METAL MAXとは?
モンスターハンターである主人公が、戦車に乗ってモンスターや賞金首を倒していき、世界最強のモンスターハンターとなるのが目的。
敵と戦って得た金で戦車の装備を買ったり、戦車を改造したりができる。
途中でメカニックとソルジャーが仲間になり、それぞれ戦車の修理ができる、白兵戦に強いという特技を持っている。
METAL MAXの面白いところ
- この世界では、何をやっても自由。賞金首だって倒さなくてもよい、というのがほとんど。
イベントもどんな順番でこなしてもいいし、無視してもいい。
- 一般的な剣と魔法のRPGを皮肉っているようなところが所々に見られる。
(会心の一発!とか、ドクターミンチとか。あとCMも相当そんな感じだったらしい)
- 町の人は最低限のセリフを機械的に話すのではなく、生活観のある生きたセリフをしゃべってくれる。
「しんぼうしてたがやせば、荒れ果てた土地にもみのりの季節はくるもんだなや。」
「やつらはクズさ!人間のきたないこころにわくうじむしだ!」
- ラスボスがケタ違いに強いのも魅力の一つ。
ラスボスまで行くときに大体SPは2000。敵は1ターンに2回攻撃、1回で全体に800ぐらい与えてくる。はどうほうとかビッグバーンなんかメじゃないよ。
METAL MAXの問題点
このゲームに欠点を見つけ出すことは出来ない。それほどどれもしっかりした作りになっている。
強いて言うならばMMRになってフリーザの町の音楽がメタリックシェイカーからダンジョンダンスに変わってしまったぐらいだろうか。
METAL MAX三部作
METAL MAX(FC) ファミコン時代の後期に発売されたこの作品。
ファミコンとしては非常に高機能で、親切なRPGだった。特に音楽は、リターンズよりいいと思う。
METAL MAX2(SFC)1よりストーリー性を重視し、倒さなければいけない賞金首も出てきた。
飛び交う辛辣なセリフや、感動的なイベントが印象に残る。「R」とどちらがいいかは決めがたい内容である。
METAL MAX RETURNS(SFC)ファミコン版のリメイク。
だが単なるリメイクではなく、賞金首、アイテムが大幅に増え、戦闘では多彩なアニメーションが見られる。
シリーズ三作のなかでは最も安定している作品といえる。