厳密な区別はなく、同様に人間に害をなすとされる。
ラミアレイミアヨーロッパ伝承人間の女性の上半身と、獣の下半身を持った怪物。砂漠で旅人を誘惑し、食うとされる。
デーモンヨーロッパ伝承悪魔の一般的な名称。語源はギリシャの半神的存在であるダイモーンで、デビルに比べて、精霊・妖精的な意味合いが強いようだ。
デュラハンアイルランド伝承死を告げる妖精の一種。首のない女性の姿で、自らの首を脇に抱えていることも。コシュタ・バワーという首なしの馬の引く馬車に乗り、死人が出ることになっている家の前に止まるという。
アネットエジプト神話アブトーと対になる聖なる魚。太陽神ラーの舟を先導して泳ぎ、危険があれば知らせるという。
マーメイドイングランド伝承上半身は人間で、下半身は魚の姿をした、いわゆる人魚の女性のこと。妖精的な存在で、人間の男性を歌で誘って死を招くことも、捕まえた人の願い事を叶えることもあるという。
シーホース
シーサーペント
コッカトリスフランス伝承雄鶏の体に竜の翼、蛇の尾を持った怪物。しばしばバジリスクと混同される。吐く息には毒があり、見られた者は石になってしまうという。
ポイズントード
ツインヘッド
ローパー
アガリアレプト悪魔学『グラン・グリモア』において地獄の第二軍団の指揮官とされる悪魔。
ダークフット
ギガントード
ツインライガー
ストローパー
ブラックプリン
ヘルカン
バルカンウルカヌスローマ神話火の神および鍛冶の神。ギリシャ神話のヘパイストスにあたる。
リュークロコッタローマ伝承クロコッタに同じ。
マジシャン
さまようきんか
ゴールドイーグル
ゴールドウォリア
ゴールドベアー
ゴールドナイト
ナイトメアーヨーロッパ伝承寝ている人物に呪いをかけ、苦しめるとされている女性の悪魔。現在でも英語で「悪夢」を意味する。馬の姿で描かれるのはメアが雌馬を指すため。
ヘルカンメイジ
ニードルモンキー
カトブレパスローマ伝承見たものを石にしてしまう力を持っている怪物。体は牛に近く、豚の頭を持っているが、首が細長く頭を持ち上げることができずに常に腹ばいになっているとされる。
ソーサラー
サンドウォーム
アイスフライ
シムルグペルシャ神話『王書』に登場する聖なる鳥。英雄ロスタムの誕生とその後の活躍を助ける。
ハルピュイアハーピーギリシャ神話鳥の体に人間の女性の顔を持った怪鳥。アエロ、ケライノ、オキュペテの三姉妹が有名。
ガーゴイルキリスト教教会の壁などに取りつけられた、怪物をかたどった石の彫像のこと。悪魔やドラゴンなど様々な形をしていて、魔除けの意図があるとされる。
キマイラキメラギリシャ神話ライオンの頭とヤギの体、蛇の尾を持った怪物。英雄ベレロポンに退治された。
あくまのうま
ロックガーゴイル
うしにんげん
くろきし
メイジフライヤー
ニーグルノッグルスコットランド伝承シェットランド地方のケルピーの一種で、ケルピーに比べて悪意が少ないとされる。
アブトーエジプト神話アネットと対になる聖なる魚。同じく太陽神ラーの舟を導く。
シードラゴン
カーグラ創作由来D&Dに登場するモンスター。1981年の『Fiend Folio』に載っている。ジェットエンジンのような形をした生物で、水中を泳いで鉱物を食べる。
カリュブディスギリシャ神話メッシナ海峡に住んでいたとされる怪物。渦巻きを起こし船を沈める。同じ海峡の反対側にはスキュラがいる。
ドズメア
うみのまじょ
さつじんやどかり
オログハイ創作由来トールキンの作品に登場するサウロンによって生み出されたトロルの一種。ウルクハイとは別。
ケルピースコットランド伝承オヒシュキと同様、川に出没する水棲馬。人間に化けることもでき、様々ないたずらを行う。
エーギル北欧神話海を支配する巨人。海底の宮殿に住み、自在に海を荒らしたり、鎮めたりできるとされる。
キュクロプスサイクロプスギリシャ神話ガイアが産んだ一つ目の巨人族。武器を作るのが得意だが、ウラノスによって地下に幽閉されてしまった。
ボストロル北欧神話トロルは夜中に出没し、辺りを徘徊すると言われている巨人の一種で、特に悪事を働くわけではない。『指輪物語』では強大で邪悪な種族として登場する。
ファハンアイルランド伝承妖精の一種で、胴体から手が一本、足が一本生え、顔には目が一つ、頭には剛毛が生えているという。
ケンコスアイルランド伝承フォモール族の王キホル・グリケンホスのこと。腕も脚もない怪物だったとされる。なおケンコスというのは『幻想世界の住人たち』(新紀元社刊)に見られる誤記で、ここではキコルとケンコスとして、別々に記載してしまっていた(誤記については『虚空の神々』(新紀元社刊)26ページ参照)。つまりケンコスという存在はこの本にしか載っていないのであって、ここからFF3制作の際に同書を参考にしていたことが推測される(前者の刊行年はFF3発売の2年前なのでこの点も計算は合う)。
バラーバロールアイルランド伝承巨人族フォモールの首領の一人。邪眼を持ち、にらんだものをみな殺してしまうが、普段はその目は閉じられており、重いまぶたを開かせるには馬で引く必要があるという。
ディーライ
メイジキマイラキマイラに同じ。
キングリザード
プテラノゴン
ワイバーンワイアーム
ウィルム
ヨーロッパ伝承紋章によく使用された脚が二本の竜の一種。単に翼の生えた蛇の姿の場合もある。
ベヒーモスベヘモトユダヤ・キリスト教聖書で言及されている神に造られたカバのような生き物。『ラテン語エズラ記』ではレヴィアタンとともに造られた特別な生き物とされる。
キングシーホース
ドラゴンヨーロッパ伝承西洋の竜一般を指す言葉。姿は様々で、蛇やトカゲに近いものも多い。翼を持ち火を吐くドラゴンの端緒は『ベイオウーフ叙事詩』であるという。
ピュラリス
シレノスギリシャ神話上半身が人間、下半身が馬の怪物。馬の耳を持ち、年老いた姿をしている。パンやサテュロスと同様に奔放な性格。
ガーブガープ悪魔学ソロモン王の72柱の悪魔の一人。人間の姿か、あるいはコウモリの翼と角を持つ典型的な悪魔の姿で現れる。
アズリエルアズラエルイスラム教四つの顔と四枚の翼を持つ天使。人類を創造する際に役割を果たしたため、その功績により死を司る天使になったという。
イーター
ウロボロスギリシャ神話自らの尾をくわえ、輪の形になった蛇。神話的存在というよりは、無限を表現する象徴として用いられる。
プランクタイ
シーライオン
レモラヨーロッパ伝承コバンザメのこと。伝承ではその特性は誇張されており、一匹でも船に張り付くとどんな大きな船でも動けなくなると言われている。
グラネイド
よくりゅう
グレートボロス
ライガーサーベル
ラミアクイーンラミアに同じ。
ドラゴンゾンビ
デスクロー
じごくのうま
クロノスギリシャ神話ウラノスとガイアの間に産まれた神で、父親に反逆して支配者の地位を得るが、子のゼウスにさらに反逆され、地の底に閉じ込められた。
バルフレーヴァレフォル悪魔学ソロモン王の72柱の悪魔の一人。ライオンの体にロバの頭を持った姿で現れる。
ハニエルユダヤ・キリスト教可愛らしい少年や少女の姿で現れる美の天使。人々に愛の心を湧きあがらせるという。
バッサゴヴァッサゴ悪魔学ソロモン王の72柱の悪魔の一人。やせ衰えた老人の姿をし、鰐にまたがって、鳥を伴って現れる。
ペリュトンヨーロッパ伝承鳥の胴体と翼に鹿の脚と頭を持った怪鳥。アトランティス大陸に住んでいたとされる。影は人間の姿をしており、人を殺して本来の影を取り戻そうとする。
オーガオーグルスコットランド伝承人食いの怪物を指す言葉。種類は様々で、巨人であったり、妖怪のような存在であったりする。
サイクロプスキュクロプスギリシャ神話キュクロプスに同じ。
ネメシスギリシャ神話「因果応報・復讐」を意味するギリシャ語で、ニュクスの子としてパンテオンに加わっている。
フンバババビロニア神話『ギルガメシュ叙事詩』に登場する森の怪物。全身をうろこに覆われ、ライオンの脚と牛の角、蛇の尾を持つとされる。ギルガメシュに退治された。
デスニードル
ライガー一般名詞雄のライオンと雌のトラをかけ合わせてできた雑種のこと。
アイオンギリシャ神話ギリシャ語で、「時代」を表す言葉。転じて、「永劫」といった非常に長い期間も指すようになった。
ミノタウロスギリシャ神話クレタ島の迷宮に住んでいた半人半牛の怪物。王妃と牛の間に生まれ、凶暴だが殺すに殺せないためにダイダロスに迷宮を作らせて閉じ込めた。
アイアンクロー
グレートデーモン
ウネクローン
タナトスギリシャ神話「死」を意味するギリシャ語で、ニュクスの子としてパンテオンに加わっている。死に瀕している人の前にヒュプノス(眠り)とともに現れ、命を奪っていくという。
ボーンドラゴン
キングベヒーモス
アバイ
スレイプニル北欧神話主神オーディンの駆る馬。8本の足を持ち、名前は「滑るように走るもの」という意味。
ハオカー北米先住民伝承スー族の間で信仰される雷神であり、太鼓を叩いて雷と風を巻き起こす。
アケローンギリシャ神話冥界を流れる四つの河の一つ。「悲哀」を意味する。
オケアノスギリシャ神話ガイアとウラノスの間に産まれた大洋の神、あるいは大洋そのもの。
ゴモリー悪魔学ソロモン王の72柱の悪魔の一人。ラクダに乗った女性の姿をして現れる。
ブラクイスラム教人間の女性の頭を持った馬の聖獣。ムハンマドを背中に乗せて天国や地獄を旅したという。
ドーガクローン
ほのおのまじん
プラティナル
クムクム
しのび
おかしら
かげ
ダークジェネラル
イエロードラゴン
グリーンドラゴン
レッドドラゴン
グラシャラボラスカークリノラース悪魔学ソロモン王の72柱の悪魔の一人。犬の体にグリフォンの翼を持った姿で現れる。
ヨルムンガンドミドガルズオルム北欧神話人間の住む世界ミッドガルドを取り巻いている巨大な蛇。その口で自分の尾をくわえている。ラグナロクの際にはトールと相討ちになるとされる。
トール北欧神話主神の一人で、雷を司る。槌ミョルニルを持ち、巨人フルングニル退治やヨルムンガンド釣りなど数々の武勇譚を有している。
ヘカトンケイルギリシャ神話ガイアが産んだ百の腕を持つ巨人族。ゼウスによるクロノスへの反乱の際に解放され、反乱に協力した。
ヒュドラヒドラギリシャ神話九の頭を持った水蛇。テュポンとエキドナの子で、キメラやケルベロスは兄弟。頭を切られても倍になって再生するが、火で再生を封じられヘラクレスに退治された。
クィーンスキュラ
ガルム北欧神話冥界ニヴルヘイムの入り口を守っている番犬。巨大な狼の姿で、冥界に近づく者を追い払う。
ダブルドラゴン
ランドタートル
ジンアラビア伝承アラビアの精霊の一般名称で、姿を変える、空を飛ぶ、人間の願いを叶えるなどの特徴を持つとされる。イフリートもジンの一種。
ネプトりゅう
おおネズミ
メデューサギリシャ神話ゴルゴン三姉妹の末妹。唯一不死ではなく、英雄ペルセウスに退治される。
とうぞくグツコー
サラマンダーヨーロッパ伝承火の中に住むとされているトカゲ。後に錬金術師たちがこれを火の精霊とみなした。
まどうしハイン
クラーケン北欧伝承北極の海に住むとされる怪物で、タコなのかイカなのかは場合によって異なる。とにかく巨大で、通った船に襲いかかるとされる。
ゴールドル
ガルーダ迦楼羅インド神話人間の体にワシの頭、くちばし、翼、カギ爪を持った神鳥。邪悪な蛇を食らう存在として崇められ、ヴィシュヌの乗り物として扱われる。
オーディーン北欧神話主神の一人で、知恵の神や天空神など、様々な側面を持っている。戦死者の集まるヴァルハラの館に住み、来たるべき戦いのための軍勢を備えている。
リバイアサンレヴィアタンユダヤ・キリスト教聖書に描写されている巨大な海の生き物。後の解釈では海蛇とされ、悪魔の一人にもなった。
バハムートユダヤ・キリスト教語源はベヒーモスと同じだが、アラビア圏に伝わって巨大な魚を指すものとなった。竜の姿をしているのはD&D由来らしい。
ドーガ
ウネ
ティターンタイタンギリシャ神話ウラノスとガイアの間に産まれた存在のうちの一部がティタン神族と呼ばれる。他の神も含まれるが、キュクロプスとヘカトンケイルのみがこれとみなされることも多い。
ニンジャ
アモン悪魔学ソロモン王の72柱の悪魔の一人。ふくろうの頭に狼の体、蛇の尾をもっている。元はエジプトの神。
くのいち
ジェネラル
ガーディアン
スキュラギリシャ神話メッシナ海峡に住んでいたとされる怪物。腰から上は美しい女性の姿だが、下半身は6匹の犬になっている。カリュブディスと同様、近寄る船を襲う。
まおうザンデ
ザンデクローン
ケルベロスギリシャ神話冥界を守る番犬で、三つの頭と龍の尾を持ち、背中からは蛇が生えている。冥界への侵入者を見張るが、甘いものや音楽で籠絡されてしまうことも。
2ヘッドドラゴン
エキドナギリシャ神話下半身が蛇で、上半身が若い人間の女性の姿をした怪物。上半身だけ姿を表して旅人を誘惑し、食い殺したとされる。
アーリマンアンリ・マンユゾロアスター神話善の最高神アフラ・マズダと敵対する悪神。一度敗れたが、徐々に勢力を取り戻し、世界に悪をもたらすとされる。
くらやみのくも



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