ルドラの秘宝RTA動画のプレイ内容の分析15(サーレント10~12日目)

Gayaline

 チャートに穴があればあるほど検証のやりがいが増すこの企画、前回に引き続きやっていきましょう。

 今回の内容はアビリジャ戦から、カダル戦までです。改善ポイントも盛りだくさんですよ。


 またまた以下のルドラの秘宝の解説つきRTA動画のプレイ内容の検討と解説をします。前回は全国ラゴウ石めぐりの旅が始まったところでしたね。

ルドラの秘宝 補助なしRTA サーレントの章 2:54:17 Part4 - ニコニコ動画

ルドラの秘宝 補助なしRTA サーレントの章 2:54:17 Part4 [ゲーム] 縛り内容ウラルドラ・ダヨンなどシステム否定系は禁止ステータスUPおよびDOWN・属性半減言霊使用禁...

サーレント10日目 

 前回はサーレントがようやく自分の体を取り戻し、ラゴウ石めぐりが開始したところでした。以前言ったように、ジグムンド氷山の1回目はスルー可能なので、真っ先に巨人の塔に向かうべきです。

 シオンがスルトやアビリジャと戦った巨人の塔には新たな敵が出てきます。動画ではここであんこくとうのドロップを入手していました。2回目で落ちたのはかなりラッキーだと言えます。

 頂上で目的のラゴウ石を見つけると、謎の(本当に謎)振動によって下の階のアビリジャの下に落下。アビリジャはまったく融通が利かないので、有無を言わせず襲ってきます。ここですが、ラゴウ石のところに行っても結局落とされるので、先にアビリジャのところへ行く方が早いです。ただしこの場合は戦闘前に回復ができないのでやめといた方がいいかも。

アビリジャ戦(1:53~)

 何度倒されても復活して襲ってくる元気な巨人族のルドラです。それだけガッツがあるのに、どうして巨人族はほぼ絶滅してしまったのか。

 HPは4924、ダメージ限界は656ですが魔防、物防ともに高く、動画ではソークが前列であんこくとうで攻撃していましたが、ソークがしょっちゅう倒れたのもあり28ターンもかかってしまいました。時間にして8分ほど。

 ここで改善のためのいろいろなアイデアが出されていましたが、それを検討してみましょう。まずは武器をどうにかするという方法。ダメージを見てみると、前列からのあんこくとうは56程度です。言霊が70は出るので、決していいわけではありませんね。初日にレッドイーグルを拾っていれば後列からでも70はダメージが出ます。しかしもっといいのは、巨人特効の銃を使うという手です。ダグダの天文台に落ちているアンタレスなら100、ベーカーキャップとファールストーンでかしこさを補正して108ほど出せます。

 他方で狂戦士にするという話もありましたが、狂戦士になると被ダメージが増加するので、ソークは前列でもやられることになります。ダメージ増加があるといってもあんこくとうでも108程度ですしね。なので却下。

 あとそもそも前列に出すのはおすすめできません。多少ダメージが増えたところで倒れたら攻撃1回分以上が無駄になるので。おまけに、ちょうど動画が調査データを提供してくれましたが、アッパーアタック、オーガリベンジは見たところ前列に集中するようです。この点はよく知らなかったことなので、重要な発見ですね。

 そういうわけで結論としては、サーレントがコペエベムニ、レギンが攻撃、ソークにベゼウィングをつけて回復、ロロはコペイヤウスがいいと思います。オーガリベンジは後列でも耐えきれませんが、ここで↑の発見を利用しましょう。4の倍数のターンになったらソークが前列で防御してオーガリベンジを誘導、ロロが回復。ソークの物防が40くらいあればオーガリベンジに耐えられるので(ダグダアーマーをつければ届く)、これで誰も倒れずに18ターンくらいで突破できます。かなり縮んだといえるでしょう。なので事前にダグダの天文台でのアイテム回収を行う必要があります。


 撃破後のアビリジャは、彼からスルト、シオンへとジェイドが移ってムカついていた的なことと、巨人族はもうダメだみたいなことを言って消えます。後者はわりとあなたの責任じゃ・・・ともかく入手したラゴウ石のかけらには、「おおいなる者」が天空よりも上に住んでいると書かれていました。この正体はもうすぐわかります。

 目的達成後は氷山まで戻るわけですが、ここというか10日目にクリューヌ城に寄るとソークの回想イベントが発生。彼はターレス隊長に将来を期待されていましたが、「俺の剣は、人を殺すためだけの剣だ。おまえの様に、人を導くことのできる剣ではない。わかっているだろう?」と言って城を離れてしまいます。その後ソロン様の弟子になったみたい。また新人時代の言葉づかいの怪しいシオンが現れ、ソークに発破をかけられていたことがわかります。2人はお互い覚えていないまま再開するのでしょうが、熱い因縁ですね。

 さて、動画はチャートの確認ミスをしていましたがまあそこはいいとして、再度氷山に戻る必要があります。氷山のダナンのルドラは、さっき出ていた「大いなる者」ミトラ、メイファ、ハウゼン、サイゾウがより強い種族を造るためにルドラを生んだということと、ゴモラはその4人のことを知っていると教えてくれます。人間族のルドラであるハウゼンが「大いなる者」であることに驚くサーレントですが、ゴモラから情報を得るためラゴウ石集めを続けることになります。海底に行く必要があり、砂漠の宝物庫にあるダナンの秘宝があればなんとかなるとのこと。

サーレント11日目

 この後は冥界の人間族のラゴウ石と、海底の水棲族のラゴウ石のところに行けますが、後者が先の方が速いでしょう。砂漠の宝物庫では、デューン達と三度目の遭遇。先ほど入手したパーツを奪おうとするデューン達に対し、今度はしくじらないと構えるソーク。デューン達が方舟を所有していることに対し、「うそだ!はったりだ!ペテンだ!」「うそでもはったりでもペテンでもない!」というノリのいいやり取りにも注目。レギンとキッドはわりと気が合うようです。一触即発の状況ですがサーレントは取引を持ちかけ、潜水パーツ譲渡と引き換えに海底に連れて行ってもらうことに。

 方舟に乗ると、子供のロロは「わぁーっ、すごいなーっ」と大はしゃぎ。そして19歳のレギンも「へぇーっ、すごいなーっ」と大はしゃぎですが、これは彼の体に巡るマッドサイエンティストの血が騒いだためのようで、コントロールルームに入るとあちこちをいじくりまわします。それに対する「ダメだって、あ、そんなとこさわっちゃヤダ!」のセリフはいろいろとアレですね。

 その後リザを載せた女神像が飛んで行き、この舟もあんな風に飛べるのかと言うレギンに対してデューンは無理だと言いますが、一人残ったロロは「行けるかも」とつぶやきます。この方舟の場面はレギン、キッド、ロロの発言が光る要注目ポイントです。

サーレント12日目

 方舟は予定通り海底に降り、ライラの町に泊まります。ラゴウ石の場所を長老に尋ねますが、レギンは例のダシなまりが伝染ってしまいます。これで3人目ですね

 動画では、おいしいみず6つと水属性のアレクサスメイルを3つ、アクアリングを1つ購入。そのまま全員に装備して海底神殿に向かいます。

 海底神殿ではボス前のブルースワローとオフィーリアを回収。他にはお金くらいです。リトルアクナがやっかいという話がありましたが、サーレントかレギンがベゼウィングをつけていれば先行できるので逃げられます。装備変更はボス前でいいかも。最奥にあるラゴウ石には水棲族のルドラが封じられており、起こすと例によってわからずやなので戦闘になります。

カダル戦(20:42~)

 この章3体目となるルドラ戦。見た目的にはどこかで見覚えがあります。歴代ルドラのうち80%(場合により60%)をぶっ倒してしまうんだからサーレント達はすごい。

 HPは4908、ダメージ限界は704ですが、攻撃は予想通り水属性ばかりなので問題なし。名前のかっこいい「水神々撃」も大したダメージではなく、コペテヌカプとコペテヌビトで8ターンで倒せました。

 ここはせいぜいコペヒベムニを使うくらいで、その場合は6ターンです。物理を考えてみるにしても、コペヒベムニ350、コペテヌビト270に対してレッドイーグル145、アンタレス108くらいなのでやはり言霊がいいでしょう。


 カダルはアビリジャよりなお対話の余地がなく、「いったはずだ。好きにするがよい」とすねてラゴウ石に戻ってしまいます。まあその後も外が気になっていたようで、話しかけてくるんだけど。かけらにはゴモラが「ガフ」の力を借りて生命の進化を操作していることがわかります。シオンの章で言ってましたが、ゴモラがやっていることは生命の誕生そのものではなく(それはガフだけでやってくれる)、生まれる生命に手を加えることのようです。遺伝子操作みたいなものでしょう。この星のあらゆる種族はこの操作を受けているわけです。

 その後方舟で地上に戻り、降ろしてもらって今回は終了。ソークが「もう会うこともないかもしれんが げんきでな」と言っている辺り、以前の険悪感はなくなったようです。戻る前に方舟のヒーリング装置で回復するといいかも。あとこの時点で砂漠の宝物庫に戻ると時計扉の部屋でマジックリーフを入手できますが、さすがに時間がかかるので無駄かも。

 さて次回、今度こそツイッターアイコンの人と対決!

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