ルドラの秘宝RTA動画のプレイ内容の分析13(サーレント4~8日目)

Gayaline

 前回からサーレントの章に突入したルドラの秘宝の補助なしRTA。

 これまでと同じように、ストーリー解説やチャート検証をやっていきましょう。


 前回に続き、以下のルドラの秘宝の解説つきRTA動画のプレイ内容の検討と解説をします。サーレントの章前半はあまりボス戦がありませんが、後半は強敵とたくさん戦うので、それまではストーリーを楽しみましょう。

ルドラの秘宝 補助なしRTA サーレントの章 2:54:17 Part2 - ニコニコ動画

ルドラの秘宝 補助なしRTA サーレントの章 2:54:17 Part2 [ゲーム] 前回デューンの説明の所で「ト」が抜けていて、レジャーハンターになってました。本当に申し訳ない...

サーレント4日目 

 前回はサーレントの章がスタートし、ハ虫類族のルドラによっていきなり主人公が死亡してしまうところまででした。

 サーレントが目を覚ます?とそこはどこかの町。状況がよくわかっていないサーレントに対し、近くにいた男が話しかけてきます。男はここが冥界であることや、ジェイドがあれば生き返る手段があること、サーレントの体の中にジェイドが埋まっていることを説明します。なお、サーレントのジェイドがどの位置にあるかというのはみんな気になるところですが、公式には明言されていません。

 この男はクルガンと名乗りますが、彼こそ元バベルの悪徳市長で、リザ達に倒された人物。その関西弁が特徴的なわけですが、他の章を進めているとすでにクルガンがどういう人間なのかがわかっています。

しかしサーレントはというとクルガンの言うことをすっかり信用しており、魔導博物館のラゴウ石の前で集合となります。それどころではない状況にもかかわらず、「それはすごい!巨人、ハ虫類に続いて3つ目の『ラゴウ石』の発見だ!」とか言っているところに彼の研究者メンタルが表れていますね。

 なおサーレントのいるタラークの町には、ルドラから逃れたハ虫類族が多数住んでいます。町中には死者の霊もわりといて、死んでない人からは見えない様子。あれ、リザの章では見えてたような。あと同じく死んでいるサーレントとはなぜか会話ができてます。

サーレント5日目

 魔導博物館に到着すると、そこには貴重な宝物が展示されています。ルドラが襲って来る時に身につけているというルドラ十神宝のレプリカにガルムの剥製、そして人間族のラゴウ石(中身入り)というかなりヤバいものがあります。なにせその中身が巨人族を滅ぼしたわけであり、他の種族にとっても害をなさないということはないだろうから。

 ここに来た目的もこのラゴウ石で、サーレントはルドラは危険なんじゃないかと警戒しますが、クルガンは人間のルドラは人間族の仲間であると言います。ホントかな。

 ジェイドをもっているサーレントがラゴウ石に触ると、封印が解かれ中身の「ハウゼン」が出てきます。サーレントは早速ハウゼンにラゴウ石のことを問いただしますが、「全てをこえた存在が作った」くらいのことしか話してくれません。後々考えるとめっちゃはぐらかしてますねこれは。「私は殺された研究員たちのためにも『ラゴウ石』の研究をしなければならない」と研究者マインド全開になるサーレントに対し、ハウゼンは妖刀を入手できれば地上に出れると言います。

 妖刀も博物館内にあります。早速封印を解くと、彼は妖刀に封じられてしまいます。サーレントは騙されていたのでした(3日ぶり2回目)。どうやら妖刀は最初に触った人を封印し、地上への扉を開く力を発揮するもののよう。どうしてそんなヤバいものを置いておいたのか。

 ともかく本性を現したハウゼンとクルガンは行動を開始します。クルガンはサーレントの体を入手し、ジェイドを集めようとするようです。彼らが扉を開いた場所は地上のアヴドル。この時冥界の亡霊たちが飛び出し、アヴドルの住人はゾンビ化してしまいます。シオンが倒してきた「世紀末の魔物」が現れたのもこのため。

 ハウゼン達はサーレントの肉体を入手すると、妖刀をアヴドルの町中に放置していきます。そこに夜明けの光が差し込み、サーレントは再び冥界へ。なおこの際に流れる曲はサントラにも入っていないレアなものです。最後まで聴きたいと思って頑張った人もいるとか。あとよく考えたら4日目の日食の曲もここだけですね。

サーレント6日目 

 再度彼が目を覚ますと、なんかゴチャゴチャした生体パーツがある部屋。そこには、シオンが最後に戦ったウサミミっぽい人物「ゴモラ」がいます。ゴモラに事情を話すと、ハウゼンは人間を滅ぼそうとしているが、それと戦う気はあるかと聞いてきます。それに対して「私は『シン』を倒します『ハウゼン』と戦います!人間を滅ぼさせやしない!」と決意表明するサーレント。

 そこでゴモラは新たな肉体をレンタルしてくれます。この2つの肉体は、シオンの章冒頭で命を落としたロスタムとヒューイのもの。リザの章より先に進めていればどちらかを選択でき、動画ではロスタムの体を選びました。その後ワープルートを開いて地上に戻れるようにしてくれます。

 さらに動画では、この冥界フィールドで5戦して経験値を稼いでいます。ここは確かに、逃げても攻撃してもかかる時間は同じくらいなので、ロスが少なく稼げるところではあります。ただし前回説明したように、サッカラ砂漠でロジカルキャップをサーレントに移せばだいたいサーレントに経験値を回せるので、ペイモン稼ぎの方が速いのではないでしょうか。ペイモン稼ぎチャートの場合もここでは倒していきましょう。バコベペアミで一撃で、レベル7になるはず。

 ワープした先はソロン様のいるトール火山。早速ソークに発見されますが、サーレントは現在ロスタムの肉体なため、自分だと言っても信じてくれません。「刀のサビにしてくれるわ」「問答無用!斬る!」とひたすら斬りたがるソークをなだめ、「信じられんかもしれないが、本物のサーレントだ」「ニセ物は、みんなそう言うのだ」という押し問答の末ソロン様の下へ行き、必死に説明したところで理解してもらえました。その間ソークが斬ろうとしたことはゆうに5回。彼がいかに斬りたがりかよくわかるでしょう。

 とりあえずラゴウ石のことを調べようというサーレントに対して、ソークも渋々ついてきます。ドロップアイテムもああるので、トール火山の敵もバコベペアミで倒していくといいと思います。

 小舟でオリアブに戻ると、今度はレギン達と再開。同じようなやり取りを繰り返しますが、ロロだけはサーレントだと気付いてくれます。ロロは妙な力を持っていると驚く一行。

 その後見た目がハウゼンにも似ているカスタギア博士から、エレミアの洋館にハ虫類の魔物が現れたということで向かうことに。また、アヴドルの町が冥界と繋がり「霊的汚染地帯」に指定されたというニュースも。(ルドラの直前に発売された)バイオハザードならぬゴーストハザードということです。

 この後厳しい戦いが待っているので、動画ではロジカルキャップを1つ購入。これはオズヌ戦の前にやった方が安定すると思います。また洋館でじょうかやく、コスモガン、ヘクトルアーマーを回収。ロジカルキャップをロロに装備させています。

 洋館の奥にはハウゼンがおり、どこで手なづけたのかサーレントを殺害したハ虫類族のルドラ、ラズムをけしかけてきます。しばらくぶりのバトルスタート。

ラズム戦(10:09~)

 タイトルにもなっているルドラの1体だけあって、とんでもなく強敵。相反する属性攻撃も仕掛けてきます。HPは1521、ダメージ限界は384。

 動画では強い方の言霊で攻撃しましたが、最初のターンに必殺のラズムサンダーが来て全滅。再戦では回復せずにガンガン攻撃し、3ターン目でギリギリ倒せました。

 とにかく怖いのはラズムサンダーなので、ここでの対処法は2つ。1つは、このレベルであればレムノスメイルで耐えられるので、複数人に装備させること。ただしお金が厳しいです。もう1つはこれまでソーマやメイファ戦でやってきたダメージ調整です。

 過去のサイトから入手した攻撃パターンデータによると、ラズムはHPが少し減った時と瀕死の時にラズムサンダーを使ってきます。そして7477のレベルであれば、サーレントとレギンが先行。これを踏まえてパターンを構築しました。まず全員にロジカルキャップを装備して、

サーレント:コペテヌミヌ レギン:回復 ソーク:コペテヌスタ ロロ:コペテヌミヌ

を繰り返すだけです。最初のターンは第2パターンに移行する前でエアーかブレスになり、次のターンは920ほどダメージが入っておりサンダーを使ってこない状態になります。2ターン目のラズムホーンが嫌なところに刺さると誰か倒れますが、1回の攻撃猶予があるので、3ターン目にレギンもコペテヌミヌすればそれでも倒せるはず。

 このパターンの場合毎ターン同じ行動をするだけなので手軽で、勝率も100%です。いい感じの改善案が出せたと思います。


 ラズムを倒し、ミュンヒ博士や研究員と自分の仇を討ったサーレント。しかしハウゼンは余裕綽々で、サーレントの肉体は日の光を受けると冥界に引き戻されてしまうと言います。残った人達でボコればいいんじゃないかな

 ともかくガフの間に戻されますが、ここでメニューを開くと、朝日を受けて冥界に戻ったはずなのに、まだ6日目だったりします。時計がずれてるんでしょうか。

サーレント7日目 

 目覚めたら再びガフの間。ゴモラは肉体の耐陽光処理を忘れてすまんかったと言い、新しい肉体をくれます。いい人ですね。その後魔導博物館に移動。

 博物館では、一人の女性の霊に遭遇します。この人こそ死にたてほやほやのリザの母親アクア。リザが会った時はシリアルな感じでしたが、その後文字通り憑き物が落ちたのか、リザの「生まれた時は、そりゃかわいくて こう、ほっぺたがフニフニしててね」とか言ってます。あとはリザを手助けしてほしいと。

 その後でガルムという太古の冥界獣と話をします。わりと謎の存在で、ハウゼン含む4勇者をわかぞうとか言っているところを見ると、少なくとも2万年前から生きていて、4勇者が虚空から来たものと戦っているところを見たと。途中で世界同時中継の霊木の語りを聞きながらトール火山へ。

 トール火山では約束通りレギンたちが待っており、ロロがサーレントを見分けてくれます。ただここ、サーレントのジェイドで見分けていると言ってますが、ロロが最初に会った段階ではジェイドは入っていないんですよね。これは穴かも。

 ソロン様は隠れ里へ行くことや、ワープエナジーを探すように言います。その際には「アタルモハッケ、アタラヌモハッケ‥‥」というトウヨウとかいう所に伝わるうらないを披露。どこにあるんでしょうかトウヨウは。なおゾラの占い方は「ムン!ハッ!えーーーいっ!」なので微妙にスタイルが違うようです。

 ここからはひたすら各地を巡ります。おつかいだと言われてますが、そもそもサーレントは「真理を解きあかす者」であり、その目的は情報収集なので、シナリオの特徴が出ているものなんじゃないかと思います。次にやることとしては、ソドムの廃城でリザに会い、メイファの神像でワープエナジーを手に入れ、ビルシャナ遺跡から隠れ里に行きます。

 ここで動画は寄り道をして、古代遺跡ルーネの聖杯を取りに行ってます。ここで取らないと後々単独行動することになるわけですが、だいたい2分半費やしています。経験値を稼いでロンディーネなども入手しているものの、果たして取り戻せるでしょうか。次回検証してみたいと思います。

サーレント8日目 

 リザやシオンよりもちょっと早く隠れ里に到着すると、長老の話からロロがここから逃げ出してきたダナン神族の子供だということがわかります。しかもピピン同様悪ガキだとか。どうも記憶喪失により性格も多少変化したようです。逆転検事でそんなケースを見たなあ。ともかくロロもついてくる了承を得て、正式に仲間に。身分は「さらわれたこども」のままですが。

 さらに口伝師のところでラゴウ石のかけらを集めるといいことがあると聞いたので、全国ラゴウ石めぐりが当面の目標になります。ここ、地味な短縮ポイントで、同じ口伝師に3回話しかけるだけで先に進めます。出番がなかった2人はかわいそうですが。

 だいぶ情報が多くて長くなりましたが、ここで今パートは終了。次回、各種ルドラをあっさり蹴散らしながらの情報収集に乞うご期待。

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