←Scene9 エスポルテ ↑トップにもどる →Scene11 アトラス
無茶な突撃の繰り返しのセンチネル。巨大ステルス戦闘機上の戦いは燃えますが、それもこれも近衛隊長さんのおかげでしょう。突然出てきてあの存在感。ただものじゃありません。
それに比べて他の方の印象は薄いです。あ、一応ソサエティ総統が出てくるんだった。
アトラス起動後の各地域のセリフも収録してあります。
アクセル:
こいつが センチネルか!
▼
エミル:
こんなやつが 世界中の空を
飛び回っていたなんて・・・
▼
アクセル:
それも もう終わりに
してやるぜ!
▼
よし!センチネルに
突っ込もう!
▼
アルベルト:
待てっ!
▼
どうやら やつのまわりに
空中戦艦が
護衛をしているようだ
▼
ブレンダ:
さすが 最後のとりで
というわけね
▼
ルーク:
センチネルには ジェノス様の
妹君もいるはずだ
▼
アルベルト:
そして 彼女を追っている
ジェノスも ここにくるだろう
▼
ルーク:
ロイス様を あそこから
救い出すことができれば・・・
▼
しかし そんなことをすれば
作戦の成功も難しくなる
▼
アルベルト:
・・・・・・・・
▼
ルーク:
アルベルト・・・できれば
ジェノス様がたどり着く前に
▼
センチネルを破壊してくれ
▼
ジェノス様も それで
あきらめが つくだろう・・・
▼
アルベルト:
ルーク・・・
▼
わかった・・・やってみよう
▼
ー護衛艦隊ー
ブレンダ:
はげしい攻撃よ
▼
このキャリアーの火器では
とても対抗できない!
▼
アルベルト:
よし おれのヴァンツァーを
対空砲台がわりにして
▼
センチネルに近づこう
▼
サカタ:
自らを 銃火にさらし
艦を守る気か・・・
▼
わしは その考え
気に入ったぞ
▼
ブレンダ:
そんな・・・
▼
ねらい撃ちにされるわよ
▼
アルベルト:
どのみち キャリアーが
落とされたら みんな終わりだ
▼
・・・だいじょうぶさ
ブレンダ
▼
ブレンダ:
・・・
▼
ームービングフェイズー
#追撃
ブレンダ:
センチネルに接近!
敵対空兵器の作動を確認!
▼
アルベルト:
了解 できるだけ
近づいてくれ
▼
あとはなんとかする
▼
ブレンダ:
まさか センチネルに
乗りこむつもり?
▼
アルベルト:
・・・そうだ
▼
ソサエティの幹部が
乗っているはずだからな
▼
それに こういう移動要塞は
ヴァンツァーのような
機動兵器に接近戦を
▼
しかけられると
▼
意外と弱いものだ
▼
ブレンダ:
わかった・・・
▼
やってみるわ
▼
ーセンチネルー
ブレンダ:
大変!センチネルが
スピードを上げたわ
▼
引きはなされるっ!
▼
ームービングフェイズー
#Sentinel
アルベルト:
よし センチネルに
取りついた!
▼
しかし なんて機体だ
▼
ブレンダ:
そのままじゃ 危ないわ
▼
エンジンを ねらって
ちょうだい
▼
そいつの足を おそくするのよ
こちらの追跡も楽になるわ
▼
アルベルト:
わかった
▼
<エンジン1基破壊>
アルベルト:
エンジンを1つ破壊したぞ
▼
ブレンダ:
だめよ
▼
スピードは
ぜんぜん落ちていないわ
▼
<エンジン5基破壊>
アルベルト:
これで5つ目だな
▼
ブレンダ:
がんばって!
▼
<エンジン11基破壊>
アルベルト:
いったい この機体には
いくつエンジンがあるんだ!
▼
ブレンダ:
センチネルの機軸が
少しずつブレだしたわ
▼
もう少しよ!
▼
<エンジン16基破壊>
ブレンダ:
すごいわ
だいぶ速度が落ちてきた
▼
アルベルト:
この調子なら おれたちだけで
センチネルを落とせる
▼
ブレンダ:
アルベルト!!
むちゃいわないで
▼
わたしたちは
センチネルの巡航を
止めればいいのよ!
▼
あとはガーディアンの本隊に
地上から攻撃してもらうわ
▼
アルベルト:
いや ソサエティの幹部を捕ら
える必要がある!
▼
このままでは
彼らに
脱出されてしまう!
▼
ブレンダ:
でも・・・
▼
アルベルト:
とにかく 突入可能な場所を
▼
スキャンしておいてくれ
▼
<エンジン20基破壊>
ブレンダ:
センチネルの 右舷の推進力が
どんどん落ちているわ!
▼
これでセンチネルは
墜落する・・・
▼
お願い 帰還して!
▼
アルベルト:
いや・・・
突入する
▼
ブレンダ:
何言ってるの!
もう充分よ 帰ってきて!
▼
まさか・・・
▼
ジェノスの妹を
助け出すつもり?
▼
アルベルト:
・・・・・・
▼
そうだ
▼
それだけじゃない
彼女には伝える事がある
▼
このままでは
ジェノスは・・・
▼
ブレンダ:
そんな・・・
▼
もどれなくなるわ!
▼
アルベルト:
心配するな ブレンダ
▼
必ずもどってみせる
▼
ブレンダ:
わかったわ・・・
最上段の翼のつけ根に
▼
カタパルトデッキらしいところ
があるの・・・
▼
アルベルト:
わかった
ありがとう
▼
ブレンダ:
アルベルト・・・
▼
<エンジンをすべて破壊>
ブレンダ:
こちらで確認できる限り
エンジンは それで最後ね
▼
アルベルト:
最上段の翼のつけ根あたりから
突入できるんだな
▼
ブレンダ:
ええ・・・
やっぱり中に入るの?
▼
アルベルト:
ああ
▼
<カタパルトデッキ>
アルベルト:
よし これから機内に
突入する!
▼
ブレンダ:
アルベルト・・・
▼
気をつけて!
必ず 生きてもどって!
▼
アルベルト:
ああ 心配するな
▼
脱出するときに
援護を頼むぞ
▼
ブレンダ:
まかしといて!
▼
ーニューヨークー
リチャード:
アルベルト!
▼
よく 帰って来たな
▼
アルベルト:
リチャード・・・
▼
おれたちは とうとう
ソサエティの存在を
つかんだんだ
▼
しかも・・・本拠地が
巨大爆撃機センチネルで
あることも突き止めた
▼
リチャード:
そうだったのか・・・
実は まだ上層部の人間が
▼
お前の事を 良く思っては
いないんだ
▼
ソサエティの存在さえ
信じようとはしない
▼
おれも 手助けしてやりたいが
説得には 時間が
かかりそうだな・・・
▼
アルベルト:
ありがとう・・・
気持ちだけで十分だ
▼
リチャード:
すまんな・・・
▼
ーソサエティ本部ー
アルベルト:
こちら アルベルト
内部への侵入に成功
▼
#Royce Felder
フェルダー:
侵入者め!
▼
ただちに武器をすてなさい!
▼
アルベルト:
フェルダー司令・・・!
▼
フェルダー:
アルベルト・・・!
▼
このセンチネルの中に
ヴァンツァーで
侵入するとは・・・
▼
もはや 逃げられはせん
覚悟なさい!
▼
<ヴァンツァーに乗っていない場合>
フェルダー:
アルベルト・・・!
▼
このセンチネルの中に
乗り込んで来る
とは・・・
▼
もはや 逃げられはせん
覚悟なさい!
▼
アルベルト:
覚悟するのは
お前たちの方だ!
▼
右翼のエンジンはあらかた
破壊させてもらった!
▼
もう機体の制御も
難しくなってるはずだ!
▼
フェルダー:
ふふふ・・・
▼
その程度のことで
このセンチネルが
落ちるわけがない
▼
アルベルト:
フェルダー司令
▼
ジェノスもお前を殺すために
ここにくるはずだ
▼
フェルダー:
フッ 兄もムダなことを
よくやる・・・
▼
アルベルト:
ソサエティから抜け出すんだ!
▼
そうすれば兄妹で殺しあう
理由などなくなる!
▼
フェルダー:
ばかなことを・・・
▼
近衛隊長 何をしている!
▼
はやく侵入者を
排除しなさい!
▼
近衛隊長:
はっ!
▼
ただちに 近衛部隊を
出動させます!
▼
<エーデルシュペール撃破>
兵士:
うわぁっ!
▼
<サーガウェイン登場>
#Warning Two
<ボス通路突破>
アルベルト:
なんだ
この衝撃は?
▼
ブレンダ:
アルベルト 聞こえる?
▼
今 所属不明の飛行物が
センチネルに突入するのが
見えたわ
▼
アルベルト:
ああ こちらでも
衝撃を感じた
▼
ブレンダ:
もしかすると ジェノス!
▼
アルベルト:
おそらく・・・
▼
彼もソサエティの機密情報を
入手しているはずだからな
▼
<ブリッジ侵入>
兵士:
第7エンジンから
出火!
▼
兵士:
3号ジェネレーターの
機能が 完全に停止!
▼
#A Running Fight
アルベルト:
フェルダー司令
センチネルも もう終わりだな
▼
フェルダー:
アルベルト!
▼
アルベルト:
早く 脱出しろ!
手おくれになる
▼
フェルダー:
これで われわれに
勝ったつもりか?
▼
おもしろいことをいう
▼
このセンチネルの機能は・・・
▼
兵士:
出力低下っ!
だめだ!降下します
▼
兵士:
おいっ!
落ちはじめたぞっ!!
▼
兵士:
脱出だあっ!
▼
フェルダー:
あわてるなっ!
▼
この程度でセンチネルが
落ちるものか!
▼
ジェノス:
いや お前と一緒に
この機は落ちる・・・
▼
#Message of Genoce
アルベルト:
ジェノス!
▼
フェルダー:
・・・・・・
▼
ジェノス:
お前は 道をあやまって
しまった・・・
▼
どうして 私の言うことを
信じてくれなかったのだ
▼
お前も 私も 取り返しの
つかないほどに
手を血でぬらしてしまった
▼
フェルダー:
あなたまで とうとうこんな
場所に・・・
▼
私は死ぬわけには
いかない
▼
総統を お護りしなければ
ソサエティは・・・
▼
ジェノス:
ロイス!
▼
これまで お前たち
ソサエティがやってきたことが
▼
あれが正しい事だとでも
いうのか!?
▼
人々の 理想だとでも
言うつもりか!?
▼
フェルダー:
その行いが正しいかどうかは
結果でしかないわ!
▼
今は ソサエティの行いが
否定されるかもしれない
▼
でも 私たちは いずれ
人類に大きな
幸福をもたらすのよ!
▼
ジェノス:
私の妹はすでに
死んでしまったようだ・・・
▼
・・・・・・・・・
▼
お前がそうまでソサエティを
信じつづけるのならば・・・
▼
お前を殺すしかない!
▼
アルベルト:
やめろっ ジェノス!
<ルークがいるとき>
ジェノス様っ!
おやめくだされっ!
▼
フェルダー:
そうは いかないっ!
▼
ジェノス:
ロイスッ!
▼
フェルダー:
ぐっ!
▼
フェルダー:
さようなら・・・兄さん
▼
ジェノス:
ロイス!
待てっ!
▼
アルベルト:
なんだ!?
▼
近衛隊長:
うらぎり者め!
▼
薄汚い傭兵から
はい上がれるチャンスを
ふいにしおって・・・
▼
近衛隊長の名にかけて
お前などに司令を
殺させはしない!
▼
ジェノス:
ぐ・・・
きさま・・・
▼
近衛隊長:
それから
アルベルト・・・
▼
君も もう少し物のわかる
男だったらよかったのだがな
▼
その腕なら ナンバーズにも
なれるものを
▼
アルベルト:
ふざけるな!
そこをどくんだ!
▼
近衛隊長:
ざんねんだが 諸君らには
▼
ここで この艦を降りて
いただこう・・・
▼
#Edel Ritter
しかばねとしてな!
▼
<ある程度のダメージを与えると>
フェルダー:
近衛隊長!
▼
艦を脱出します
準備しなさい
▼
近衛隊長:
とどめはさせなかった
ようだな・・・
▼
まあよい
センチネルとともに
死ぬがよいわっ!
▼
アルベルト:
ジェノス
無事か?
▼
ジェノス:
どうやら
バランサーをやられたようだ
▼
ロイスに とどめをささねば
ならんのに・・・
▼
アルベルト:
お前も 早く脱出しろ
▼
あとのことは おれに
まかせるんだ
▼
お前の妹は おれが
連れてもどる
▼
ジェノス:
・・・・・・
よけいなことを・・・
▼
<センチネル深部への通路>
#焦燥
<近衛隊長と再戦>
近衛隊長:
バカな・・・あれだけの兵力を
もってしても
▼
お前を 止められないと
いうのか
▼
アルベルト:
ここを通してもらうぞ
▼
近衛隊長:
ここから先は
▼
お前のような者が立ち入れる
場所ではない
▼
ここから先は
支配者の・・・
▼
いや 神の領域なのだ!
▼
アルベルト:
その思い上がりが
▼
ソサエティを狂わせて
いるんだっ!
▼
近衛隊長:
ソサエティが
狂っているだと?
▼
フッフッフ・・・
▼
まあ お前などに わが総統の
気高い思想など わかろう
はずもないが・・・
▼
しかたない
先ほどの決着をつけねば
ならんようだな
▼
高貴なる騎士
“エーデル リッター”の
真の力を・・・
▼
#Edel Ritter
とくと味わうがいい!
<第1段階撃破>
近衛隊長:
きさまなどに
この私が 倒せるものか!
▼
総統・・・
▼
私に お力をっ!!
▼
<エーデルリッター撃破>
近衛隊長:
フェルダー司令
もうしわけありません・・・
▼
総統の事を
・・・頼みました・・・
▼
<総統と対面>
#Nature
ソサエティ総統:
ごほっ
ロイスよ・・・
何事が起こっているのだ?
フェルダー:
総統・・・
このセンチネルが・・・・
ガーディアンの攻撃にあって
いるのです
不覚にも 私も手傷を
負って・・・
ソサエティ総統:
ごほっ なんだと?
ガーディアン?
そうか お前が警告していた
傭兵どもの組織か・・・
アルベルト:
その通りだ
お前は もう逃げられん
ソサエティ総統:
フッ 傭兵ごときが
わしを倒すというのか・・・
アルベルト:
殺しはしない
お前のために
おれの国が・・・両親が
そして多くの人々が
苦しめられた
お前の犯したあやまちは
償ってもらう
お前をどうするかは
彼らが決めてくれるだろう
ソサエティ総統:
ほっほっほ・・・
ざんねんだが それは
できんな
すでにわしの体に
変調が現れておる
この巨大爆撃機センチネルは
わしの生命維持装置と
つながっておるのじゃ!
アルベルト:
なんだって!
フェルダー:
総統 今から
ここを出れば・・・
ソサエティ総統:
いや・・・
わしにはわかっている
わしの体が もう
長くはもたないことを・・・
フェルダー:
そんな・・・!
ソサエティ総統:
案ずるな・・・
人類同士の戦いは不可避だ
わしの体が滅びても
憎しみの炎が絶えることは
ない・・・
アルベルト:
ばかな事を!!
フェルダー:
総統・・・何を言って
いるのです?
戦いによる浄化の後に
新しい世界を
築くはずでは・・・
ソサエティ総統:
ふふ ロイスよ・・・
お前は 有能な部下だったが
わしの真意を理解して
いないようじゃな・・・
戦争による利益も
新たな世界も・・・
わしにとっては どうでも
よい事なのだ・・・
フェルダー:
な なんということを・・・
それでは 話が違います!
ソサエティ総統:
あの 軌道エレベーターを
見るがいい・・・
あれは 国々の協力のもとに
平和と協調の象徴として
完成させられるはずの物だった
ところが どうだ・・・
エレベーターの 経済的価値が
薄くなったとたん 国々は
開発から手をひき
ふたたび紛争を始めおった
ではないか・・・
わしはその時 気付いたのじゃ
戦いこそが人類の
本来の姿・・・
戦いこそが人類の存在意義
なのだという事にな!
フェルダー:
総統・・・
私は 新たな世界の
到来を信じて・・・
ソサエティ総統:
・・・お前も同じこと
戦いを指揮するお前自身
神のよろこびを
味わっていたはずだ・・・
フェルダー:
・・・・・・
ソサエティ総統
組織としてのソサエティは
消滅するが・・・
わしのたましいが 世界に
新たな戦いの種を まくこと
だろう・・・
聞こえんか・・・あの
新たな・・・戦いの調べ・・・
が・・・
・・・
フェルダー:
総統・・・
▼
ううっ なんてことなの!
▼
#Royce Felder
アルベルト:
・・・・・・
▼
ジェノスは こうなることを
始めから
わかっていた・・・
▼
それなのに・・・
▼
フェルダー:
ううっ・・・
▼
兄が・・・
兄の言っていたことが
▼
・・・はじめて
わかったような気がする・・・
▼
アルベルト:
ロイス
この機はもう墜落する・・・
▼
脱出するんだ! 急ごう
▼
フェルダー:
いいえ 私は深手を
負ってしまった・・・
▼
もう動けない・・・
▼
それに 今まで自分がした
ことを考えると・・・
▼
私は ここに残るわ・・・
▼
アルベルト:
何を言う!
これからでも・・・
▼
フェルダー:
このペンダントを
もって行って・・・
▼
これを兄さんに渡してほしい
▼
兄さんからもらった
ペンダントなの・・・
▼
アルベルト:
わかった
ロイス・・・しかし
▼
フェルダー:
兄さん
ごめんなさい・・・
▼
アルベルト:
・・・・・・
▼
アルベルト:
こちら アルベルト!
センチネルから脱出する
ブレンダ 回収をたのむ!
ブレンダ:
了解
ジェノスは
拾い上げたわ
あとは あなただけよ
アルベルト:
わかった
#ロイスの死
アルベルト:
これで なにもかもが
終わったということか・・・
ブレンダ:
アルベルト!
お帰りなさい!
みんな あなたを
待ってたのよ!
アルベルト:
心配をかけた・・・すまない
ブレンダ:
いいの!
無事でいてくれさえすれば
ジェノス:
生きて帰ってきたようだな
アルベルト:
ジェノス・・・
ジェノス:
総統は 死んだのか?
アルベルト:
ああ・・・だがお前の妹も
センチネルと共に・・・
ジェノス:
・・・・・・・
アルベルト:
このペンダントを
あずかってきた
ジェノス:
このペンダントは・・・
まだ 国にいたころ
私がロイスに
おくった物・・・
アルベルト:
彼女はお前に
“すまない”と・・・
ジェノス:
・・・そうか
ロイスも 最後には
人の心を取りもどしたのかも
しれない・・・
アルベルト:
ジェノス これから
どうするつもりだ・・・?
ジェノス:
私にとっての戦いは
終わった・・・
もう 自分が存在する
意味もないということだ
アルベルト:
いや・・・お前は まだ
この時代に必要な人間だ
世界には まだソサエティの
ツメあとが残されている
それらを 消し去らないうちは
本当に終わったとはいえない
おれたちといっしょに
やってくれないか?
ジェノス:
・・・・・・
アルベルト:
まあいい 今日はここで
ゆっくりしていってくれ
どうするかは
いつ決めてもらってもいい
ブレンダ:
2人とも こんなところに
いつまで いるつもり?
そろそろ 行くわよ
アルベルト:
・・・わかったよ
ジェノス 行こう
ジェノス:
・・・・・・
#Evil Power
アルベルト:
な・・・なんだ
あの閃光は・・・!?
ルヴェン:
どうした!?
なにが起こったんだ?
アニタ:
た たいへんです!
サンクトリヒの北10キロの
地点に 軌道上から強力な
ビームが撃ちこまれて・・・
村1つが 跡かたもなく
消滅したそうです
アルベルト:
なんて ことだ・・・
ブレンダ:
ちょっと!
だれかカタパルトに
乗ってるわ!
ヴァンツァーが発進する!
だれなの?応答して!
ルーク:
ジェノス様っ!
おもどりくださいっ!
アルベルト:
ジェノスか!
応答しろ ジェノス!
どうしたんだ?
ジェノス:
やはり 妹の事には 私が
決着をつけるしかないようだ
アルベルト:
妹の事?
ジェノス:
・・・アルベルト
もう 会う事もなかろう
アルベルト:
ジェノスッ!
ルーク:
ジェノス様・・・
ルヴェン:
おい・・・あんた ジェノスの
部下だったんだろう?
何か知っているんじゃ
ないのか?
ルーク:
いや 私にも
くわしいことはわからん・・・
ただ・・・彼は先ほど
ロイス様からのペンダントを
ここのコンピュータールームで
調べていたようだった
アルベルト:
なんだって!
ブレンダ!ジェノスが解析した
データが残っていないか
調べてくれ
ブレンダ:
はい!
・・・・・・
あっ!あったわ!
ええと・・・
ブレンダ:
こ・・・こんなことって!
アルベルト:
なんだ!?
ブレンダ:
ソサエティは裏で
軌道エレベーター“アトラス”
開発にかかわっていたみたい
そして彼らは アトラスに
しかけを作ったらしいわ
ソサエティ総統の心臓が
停止すると・・・
自動的に 軌道エレベーターに
かくされた兵器が
作動するようになって
いるのよ!
アルベルト:
それが さっきの光か!
総統は 死のまぎわ
エレベーターの事を
口にしていた
それは この事を暗示
していたのか・・・
サカタ:
あのビームは
シビルスカで
わしが受け止めたビームと
同じものだ
もともと アトラスには
宇宙で集めた太陽エネルギーを
地上に送る機能がある
それをすべて電磁波に変えたと
すると・・・
地上は完全に
焼きつくされるぞ!
エミル:
もう・・・おしまいだ
せっかくみんなで
ここまでがんばってきたのに
・・・・・・
ブレンダ:
あきらめないで!
情報によると アトラスが
次に兵器を起動するまで
まだ しばらく時間が
かかるらしいわ
アルベルト:
よし このデータを
ガーディアン本部へ送ってくれ
おれたちも ジェノスを
追って アトラスへ向かおう!
ーワールドマップー
ブレンダ:
ガーディアンからの
連絡よ
▼
ガーディアン総司令:
君たちからの情報の通り
センチネル墜落直後から
▼
アトラスが機能しはじめた
ようだ
▼
アルベルト:
やはり あの光は
アトラスの・・・・・・
▼
ガーディアン総司令:
どうやら そうらしい
▼
われわれは 軌道エレベーター
攻撃の主力部隊を
編成するつもりだが・・・
▼
バイアブランカで受けた被害が
大きすぎた・・・
▼
ガーディアン部隊の再編成には
まだ時間がかかりそうだ
▼
すまんが 先に向かって
いてくれ
▼
アルベルト:
わかった
▼
・・・そういうわけだ
みんなには 今までもずいぶん
世話になってきたが
▼
今度こそ最後の戦いに
なるだろう
▼
もう一度だけ
手をかしてほしい
▼
クラーク:
もちろんです
修行の成果をお見せしましょう
▼
ルヴェン:
今さら 降りるなんて
言えんさ
▼
なあ? みんな!
▼
エミル:
もちろんです!
▼
アクセル:
このままじゃ おいらの
国だってあぶないからな!
▼
サカタ:
あのビーム砲を
▼
わしのヴァンツァーで
受けとめてやるわい
▼
アニタ:
さあ
アトラスに向かいましょう
▼
ブレンダ
▼
ブレンダ:
ええ!
▼
最大戦速でぶっとばすわよ!
▼
<マディオス>
兵士:
すべては あなた方に
かかっています!
▼
がんばってください!
▼
兵士:
大変な事になったものです
▼
総司令は 全世界に働きかけ
アトラスの攻撃を阻止する
つもりです
▼
<アニタがいると>
アニタ:
そういえば この工場に
あった ソサエティの兵器は
どこに運んだの?
▼
兵士:
出撃した部隊に持たせ
ましたが・・・
▼
残った分は シドニーの
いつもの店に まかせました
▼
アルベルト:
シドニーの店?
▼
アニタ:
ええ
▼
私たちが ソサエティに
対抗するために
▼
極秘で武器を集めてもらって
いたショップがあるんです
▼
行ってみますか?
▼
アルベルト:
そうだな
▼
なにか 得られる物が
あるかもしれん
▼
<クスコ村>
兵士:
グラントさんも 本部に
呼ばれて行きました
▼
アトラス対策のためです
その間は われわれが
ここを守ります
▼
村人:
この村は 今だに
ねらわれているらしいな
▼
ホセに対抗した人間が
多いというだけで・・・
▼
<ニューヨーク>
ブレンダ:
リチャードがいないわ
傭兵達も・・・
▼
出撃したんだわ
▼
<エミンゲン市街>
リンカー:
なにが あったかは
わからんが
▼
きっと お前なら
解決してくれると
信じているよ
▼
市民:
スイスの方で 無気味な
光を見たぞ!
▼
いったい何が
起こったんだ?
▼
市民:
いつも 私らのように
関係ないものが
▼
一番ひどい目にあうんだよ
▼
市民:
軍隊が出撃して
行ったようです
▼
また 戦争が始まるので
しょうか?
▼
市民:
これから 私たち
どうなるのかな・・・
▼
<エミンゲン市街>
リンカー:
なにが あったかは
わからんが
▼
きっと お前なら
解決してくれると
信じているよ
▼
市民:
スイスの方で 無気味な
光を見たぞ!
▼
いったい何が
起こったんだ?
▼
市民:
いつも 私らのように
関係ないものが
▼
一番ひどい目にあうんだよ
▼
市民:
軍隊が出撃して
行ったようです
▼
また 戦争が始まるので
しょうか?
▼
市民:
私は 聞いてしまったよ
▼
ソサエティという組織と
アトラスの事を・・・
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<大統領官邸>
兵士:
大統領は ガーディアン
という組織にまねかれて
空軍とともに 出発しました
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おそらく アトラスに
ついての対策のためだと
思われます
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<ベルゲン国防省舎>
兵士:
わが軍も出撃しました
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しかし あの圧倒的な力に
対抗する術など はたして
あるのでしょうか・・・
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<連邦政府軍本部>
兵士:
わが軍も 事の重大さを
感じて 出撃しました
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しかし・・・よりによって
わが国がねらわれるとは
・・・
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<オステン村>
村人:
な・・・なんだったんだ?
さっきの光は・・・
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あれは・・・北にある
マステン村の方角だったぞ!
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村人:
この村も ねらわれているの
だろうか・・・
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子供:
わーい
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ヴァンツァーの
お兄ちゃんが帰ってきた!
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村人:
マステン村には 親せきが
いるんだが・・・
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大丈夫だろうか・・・
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村人:
今の世は 狂っとる
・・・
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ほれ 見た事か・・・
神が お怒りになったのじゃ!
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<反政府軍本部>
市民:
ミハエルの父親は
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大変な事が起こったと言って
出かけて行きました
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ミハエル:
どんなことがあっても
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兄ちゃんが 必ずなんとか
してくれるよね?
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<ARS軍本部>
兵士:
アトラス対策のため
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サファド司令以下
軍の大部分は出撃しました
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あなたも早くアトラスへ!
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