ルドラの秘宝の説明書&
攻略ヒント集
ここでは、ルドラの秘宝を初めてプレイする人に向けて、頭に入れておくべき基本事項を説明書代わりに解説しています。
ルドラはオーソドックスなRPGながら若干の独特なシステムがあるので、スムーズに進みたい人はこれを参考にしてください。
また、迷ったとか詰まったという方のために、詰まりやすいケースの対策も記してあります。
攻略の糸口としてご利用ください。
その他、ルドラに関する詳しい攻略情報についてはこちら。
ルドラの秘宝攻略・言霊システム解説のページ
ストーリー進行について
- 最初に3人の主人公の中から選択できるが、好きな時にキャラは切り替えられるのでそこまで迷う必要はない。一応、リザ編は序盤の難易度が高め。
- 同様に、1人の章を一気に進めるか、3人をバランスよく進めるかもプレイヤーの自由。詰まったら他の章を進めて強力な言霊を見つけてからチャレンジすることも可能。攻略順によって取り逃すアイテムが出ることはほぼないので、最初は気にせず進めてしまっていい。
- 滅亡まであと16日の状況からスタートするが、宿屋に泊まっても日数は進まない。Wizap!とは違うのです。夜になったりするのもイベントの進行に合わせてなので、時間制限を気にする必要はない。
- 進行上行けるところは決まっているが、一方で寄り道イベントもいくつか存在する。アイテムや言霊が欲しい人は、まっすぐ進まず周囲を探索してみよう。
- ストーリーの大筋は一定なものの分岐はいくつか存在しており、3人のうち誰を最後にするのかでも展開は若干変わる。全部見たい人はもう一度やってみよう。
- なお、3つの章を自由に進められるというゲームの構成上、それぞれの章で判明した情報をうまく組み合わせないと、ストーリー全体がなかなか見えてこない。これが本作のストーリーはよくわからないと言われる原因になっているのだが、このことは自分でストーリーを読み解く楽しさが存在しているということでもある。ルドラの物語を堪能したいなら、丹念にプレイして、得られる情報を繋ぎ合わせれば、全貌が把握できるようになるはず。
言霊について
- 何はなくとも言霊について理解することが、ルドラを進める最大のカギである。
- まず、言霊はメニュー画面の「さくせい」からいつでも何個でも自由に作れる。思いついたらどんどん作ってみよう。
- 言霊ができたら、表示される効果に注目。特に攻撃言霊じゃないものは貴重なので、見つけたらキープしておこう。
- 何らかの特殊効果が欲しい時は、とりあえずそれっぽい単語(防御アップなら「カタイ」とか)を入れてみると、意外とうまくいく。英語より日本語の言葉のほうが反応がいい傾向にある。
- さらに、FFやドラクエの魔法はだいたい通用したりするので、それを利用するのも手(とはいえ、これらは本作オリジナルの言霊より弱めに設定されている)。
- 随所で見つかる「〜のような気がしただけだった」という宝箱は、便利な効果を持つ言霊のヒント。欲しいものがあったら?の部分を総当たりしてでも見つけてみよう。
- 攻略上重要な言霊は回復・復活に加え能力を上げ下げするものと属性バリア、浮遊言霊といったところ。
- もう少し詳しく言霊システムの話をすると、言霊は常に「後にくる言葉を強化する言葉+何らかの効果を発揮する言葉」という構成になっている。ポイントは強化が先で、効果が最後ということ。発見した言霊を強化したい場合、言葉の後ろに何かをつけるのではなく、頭に言葉をつけるようにしよう。FF感覚で「イグナラ」みたいにしないよう注意。
- 言霊システムについてさらに詳しく知りたい人は、こちらでバッチリ解説してます。最強言霊とかそういうのを探している人は、当サイトのどこかにあるかも。
属性について
- ルドラの戦闘システムは一見するとシンプルなターン制バトルだが、実際には細かな要素が多数用意されている、テクニカルなものだ。
- バトルにおいて何よりも重要なのは属性の関係。言霊や敵の攻撃、武器防具には属性のついたものがある。モンスター自体もだいたい何らかの属性を持っている。
- 属性は全部で8つ。無と地を除く、火←→水、雷←→風、陽←→陰はそれぞれ対立関係にあり、攻撃属性が相手の防御属性と対立する属性ならダメージ2倍、同じ属性ならダメージ半減となる。
- つまり、戦闘を有利に進めたいなら武器と言霊は相手と逆の属性、防具は相手と同じ属性で挑めばいいわけだ。
- 武器防具の属性は装備画面で確認できる。武器は1つ、防具は4つ装備できるので、それぞれの装備の持つ属性をチェックしながら適切なセッティングを心がけよう。属性のある防具は弱いものでも売らずに取っておくのがポイント。
- 敵の属性は場所の雰囲気で判断したり(氷の山なら水、冥界なら陰など)、実際に戦闘して確かめることができる。ボスの前にはセーブポイントがあるので、敵の得意とする属性を確認したら一度やり直して準備するのも手だ。
- 別の対策として、特定の属性を軽減できる属性バリア言霊というのもある。一つ発見できれば、頭につける言葉を変えることによっていろいろな属性に対応可能。
- また、戦闘中の状態異常も属性が大いに関係している。その属性の異常(感電なら雷、汚染なら陰など)は、防具属性を合わせることによって予防することが可能なのだ。特に汚染は非常に厄介なので、陰属性防具は欠かさないようにしよう。一方で風属性の浮遊は地属性の攻撃を防いでくれる良性のものだが、同じ仕組みにより風防具があると浮遊できないので特定のボスの前では注意。
- 逆に、多くの状態異常は反属性の攻撃によって解除することもできる。仲間が凍結した際に弱い火の言霊で治す、なんてことも。同様に浮遊状態は雷属性によって解除されるので気をつけよう。
戦闘のテクニック
- その他、戦闘を有利に進めるためのさまざまな手段がルドラには存在している。
- キャラの隊列は、戦闘中にYボタンでいつでも変えることができる。このいつでもというのが重要で、後列にいるとお互いの物理攻撃が弱くなるが、物理キャラでも回復する際には後列に下げる、敵が大技を使う際は下げるなど、随時隊列を切り替えることでダメージをかなり減らすことができる。
- また「ぼうぎょ」も単なる防御ではなく、他のキャラを防御すると攻撃をかばえる他、戦士系のキャラは防御した次のターンの攻撃はダメージが2倍になる。これはすなわち、後列で防御→前列で攻撃を繰り返すだけで与えるダメージはそのままに、受けるダメージを減らせることを意味する。
- 戦闘画面右下の白い丸はキャラクターの行動順で、Xボタンで任意に入れ替えることができる。これを利用して、同ターン内でキャラを復活させてから回復する、全体攻撃を先に使う、殴る前に攻撃アップをかけるなどの戦術が考えられる。
- 逃げたい時はコマンド入力中に左か右キー。脱出言霊は確実に戦闘から逃げられるのでおすすめ。
- 敵の動作やセリフに注目。何かしゃべった後や妙な動きをしている時は、次のターンに強力な攻撃をやってくる可能性が高い。ここは一旦後列に下がるか、防御でしのいだほうが被害が少ないかもしれない。
- パーティーメンバーにはそれぞれ向き不向きがある。シオン、ソーク、ガーライルは上述のタメ攻撃ができ、防御した際の効果が高い。フォクシー、レギン、ピピンは素早さを生かしての補助やアイテム使用に適している。他のメンバーはかしこさとMPが高い魔法使いタイプだが、実はさらに隠しパラメーターのやさしさによって役割分担がなされている。ラミレス、ロロ、リザは残りの3人よりやさしさが高く、回復言霊の効果が高くなっているのだ。よって回復はこの3人に、攻撃言霊はテュール、サーレント、マリーナに任せると効果的に戦える。
- ルドラには再ターゲット補正というものがあり、物理・言霊どちらでも単体攻撃の対象が同ターンに先に倒されると、別の敵へのダメージは0.75倍になる。細かいことだが、行動順に注意して同じ敵を攻撃しないようにすると多少効率が良くなる。
アイテム入手・活用法
- 他のカスタマイズ要素が少ないだけに、ルドラでは武器や防具、道具がとっても大事。
- アイテム集めに関して。宝箱は別の主人公が開けてもなくなることはない。その主人公にとって用のないダンジョンでも、探索すればアイテムは手に入るわけだ。一方で色のついた宝箱は各主人公専用なので、中身は一つしか取れない。
- 上に時計の針があって開かない扉は、ストーリーが進行すると入れるようになる。鐘が鳴るたびに針が進んでいき、12時になると以後は開くという仕組みだ。
- 上でも書いたが、属性のついた装備類、特に防具はなるべく売らないようにしよう。きっとどこかのボス戦で役に立つはず。
- ザコ敵が結構いい装備を落とすこともある。代表的なのはアクシスナイトのアクシスシールドや、サーレントの章開始時から戦えるペイモンのレッドイーグル。
- 見落としやすいアイテムについてはアイテムのページで入手場所を解説しているので、参考までに。
- 4つめの章は、メインキャラの装備品と、最後にクリアしたパーティーの持っていたアイテムを引き継げる。この章では買い物の機会がほぼないので、属性つき装備の多い章を最後にすると楽。おすすめはサーレントかリザ。
- アイテムの利用法について。遠距離武器は、見た目通り後列からでも威力が落ちない。弓や銃を持ったキャラはずっと後列でもいいだろう。飛び道具と杖はダメージが賢さ依存なので、能力アップをかける際には注意。
- 一部の武器は特定の種類の敵へのダメージが増える。共通なのは銃が巨人、弓・ボウガンが飛ぶもの、ムチが獣類、槍が水棲類、爪が人間に効果大という特性。その他、マシンガンのダスク909などは多数の特効を持っているので、いろんな敵に大ダメージを与えられる。またアポカリプスはルドラ特効のため、ボス戦でとても役に立つ。
- 武器の中には、装備した際にステータスのつよさが2倍加算されるものがある。これはレベルが上がれば上がるほど攻撃力も増すということなので、最初は弱くてもいずれ他の武器を抜く。ほうちょうがその代表格。
- 次に防具について。戦士用の鎧や盾は素早さが落ちる。一方で靴類は素早さが上がるので、うまく行動順を調整しよう。
- 盾は、両手持ちの武器(両手剣、槍、爪、弓、ボウガン、銃)と同時には持てない。攻撃力も大事だが属性防御がしづらくなるので、装備の組み合わせを工夫しよう。
- 誰でも装備できる帽子やアクセサリで、属性つきのものは役に立つ。特にロジカルキャップ、ムーンリング、アクアリングはどの章でも属性調節に重宝するので、見かけたら確保しておこう。
- 回復アイテムは、ボス戦でたくさん必要になるため、普段から多めに持っておこう。ステータスアップアイテムのリーフ系は戦闘中に使えば回復もできる。
迷った、詰まった時のヒント
- 操作キャラを切り替えることが可能なため、その章で何をすべきだったかを忘れやすいこの作品。
- もし目的地を見失ったら、進行チャートと現在の日付を照らし合わせて行く先を調べることが可能。
- 行きたい地名はわかったけど、どこにあるの?という人のために、ワールドマップを用意したのでこちらもチェック。
- その他、特に迷いやすいのはサーレントの章のラゴウ石集めだろう。正解ルートは言霊山で巨人族、冥界で人間族の石を入手した後で氷山でダナンの石をもらい、トール火山から砂漠に行けばいい。
- リザの章9日目のバイオタンクも、何度もやり直しになる人が多いかもしれない。注意しなければいけないのは、このバイオタンクはすでに「世界を自分の手に入れたい場合」で動いているということだ。そのことを踏まえて、ソドムの廃城にある操作方法をもう一度読み直してみよう。
- ボスに勝てない!という場合は、まずは相手の攻撃の属性を見きわめて、防具や言霊で対策を立てるのが大事。マグマっぽい攻撃は火ではなく地属性なので注意。地属性はどれも強烈なので、早めに浮遊言霊を用意しておくといい。
- おそらく一番詰みやすいのが、シオンの章ラスボス。長丁場なのと、バトル終盤の攻撃が強烈すぎるのが主な理由だろう。攻略のコツとしては、防具は水・陰でそろえることと、呼び出された敵のほうを先に倒すこと。陰バリアも有効だが、ダークネスエイジは防げないので防具を陰属性にしよう。
- サーレントの章はラズムが最大の壁。後列で物理を軽減するのと、風属性の防具を外すのが大事。章ラスボスは属性さえわかれば問題ないはずだが、ある条件を満たすと必敗戦闘となるので、そうなったら素直に負けるしかない。
- リザの章はボスが全体的に強め。シヴァイザンCは後列で耐え、ソーマとの連戦は防具属性を風にするか、あるいは属性なしで挑むのがいい。
- 最終章のラスボスも当然ながら相当な強敵で、十分な回復・補助言霊と、適切な属性の装備を用意しないと勝てないだろう。後半は全体物理攻撃がメインなので物理防御を上げるのが重要。どうしても勝てなかったら近くでオズリックを狩ってレベルを上げよう。
クリアしたけど…
- 首尾よくエンディングを迎えられた人へ。上で書いたように、たとえクリアしてもストーリーはよくわからなかったかもしれない。もう一度プレイしてみると、一回目ではわからなかった物語の繋がりが実によく理解できるはずなので、再プレイをおすすめする。
- 残念ながら、ルドラにはクリア後のおまけ要素や、周回プレイといったものはない。しかし、覚えた言霊は自由に次周に持ち越すことができるので、事実上の引き継ぎプレイができるわけだ。はじめは苦労したボスも、言霊がパワーアップした今となっては、意外なほど楽に倒せたりするはず。
- 他にも、1周目で取り逃したアイテムや、見逃したイベントもきっとあるはず。バルキリーは入手した?ブルーホーンは倒した?おじぞう様に願い事はした?
- さらなるチャレンジがしたい人向けに、本作にはザコ敵との遭遇がなくなるウラルドラモードが存在している。こちらは言霊の実力がものを言うので、腕に自信がある人は挑んでみよう。
- ルドラは明らかになっていないこともまだ多く、プレイヤー次第で遊び方も無限大。自分のやり方で好きなようにルドラ世界を楽しもう。