アクトなロゴ

クインテット初のスーパーファミコンの作品。プレイヤーは「カミ」となって魔王サタンの手から地上を取り戻すのが目的で、アクションステージで敵を倒すと、クリエイションモードになって人々を育てる(?)ことができる。
このアクションモードの難易度がかなり高めで、レベルが上がっていても苦労するが、動きのパターンを掴めば、面白いように進むようになる。さらに、途中から一撃必殺の魔法を使えるようになるので、エンディングまでは問題なく進むと思う。しかし、エンディング後に出現するスペシャルモードは激ムズで、ノーダメージで進むことを徹底しないと、まずクリアはできない。
このちょうどいい難易度が、休憩のクリエイションモードと順番に繰り返されて、非常にバランスが良くなっている。グラフィック、音楽もスーファミ初期のものとは思えない出来で、ピラミッドのアヌビス、火山の天燈鬼など雰囲気がよく出ている。

アクトレイザー アクションステージ攻略

各ステージの総合的な難易度を星で表した。
★☆☆☆☆これが最も易しく、★★★★★星五つが最難関。攻略の参考にどうぞ。
モンスターの名前はイメージでつけた勝手なものを使用しているので、正式名称だと思って信じないように。

フィルモア ACT1★☆☆☆☆

最初のステージということもあって、手ごわい敵もいなく、トラップで即死することもない。途中の中ボス、トレン太くんも耐久力が非常に低く、3回斬れば倒せる。

ボスのケンタウロスナイトは馬上槍(?)を構えて突進、槍の先から落雷の2通りの攻撃方法で攻めてくる。突進はしゃがんで、雷は離れていればかわせる。無敵になっているときがあるので、離れていて雷をかわしてから近づいて斬る。という方法がいいだろう。多少食らっても問題なし。

ACT2★★☆☆☆

ここの地面からはやたらとトゲが出ている。トゲに触るとロックマンのごとく即死するので、うまく回避できるようにしよう。ルートは上と下があるが、下はトゲだらけなので多少敵が多いが上ルートがいいだろう。両ルートが合流するところで中ボスと対決することになる。後半は、転がるピンク球と芋虫、スカルガーダーの中を上に登っていくことになるが、その直後にHP全快リンゴがあるので無理して進んでもかまわない。

ここのボスはワータウロス。よくミノタウロスという表現を聞くが、あれは「ミノス王の牛」という意味で、ダイダロスの作った迷宮に住んでいたものをさす固有名詞なので全てを全てその名で呼ぶわけにはいけない。ちなみにワーウルフとかの「ワー」は人間という意味らしい。つまり牛人間。もっと言うと牛鬼。おっと、余計な部分が長くなってしまった。話を攻略に戻すと、奴のパターンは画面外まで飛び上がる→プレイヤーの真上に落ちる→斧を投げるの単純な攻撃。が、両方をかわすのはなかなかむずいので、斧は無視して切りつづけても勝てる。

ブラッドプール ACT1★★☆☆☆

石投げホビットや、ソルランガーのブーメランに気をつけながら進んでいく。ステージは短いので、すぐボスまでたどり着けるだろう。池に落ちないように。

ボスのキマイラは3段ある足場を飛び移りながら炎を吐いてくる。片側で待ち、こっちに来たときだけ斬る戦法だとダメージはほとんど食らわないが、時間が無くなりかねないので、ひたすら追いかけて倒すやり方でもいいだろう。

ACT2★★☆☆☆

城の中を進む。ここでは耐久力が高く、しゃがんでもかわせない弾を打ってくるガーゴイル像に注意。弾が飛んでくるタイミングを覚えて、ジャンプで避けるようにしよう。

ボスは(ドラキュラ+ワーウルフ)÷2。ワープ→3方向弾→落雷を前、中、後に放つの繰り返し。遠くで3方向弾を避け、1発目の雷が落ちたあとに近づいて斬るパターンが安全でいいだろう。体力を半分まで減らすと、ワーウルフの名の通り狼男に変身する。そうなると速いスピードで画面端を行き来するようになり、手強いので地面から離れる前に連続攻撃で倒してしまおう。

カサンドラ ACT1★★★★☆

序盤の砂漠では、火の粉を落としてくるフライングアイが厄介で、無視して進もうとしても追いかけてくるので、うまくジャンプ切りをして早めに倒すようにしよう。前半はやたらとHPが減りやすいが、後半は落下さえしなければOK。スカイパ・ビル・サグは出現したらすぐに倒すのがベター。

ボスはデザートトラップ。アリ地獄の底にいて、岩飛ばしと挟み込みで攻撃してくる。岩飛ばしは間に入ればかわせるが、地面が平らでないため挟み込みをかわすのは難しい。できるだけHPを残して挑み、速攻で倒すようにしよう。

ACT2★★★☆☆

ピラミッドのステージ。気をつけなければいけないのは、矢を放ってくる壁ファラオ。矢は攻撃で壊せるのでガーゴイル像ほど苦労しないと思うが、攻撃の間隔、矢のスピードが速めになっている。ボス戦でも出てくるのでこいつの動きを掴んでしまおう。他にも絶妙な間合いで攻撃してくるホルスナイトにも気をつける。こいつとのかけひきは非常に楽しい。飛び道具も使ってくるエリートホルスナイトはかなりの強敵なので速攻で倒す。

ボスの大ファラオは、空中を飛ぶ→プレイヤーの真上に落ちる→地面と平行に飛ぶ弾を発射→弾が壁に接触すると壁ファラオ発生のパターンで攻撃してくる。この時注意しなければいけないのが、壁ファラオの矢。画面外からでも飛んでくるので、発生したらさっさと倒してしまうのがよい。それさえわかっていればノーダメージで倒すことが出来るほどの弱いボスである。ちなみにでかいので星屑の魔法が非常に有効。

アイトス ACT1★★★☆☆

妙に和風のステージ。序盤に、鳥が支えるリフトに乗って飛ぶところがある。ここではいろいろな敵が攻撃してくるが、最も厄介なのが、空間固定骸骨。何もしてこないのだが、破壊不能で、ぶつかると落ちてしまう位置にいるので、うまくジャンプでかわしていくしかない。垂直ジャンプの性質をうまく利用しないと突破は難しい。

ボスは蛟(みづち)。動きが素早く、魔法が当たりにくいが、直前にある衝撃破のアイテムさえ取れば遠くから連射しているだけで勝ててしまう。

ACT2★★☆☆☆

火山内部のステージ。一言でいうと、楽勝。敵も耐久力が低いものが多いので、そう苦労はしないはず。必見なのは大和魂を持った骸骨。こちらが近づくと、ぴょんぴょん跳んで逃げていく。でも弱い。

ボスは火炎車。相手が下段にいるなら転がる→台の上にいるならジャンプして弾をばらまくのパターン。右から2番目の足場の下・左側で待ち、右下に来たら上段に上がりつつ斬り、右上に来たら下に降りるのパターンにはめれば楽勝。

マラーナ ACT1★★★★★

手強い敵が多い。石投げホビットのパワーアップ版とも言えるネイティヴ・ホビット、矢を飛ばしたり飛びかかってくるトーテムポール、そして一番の難敵は顔無し魔人。射程の長い槍で突いてきて、攻撃中は無敵なので強引に倒そうとすると大ダメージをもらってしまう。ここは落ち着いて、槍攻撃を垂直ジャンプで避け、敵が遠ざかるので攻撃、のパターンで倒そう。

ここ、マラーナACT1のボス、クロウケルプはアクトレイザー最強の名も高いボス。ダメージを与えづらく、星屑の魔法もほとんど効かない。まずはパターンを完璧に覚えてしまおう。
右端にボスはいる。そこから一定時間だけ本体が姿を現す。短い時間しか攻撃できないので、どうしても長期戦になってしまう。敵の攻撃は、地面に沿って動く触手。プレイヤーに近づくと、しばらく左右に伸びて攻撃をする。そして、右端の本体から一定時間ごとに胞子を出してくる。胞子がプレイヤーに接近すると、空中で停止し、上下左右に触手が伸びる。この胞子は破壊できる。
攻略法としては、触手を左におびき寄せて、上を飛び越え、素早く本体を攻撃し、触手が近づいたらまたジャンプで左に逃げるを繰り返せばよい。胞子は出現した瞬間に斬る。とりあえずこの流れをつかんで、慣れてきたら左で触手を待つとき、ジャンプして胞子を上段に出現させる、本体を攻撃している間に触手が来たら少し近づいて足止めする、などの工夫を加えるといいだろう。どの道一回で倒すのは無理である。

ACT2★★★☆☆

寺院内部を進む。途中、道が右と左に分かれる。右はトゲが多く、1UPがある。左は敵が沢山出てくる。どちらがいいともいえないので、好きなほうへ行こう。ステージ自体が短いので、すぐにボスまでたどり着けるだろう。
ザコはスーパー即身仏やプチケツァルカルトルなど愉快な奴が多くてなかなか楽しめる。

ボスは天魔ラーヴァナ。こいつの正式名称はカーリアというらしいが、カーリアはナーガ族なので下半身が蛇であるはずなのでこのネーミングはなんともいえない。さらにこいつは手にヴァジュラを持っていて、ヴァジュラといえばインドラなのだが、さすがに神でも神話の最高神と戦うのはマズいので、邪教ということで同じインド神話の悪神ラーヴァナから名前をもらうことにした。また文が脇道にそれたので戻すと、奴は空中にいるのだが、大ファラオと違う点は剣での攻撃が当たらないところ。よって、降りてくるのを待つか、こちらが上がっていくしかない。攻撃は、手にした杖からのビーム、トゲを出しての落下、吊り天井を落とすの3つ。ビームは距離をとってかわし、落下は離れていれば当たらず、吊り天井は手の動きを見て素早く避ける。こちらの攻撃のチャンスは落下と吊り天井だが、落下した後は左右に動きながら上がっていくのでダメージをよく受ける。吊り天井をかわしてそれに乗って攻撃するのがいいだろう。吊り天井攻撃はプレイヤーが吊り天井の真下にいるとよくやってくる。あるならばオーラの魔法を落ちてきたところに使うとほぼ瞬殺できる。

ノースウォール ACT1★★★☆☆

トゲによる死亡が多いステージ。特にトゲの向こうにガーゴイル像があるときは多少無理をしてでも一気に通り抜けよう。後半のそりに乗って進むところは、途中を上に行くと1UPがあるが、その手前でそりにのろうとすると即死するので注意しよう。

ボスはフライング上半身。空を飛んで非常に厄介な弾を数発放ったあと、地面に沿って飛んで謎の停止をする、というパターン。
非常に厄介な弾は敵から真下に飛ぶのだが、弾が水面に接触すると水しぶきが起こり、それの攻撃判定の有効時間がやたらと長いのでかわすのに苦労する。謎の停止はほんとに謎。ノーダメージで倒すのは厳しいが、ボスとしてはかなり弱い。

ACT2★★★★☆

音楽がかっこいい世界樹のステージ。ここは、最後のアクションステージだけあって、非常に難しくできている。敵はパワーアップしたフロストジャイアントや背景に見せかけて触るとダメージを受け、密かに胞子も飛ばしてくるスプリッツァーなど厄介なやつがそろっている。ここの難所は木の内部と枝をわたっていく中盤で、非常にダメージが溜まりやすい。最後のシャボン玉渡りは、一つのシャボン玉の上でジャンプしまくれば勝手に上に運んでくれる。

ボスはアイシードラゴン。前回のボスのような体当たりと氷の粒が飛び散るブレスで攻撃してくる。体当たりは下がって、ブレスは真下にいてかわすのがよい。

デスヘイム

最後はボスラッシュ。今までにACT2で戦ってきたボスが次々と登場する。それらのボスは一部がパワーアップしているが、所詮ACT2のボスなので大した敵ではない。今までの復讐復習のつもりで軽く倒そう。
各ボスのポイントは、

ワータウロス★★☆☆☆

落下にギリギリ当たるように立ち位置をずらし、接触して吹き飛ばされたら切りまくると最少のダメージで勝てる。

ドラキュラ狼男★★★☆☆

一番下の足場に出たときに切りまくる。変身したら速攻で。

大ファラオ★★☆☆☆

バックジャンプ切りをうまく使ってダメージを与える。魔法を使おう。

火車★☆☆☆☆

弾が速いが、全く問題なし。パターンにはめる。

ラーヴァナ★★☆☆☆

吊り天井に乗って攻撃。オーラの魔法はここで。

アイシードラゴン★★★☆☆

ブレスのときを狙う。魔法を全て使いきる。

最終ボス★★★☆☆←弱っ!

ラストは魔王サタン。ちなみに最近は魔王サタンという名前は廃れてきているので「大天使サタン」にするのがGOOD。ここでプレイヤーは以後のクインテットソフトのお約束とも言える、剣から衝撃破が出せるようになる。
第一段階は、流星を降らす→落ちてきて波打つ弾を放つのパターン。落ちてきたところを少し離れて斬ろう。HPは高いが、こちらの攻撃力が妙に高いのですぐ終わる。
変身後は、上下から追尾する弾を3発→チャージして放つ弾→プレイヤーを追いかける赤と青の光を2×2発のパターン。追尾弾は前方にジャンプしてかわし、チャージしている間にダメージを与え、チャージ弾はしゃがんでかわす。光を発射する攻撃は、ほっておくと追尾弾やチャージ弾のときに邪魔をするので、できるだけ早めに倒す。1回目の青、2回目の赤は出現した瞬間に倒すといいだろう。

魔王サタンを倒すと、無事にエンディングになり、スペシャルモードが出現し、地獄の日々を送ることになる。お疲れ様。(ちっともおつかれさまじゃない。

スペシャルモード攻略はこちらからどうぞ。

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おかえりなさい。きさま。
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