ザード2語源リスト

ザードの伝説の用語は多くが日常的な単語をある方法で変換したのものですが、
一部はインド神話由来のものがあります。とりわけ魔法はほぼ全ての由来がインドであることがわかっています。
インド由来ということは、ルドラと共通する用語も多いということ。ルドラ自体も登場しているのです。
というわけで調べてみました。ルドラの時より大分リラックスして書いていますのであしからず。
地名はインド由来がわかるもののみ載せています。ドカータさんちとか明らかに日本語だろうし。

フォウス(魔法)

単語名 解説
アグ
アグニ、火の神、あるいは火そのもの。杖の場合は「アニのつえ」となっていることからもこれは確定的。おそらくルドラのイグの元となるignisはこのアグニから派生している。つまりアグはイグの兄弟。
シヴ
破壊神シヴァ。爆発のフォウスだし、シヴァを連想させる。
ルド
言わずと知れた暴風神ルドラ。雷のフォウスであるのも納得。
ソマ
アムリタの別名の神酒ソーマだろうか。酒神でもあるが、氷のフォウスとの関連は?
ヤマ
閻魔様の元となった死者の王ヤマのことだろう。ロマサガ3には妹のヤミーとともに出演。でもヤマの方は引きこもってる。
タクカ
シャナ
奈良の大仏で有名なビルシャナの原型マハーヴィローシャナ?
ドゥル
ドゥルで始まるインド関係といえば破壊神ドゥルガー。神々の怒りから生まれ、アスラの一人マヒシャを倒した。
アティカ
クシュナ
シヴァの化身の一人クリシュナ。人間の子として生まれ、様々な偉業を残す。元は実在の人物で、バクティ信仰を広めた。
サンジ
アシュ
アシュヴィ
アシュのつく単語は多いが、アシュヴィから考えて、アシュヴィン双神のことだろう。豊穣と治癒を司る双子の神で、デュメジルの言う第三機能を果たす。

地名

単語名 解説
ヴィシュさんみゃく
三大神の一人、ヴィシュヌ。宇宙の維持を司る。わりと新しい時代に信仰されだしたらしい。
ガンダリだいち ルドラでおなじみガンダルヴァ?ソーマを守護したり、音楽を奏でたりする。
ヴァナさんかい
ヴァルナだろうか。ヴェーダ時代の古い神で、法や秩序を司る。デュメジルではミトラとセットで第一機能。
アプサスのみはりごや
アプサラス。アブラクサスではない。インドの天女で、人間や神々を誘惑する。
ガネシャさん
シヴァとパールヴァティの息子ガネーシャ。いろいろあって首が象になってしまったが、インドでとても愛されているらしい。
ラクシャちほう
ラークシャサは羅刹と漢訳される悪鬼。ラークシャサ達の王がラーヴァナである。
シエシャのどうくつ
シェーシャはアナンタとも呼ばれる竜で、ヴィシュヌとブラフマーの乳海攪拌によるアムリタの創造を手伝う。その際に月を飲み込む魔のラーフも現れる。
ユガのち
ユガは時代の単位で、破滅の時代カリ・ユガを始めとして四つのユガがある。さらにそれぞれが1000集まって1カルパ(劫)となる。ウルの一ヶ月も四つの旬がある点で似ている。

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