クルガン・行動の記録


サーレント、リザの章でかなりの悪役を演じるクルガン市長。では、奴は何のために行動しているのか?各章で集められる情報をまとめてみた。

リザの章・2日目

クルガン初登場となる。奴の話によると、戦争のために使う機械を自分で改造して空気をきれいにしているらしいが、空気をきれいにしているのはバイオの蝶の力なので、単に装置の中に蝶を閉じ込めて、そこに空気を通してきれいにしているようだ。簡単に言うとフィルター式空気清浄機。まあ、その装置をどうやって戦争に使うかは謎。
戦闘後、市長はシヴァイザンCの爆発に巻き込まれてあえなく昇天。

サーレントの章・5日目

死にたてほやほやのサーレントに対し、おいしい話を持ちかけてサーレントはまたダマされることになるのだが、ここでクルガンとハウゼンの会話を聞いていると、
「約束通り体をやる」「何かあったら言ってくれればお役に立つ」
という話が出てくる。どうも市長は石の中のハウゼンと怪しい契約を交わしたらしい。
「封印をといてくれたら生き返らせてやる」といういかにも封印をといた瞬間に殺されそうな契約を。まあハウゼンはそんなに凶暴ではないのでその場は助かった。

シオンの章・6日目

ここでは遺跡都市の酒場で暴れている。ジェイドを持っている人間を探しているらしいが、あんまり乱暴しているのでぜんぜん情報収集になっていない。現に目の前にシオンがいるのに無視している辺り意味がない。
もしかしたら、やつは最初から情報集めなどする気はないのかもしれない。にせのヒーローにありがちな町で暴れて本人の評価を落とす作戦かもしれない。セコい。しかしタンサイボウなシオンには非常に効果があったようだ。「今度会ったらギタギタにしてやる」などと言っている。しかし、 シオンはハウゼンの予想を超えたタンサイボウだったため、次に会ったとき(14日目)はそのことをすっかり忘れていたのだった。

リザの章・7日目

古代遺跡ルーネで時計扉を調べている。
他の章の進行状況によって襲ってきたりこなかったりするが、リザにとってはミュンヒ博士と一緒にいた人(死人顔)が襲ってくるのだから謎である。せめて「クルガンです」と自己紹介してから戦闘せんかい!
戦闘しない場合は、無理のある芝居をするのだがこれがまた笑える。「ぼくは、この扉の上についている時計を調べているんだ」じゃないってえの!
あと、サーレントとマリーナが唯一出会うのがここだったりして。

サーレントの章・9日目

ここが一番の問題。整理して書くと、
クルガンがトール火山に現れソロン様を殺害→古代遺跡にいるらしいリザをしばきに行く→ソロン様をサーレント一行が発見
という流れになっている。ここで問題なのは「古代遺跡にリザがいる」という話で、多分ハウゼンが教えたのだろうが、実際にリザが古代遺跡にいたのは7日目のみ。ということはソロン様殺害が7日目あたりに行なわれたのか、それともハウゼンがウソをついたのかのどっちかということになるが、クルガンは7日目に古代遺跡でリザと会っているわけで、前者は考えにくい。
すると、ソロン様殺害はサーレントの来る少し前に行なわれたことになって、ハウゼンはウソをついていたことになる。
ここで、「クルガン見捨てられた説」が浮上してくるのだが、その真偽を確かめる間もないままクルガンは聖杯に封印されてしまい、以後物語から姿を消してしまう。残念。

ルドラ風ボタン