Banners of Ruin
攻略ヒント集


ローグライクカードバトルRPG、Banners of Ruin(バナーオブルイン:破滅の戦旗)の攻略に役立つ情報をまとめています。
本作はSlay the Spireを発展させた感じで、非常に戦略性が高くて面白いのですが、攻略サイトがなかったのでデータを調べて作りました。
以下のページでは、敵の能力データと、イベントカードの効果についても記載しています。
敵&イベントデータのページ

目次



基本事項

  • ある程度ランダムに入手できるカードを集めてデッキを作り、攻撃したりシールドを張ったりして敵と戦っていくというシステムはSlay the Spireとほぼ同じ。違うのは、味方側も複数人でパーティーが組めるという点と、シールドがターンごとに消滅しない点(あちらで言うバリケード状態)。
  • カードの特殊な処理として、追放というのはその戦闘中のデッキからの除外(復帰手段あり)。破壊はその戦闘中のみマイナス効果のある破壊カードへの変化。ただし非戦闘時にカードを破壊(破く)した場合、以後はずっと破壊カードになる。
  • 各キャラはHPの他に、最大スタミナと意志があり、さらに所持者のみが使用できる才能カード、所持者専用かつ交換可能な装備カード、パッシブ能力をもつ。
  • スタミナと意志はカード使用の際のリソースとなる。普通のカードはスタミナを消費するが、無料のものや意志が必要なものもある。また意志は種族ごとの特殊能力を使うのにも必要。
  • 毎回のプレイでは、3つのイベントカードが表示されるストリートを進んでいく。イベントカードの効果はこちらに記載してある。
  • 主な状態異常……出血:毎ターンHPにダメージ(ターンで減少) 毒:毎ターンシールド防御可のダメージ(ターンで増加) 無防備:被ダメージ増加(累積なし) 圧倒:被ダメージ増加(累積あり) 疲労困憊:次ターンのスタミナ補充量が数値分減少 不活発:移動する・させられると数値分ダメージ 死相:倒されると周囲に無防備付与
  • 主なバフ効果……突撃:数値分次の攻撃に加算 仕返し:数値分敵の攻撃に反撃 復活:毎ターンHP回復(ターンで減少) 憤激:毎ターン突撃を獲得(ターンで増加) 元気:毎ターンシールド増加(ターンで減少) 準備万端:数値分追加ドロー(ターンで減少) 予知:数値分次の攻撃を無効化(追加効果は受ける)

進め方のヒント

  • 何よりも仲間を増やすことが戦力強化につながるので、最低限ストリート1ラストの酒場で仲間が雇えるようお金を貯めておきたい。アリーナや酔っ払った衛兵を優先的に選ぼう。
  • レベルアップするとスタミナや意志、最大HPが増え、こちらも戦力強化になる。スタミナか意志かは、鎧込みで満足な量が得られるまではスタミナでよいだろう。スタミナが増えてくると、今度は1ターンごとに引けるカードが足りなくなってくるので、ドロー強化のカードも積極的に集めていこう。多すぎても困ることはない。
  • 装備カードの適切なチョイスも肝要。武器は敵を動かせる【こん棒】【なた鎌】がオススメ。盾と鎧はスタミナ最大値との兼ね合いが大事で、スタミナが育ってきたら重いものを装備しよう。
  • イベントカードの選び方は、仲間加入>能力変化>スキル入手の優先度で選んでいくといいだろう。ぜひとも欲しいのは【勇気】【とっさの判断】【機密情報】。選択肢のあるものは結果を把握して慎重に。エリート戦はそんなに得られるものがないので、無理に選ばなくてもよい。

戦闘のコツ

  • Slay the Spireと同じく、そのターンの攻撃に耐えられる分のシールドを確保しながらダメージを与えていくのが基本。その際には、敵にカーソルを合わせてどんな攻撃をしてくるのか、誰を狙ってくるのかを把握するのが最重要。
  • 攻撃の基本は突撃を得て、そのダメージ上昇が攻撃回数分加算される連撃や、範囲攻撃スキルで攻めること。武器はダガーやレイピア系だと相性がいい。
  • シールドは鎧で得るのがもっとも安定する。スタミナを上げて【重装甲】【優れた重装甲】を着けるのを基本に、被弾機会の少ない後列には【悪党のマント】など特殊な鎧を着せよう。
  • HP回復手段は限られているが、【爽快な一撃】や【リフレッシュ】スキルがあればわりとリカバリー可能。ボス撃破後の報酬はお金を選びたいので、できるだけHPを減らさない形で進めよう。シールドが十分でもそれを貫通してくる出血でダメージを受けやすいので、回復手段を用意したい。
  • 独自要素として、敵味方のフォーメーションがある。敵の攻撃の多くは横一列のうち1体を狙ってくるので、【退却】などで自分が縦に移動すれば攻撃をかわせる。また敵の攻撃は左右の列で順番に行われるため、うまく敵を移動させられれば攻撃そのものを止められる。スキルや装備を活用して攻撃をかわそう。
  • 各ストリートの攻略。ストリート1は、敵も弱いがこちらもカードやスタミナが少ないので、シールドや移動カードで被害を減らそう。そんなに強敵はいないが、エリートはかなりの物量なので初期は避けるべき。ボスはスピッターが厄介。範囲攻撃で対処しよう。【不思議な霧】があれば毒に対処できる。
  • ストリート2は、徐々に状態異常持ちの敵が増えだす。通常戦闘でも出るヴァレンファックスの追跡者がとにかく強いので、出会ってしまったら全力で対処。エンダーの刈り取り人を含むチームも被害が大きくなりやすい。ハンターは2週目から出るが、単体なので移動カードがあれば楽。ボスはどちらもそんなに手強くないが、グリットソルトの出血変換の能力には注意。
  • ストリート3はラストというだけあって、厄介な敵ぞろい。特に、エンダーの斧やり兵のこちらの移動に反応して突撃と、エンダーの槍兵の仕返し、装甲クロスボウ兵の追加ドローに出血付与の能力には気を付けよう。またエンダーの剣豪は攻撃面が強力なので速攻を心がけよう。
  • ラスボスの番人はかなりの難敵。本人は動き回りながら疲労困憊をばらまいてくるほか、仲間のシールド値を吸い取り、その後シールド値分ダメージの攻撃が脅威。また強制移動で行動を阻害すると周囲に突撃を付与してくるのでうかつには動かせない。お供のエンダーの旗手はカードを追放させつつ仲間の回復と強化を行ってくる。シールドは固いがHPが低いので出血で倒そう。

おすすめカード

  • カード選びは、進めていく上で必要な役割ごとに分けて、それぞれ役に立つカードを集めていくのがいいだろう。そのような役割として、「範囲攻撃」「防御」「移動」「突撃付与」「追加ドロー(スタミナ補充)」「回復(状態異常解除)」を挙げる。順番はだいたい有用な順に並んでいる。
  • 連撃・範囲攻撃……【激しい乱闘】【粉(3色)】【拡散弾】
  • 防御……【防御態勢】【チャレンジ】【後衛】【強固な陣形】
  • 移動……【挑発】【猛突進】
  • 突撃付与……【戦の咆哮】【ダブルチーム】【挟み撃ち】
  • 追加ドロー……【クイックハンド】【計画的な一撃】【備蓄】【気力回復】【リフレッシュ(青色)】
  • 回復……【爽快な風】【リフレッシュ(灰色)】【応急手当】
  • 才能についても、同じように役割ごとに有用なものを選ぼう。キャラ固有のものは()内に種族を表記している。
  • 連撃・範囲攻撃……【アーテリアルブレイク】【乱れ撃ち(ネ)】【剣の舞(ネ)】【無謀な進撃(ネ)】【掃射(ウ)】
  • 防御……【隙ありとみせかけて】【要塞(ク)】【争いの渦へ(オ)】【徹底抗戦(オ)】【ここは通さん!(ビ)】【防御工事(ビ)】
  • 移動……【リニューアル】【コントロール(イ)】
  • 突撃付与……【不屈の精神(ク)】【共同戦線(ウ)】【熱心(ウ)】
  • 追加ドロー……【邪悪な意志】【意志の力(オ)】【大演習(ウ)】【素早い回復(ビ)】
  • 回復……【不思議な霧】【やばい魔法薬(ク)】【火の洗礼(オ)】

プレイヤーキャラについて

  • 仲間は5種類の動物たちから選べ、それぞれ異なる才能、パッシブ能力、種族の能力を有している。
  • ネズミは攻撃回数分突撃を得る能力があるので、【ラッシュ】など連撃スキルやレイピア系、範囲攻撃スキルと相性がよく、攻撃の要となりうる。固有才能もこの能力を活かせるものが多い。【警戒】や【ハリケーン】、【日和見主義】など固有パッシブも優秀。
  • クマは状態異常をシールドに変換する能力があり、前衛向き。ネズミ&クマの組み合わせはデフォルトながら結構安定する。
  • イタチは仕込み刃を出現させられ、倒しきれない相手のダメージ調整や先制攻撃に活躍する。出血関係の才能やパッシブと組み合わせると強力で、特に【アーテリアルブレイク】とのコンボは凶悪の一言。
  • 狼は他のキャラの装備や才能を使えるという正直地味な能力。ちょうどスタミナが足りない時に使うか、他のキャラの代わりに意志コストのカードを使うといい。敵のHPの半分ダメージを与えられる【分断】は強力。
  • ウサギの罠も攻撃手段としては微妙だが、多彩な移動系才能・パッシブがあるので補助役には向いている。何かにつけ突撃を得られるパッシブ【熱心】があれば攻撃にも活躍できる。
  • ビーバーは前列にバリケードを配置でき、スタミナの少ない序盤では貴重な防御手段となる。初期メンバーに選んで、1匹を後列にしてバリケードを張れば、序盤はダメージを受けずに進めるだろう。
  • パッシブは追加ドローの【ばくち打ち】、出血を防げる【不道徳】、重装甲と相性がいい【耐久】、スタミナ補充の【鼓舞】辺りを中心に取りたい。キャラ固有のものは、【警戒(ネ)】【熱心(ウ)】【別の鎧(ビ)】が強力。その他は、手数の多いキャラに【熾烈】など、組み合わせを考えて取ろう。

おすすめコンボ

  • 【集中砲火】+連撃カード……攻撃するたびに圧倒が追加され次のダメージが大きくなる。
  • イタチの種族能力+【流動】パッシブ……多くのカードのコストを下げられる
  • 【日和見主義】パッシブ+【優勢】……大ダメージを与えつつ、優勢の効果を瞬時に発動できる。
  • 【血の欲求】パッシブ+範囲攻撃カード……序盤に獲得してポイントをためれば、広範囲にものすごい値の出血をばらまけるように。
  • イタチは【悪徳】【変わり身】【切開】や、【鋭い】【執念深い】パッシブなど、種族の能力とシナジー効果のあるものが多数あり、取れば取るほど強力になる。
  • イタチコンボの例として、【ならず者】の鎧を装備、【エキスパートボウ】だと効果を3倍発揮でき、鎧や【変わり身】で仕込み刃を大量発生させ、増えるたびに【瘴気】で毒をばら撒き、【鋭い】パッシブがあれば刃自体の攻撃力も激増させられる。ものすごく強い。

真エンディング攻略

  • 1周クリアすると、次回の開始時に情報提供者のイベントが出現し、クエストが受けられるようになる。ストリート1でボートを購入し、2で囚人を助け、3で脱出のイベントをこなせば、番人撃破後にストリート4へ進め、シャドウマスターおよび裏ボスと戦える。
  • クエストの際には、イベントを飛ばさないように注意しよう。ボートを購入する時の資金も忘れないように。脱出イベントは、鎖を5回使うまで毎ターン敵の増援が来て戦闘が終わらないので、事前に2回ほど鎖イベントを選んでおくと楽。
  • シャドウマスターは時限爆弾の混入と、空きスペースへのシャドウ召喚が得意技だが、移動スキルがあればどうということはない相手。それよりは番人戦で仲間がやられないことのほうが大事。
  • 裏ボスはとんでもない強敵。シャドウ2体に加えオベリスク、グラディウス、エンドリスのロイヤルガードが出現し、それぞれが厄介な能力を持っているだけではなく、この戦闘だけ敵が2ランク同時攻撃してくるのと、全カードのスタミナコストが+1されるのがとにかく辛い。いつもの攻撃阻害が通用しないので、適当な構成ではすぐ負ける。
  • 中でももっとも恐ろしいのはオベリスク。放置すると圧倒、不活発、強制移動のコンボであっという間にやられる。とにかくこいつを集中攻撃しよう。最初のターンに前列を入れ替えてくるので、重鎧持ちのキャラを後列に置いておくのもいい。【塹壕】がピンポイントで有効で、パッシブの【流動】があるとコスト高騰にも対抗できる。
  • 次に耐久力の低いシャドウを倒し、面倒な状態異常を仕掛けてくるエンドリスを狙おう。押し付けてくるハイドストライクは放置するとダメージで、コストも高いため処理に困るが、スキルやパッシブで捨てるのが楽。
  • グラディウスと王子だけになったらろくな攻撃手段がないので、もはや楽勝。いかにこの状態まで持っていくかが大事。グラディウスは殴ると疲労困憊を与えてくるので、できるだけ無視しよう。
  • 撃破すると選択肢が表示され、その選択によりそれぞれ開始時のボーナスイベントが解禁される。3周すればすべて使えるようになる。

補足情報

  • 弓系の武器は他に比べて性能が低めだが、仕返しによるダメージを受けないという隠れた特性がある。エンダーの刈り取り人や槍兵相手に有用。
  • 装備は予備スペースに保管すると戦闘時に使えないカードで現れて邪魔になるが、鎧は邪魔になることはない。
  • 【両刀使い】の追加攻撃は、片手武器と盾でも発動する。
  • 日本語だとカードの効果が誤って書かれていることがいくつかある。重要なものとして、【黒い粉】には使うと永続破壊の効果がある。【協調攻撃】は前列すべてではなく正面のキャラに突撃付与。【緊迫感】の圧倒の条件は、ランク内に2種族以上いる場合。
  • それ以外の効果違いとして、【電光石火】はカードが戻るのではなく使ったスタミナの回復。【中等の装甲】のシールド加算は18ではなく24で、【秘密の鎧】は35。


もどる
征服する